あなたはどのタイプ?唇のお悩み別「マイナス5歳」メイクをプロが解説
2020/05/30
唇が薄い、唇が分厚い、口自体が小さい、口が大きい、あるいは色が悪い…など、口元に関する悩みは人それぞれ。そこでここでは、唇のタイプ別、オススメのメイクテクニックについて、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんにお聞きしました。
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
口元は意外と見られている!?
口元は思っている以上に人に見られている箇所です。喋っているときに動く箇所なので、目がいきやすいんですね。だからこそ、最適なメイクをすることで若見えを目指せる箇所でもありますよ!唇の特徴別、オススメのメイクテクニックをお教えしますので、ぜひ実践してみてくださいね。
唇が薄い人
年齢とともに唇は痩せてきます。薄いのが気になるかたは、リップライナーを使って、自分の唇の輪郭よりも少し大きめに、ふっくらと丸みのある感じのラインを描いてあげましょう。
唇が分厚い人
逆に、唇の分厚さが気になる方は、ベージュのリップライナーなどを用いて、唇のラインの色味を消してあげましょう。輪郭のカーブが強いと分厚く見えるので、できるだけ平行ぎみにするように意識するとよいですね。とくに上唇の真ん中の山部分、そして下唇の真ん中部分を消すように意識してみて!
口が小さい人
口が小さめの方は、口角部分を1mmほどでよいので、気持ちオーバーぎみに描いてみて!リップライナーを使ってきっちり描くとよいですよ。
口が大きい人
パーツが大きいと他のトラブルも隠せるし、顔も小さく見えるので、口が大きいのはよいことだと思います。だけどやっぱり気になる…というかたは、輪郭をはっきり描かず、曖昧にしましょう。ベージュのリップライナーやコンシーラーペンシルなどで輪郭を消してあげましょう。
またリップは、主張しすぎる色は避けたほうがよいですね。指でトントンと色味をのせてあげると、つきすぎることもないのでオススメです。
唇の色が悪い人
唇の色が悪いからと、濃い色の口紅でごまかそうとするのはNGです。元の唇の色と混ざって上手く発色せず、汚い色になってしまいますよ。リップクリームで整えた後、リップコンシーラーやファンデーションで一度色味を消しましょう。
また週1回~10日に一度ほど、シュガースクラブをしてあげるのもよいですね。表面を整えてあげることで、明るくふっくらとなりますよ。ただし、ピリッとしたり、頻繁にやるのはNGです。
縦ジワが気になる人
唇の色が悪いかたの場合、縦ジワが入ってしまっていることも多いです。高保湿のリップクリームやリップバーム、リップ下地やリップパックなどを取り入れて、とにかく保湿を心がけましょう!