パサつく40代の救世主「オイル」と仲良くなる方法

2019/11/11

そろそろ乾燥が気になる季節。特に、季節の変わり目は肌の不調を訴える人が急増します。「なんだか乾燥する」「肌に元気がない……」「最近くすみがち」。アラフォーを迎えて、そんな肌変化に戸惑いを覚えたらオイルでのマルチなケアを始めてみませんか?油分を与えることで、肌が元気に生まれ変わります。

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<監修>
鵜飼香子さん
美容ジャーナリスト 。美容雑誌の編集を経て、独立。2児の母として、時短スキンケアなどユニークかつ効果的な独自の美容法を提案。ご自身は、3日に1本のオイルを使い切ることもあったというほど、オイルマニア。

マイオイルが1本あれば、肌も髪もお手入れできる

40代が近づくと肌のつなぎ部分である油分が減ってきます。そのため、なめらかさやツヤやかさが失われてしまいがち。けれど、その不足した油分をオイルで補ってあげれば、潤いや弾力をキープでき、シミやシワを防ぐ効果も。

そう、アラフォーの肌悩みには、オイルが必要なんです。それに、オイル1本あれば、メイク落としや保湿、ヘアやボディのケアまで、あらゆるお手入れが可能!忙しいときや旅先でも、とっても頼りになる存在ですよ。

全身に使えるオイルはどう選ぶ?いつ使う?

オイルは、選び方も使い方も実はとっても簡単なんです。オイルはベタつくから苦手……。そんな苦手意識を持っている人こそ、使ってみてください。

1:初心者さんには「サラサラ質感のオイル」が使いやすい

用意したいのは、重たさを感じないサラッとした質感の美容液オイル。肌や髪、ボディのお手入れを1本で完了でき、ふだんのスキンケアやメイクの邪魔をすることなく〝影武者的な〞働きをしてベタつく心配もありません。

(右から)
【A】高精製の100%スクワラン配合。肌にスーッとなじんで浸透。ベタつかない使用感で発売以来、大ヒットのロングセラー。「ハーバー 高品位『スクワラン』」(30ml)¥2,500/ハーバー研究所

【B】白ゆりオイルと純白花エキスをブレンドした2層式のオーガニックオイル。トーンアップした明るい肌に。「ネクターブラン ウォーターオイル デュオ」(50ml)¥4,000/メルヴィータジャポン

【C】みずみずしい質感の2層オイル。肌をほぐしながら潤い、ツヤ、透明感をよみがえらせる。「フィトチューン オイル シェイカー」(48ml)¥5,000/コスメデコルテ

【D】ホホバの種子からしぼったオイルを精製。サラッとなじんでのびがよく、保湿ケアだけではなくマッサージにもぴったり。ポンプ式だから使いやすさも抜群。「ホホバオイル」(200ml)¥2,264/無印良品 銀座

※オイルの中には、全身に使用できない物もあります。用法をご確認のうえご使用ください。

2:化粧水前になじませればもっちり肌になれる

オイルの効果を最も実感できるのが、洗顔後すぐ、ブースターとして使う方法。乾燥してこわばった肌をやさしくほぐしながらもっちりに整え、次に使うスキンケアの浸透を高めます。

3:全顔なら100円玉大 、頬だけなら1円玉大が目安

オイルの量がたりないと効果も半減。やや多いかなと思うくらいの量を意識。顔全体のスキンケアなら100円玉大。頬にツヤを出したいときは1円玉大を目安になじませるのが正解。

▲100円玉大

▲1円玉大

4:肌悩みに合わせて塗り方を変える

◎シワには「開いて塗る」

目尻などの深いシワは、チョキの指でのばし広げてから、シワの溝にオイルをしっかり届かせるのが大切。指の腹でトントンと塗り込むことで、シワが定着するのを防ぎます。

◎ヒリつく肌には「包み塗り」

肌が揺らいでいるときは、やさしく、繊細に扱うのが鉄則。オイルをなじませたら手のひらでそっと包み込むように温感浸透を。ほのかな温熱効果で内側からふっくらと!

◎シミには「とどめ塗り」

ポツンとできたシミは、ピンポイントで狙い撃ち。指先にオイルをつけ、ピタッと密着させるようになじませて。紫外線ダメージに働きかけるアルガンオイルならより効果的。

◎カサつく肌には「ほぐし塗り」

潤いを受けつけないほど乾いているときは、オイルを顔全体に塗布。さらに指先で頬の肉をつまみ、内側から外側へ向けて皮膚のこわばりをほぐしながらオイルを浸透させて。

◎ベタつきは 「ティッシュオフ」で即解決

最後にティッシュペーパーを三角形に折り、顔半分に当てなでるように余分な油をオフ。その際、こするのは厳禁。そっと押さえる感覚でOK。

Have a try!

□全身に使えるサラっとした質感のオイルを選んでみる
□化粧水前にオイルを肌になじませる
□悩みに合わせて塗り方を変える

参照:『サンキュ!』11月号「パサつく40代はオイルを使いなさい!」より。掲載している情報は19年9月現在のものです。

監修/鵜飼香子 撮影/天日恵美子 構成・文/轟木あずさ 編集/サンキュ!編集部

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