今年も解禁!秋の風物詩「ボジョレーヌーボー」とあう意外な和食料理とは
2022/11/21
毎年11月第3木曜日に解禁されるボジョレーヌーボー。
今年2022年は11月17日が解禁日です。
今や日本でも秋の風物詩の一つとなったボジョレーヌーボーは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレーという地区で造られる新酒のことで、赤ワインとロゼワインの2種類があります。
今回は、ボジョレーヌーボーと相性がよい意外な和食料理を3つご紹介します!
1.おでん
私のイチ押しは、おでん。
びっくりされるかもしれませんが、ちゃんと理由があります。
ワインは本来、年を経るごとに味わいを増していく飲み物。
つまり新酒であるボジョレーヌーボーは、ワインのなかでもかなりカジュアルなタイプなのです。
そのため、伝統的なフレンチのように何十時間も煮込まれた重めの料理より、おでんくらいカジュアルな料理の方が相性がよいのです。
2.きのこ料理
きのこはもともとワインと相性のよい食材。
そして、基本的にフランスではお酒と食べ物の素材の旬を合わせる傾向があります。
そのため、秋の味覚であるきのこはボジョレーヌーボーの相方に適任。
ほかにも旬野菜であるさつまいもやかぶ、白菜などもおすすめです。
3.鶏肉料理
赤ワインはやっぱりお肉といっしょに…という人も多いはず。
その場合、ボジョレーヌーボーのような軽めのワインと合わせるには、牛肉や豚肉より鶏肉がおすすめ。
調理法も唐揚げのようにこってりしたものより、トマト煮などのさっぱりした料理がよく合います。
さきほどご紹介したきのこといっしょに、鍋物にするのもよさそうですね。
最終的には…好きなものがおすすめ
今回はボジョレーヌーボーにあう料理をご紹介してきましたが、もともとカジュアルなワインなので、いろいろと考えるのは苦手!という場合は、こまかいことは考えずに好きなものを合わせてOK。
好みのおかずやおつまみといっしょに、ぜひフレッシュなワインを楽しんでください。
◆この記事を書いたのは・・・植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。
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