乾きにくい、ニオイが気になる……など、部屋干しには悩みがつきもの。そこで家事代行サービスを展開する「カジタク」に所属の山口奈穂子さんに、部屋干しでやってはいけないコトを教えてもらいました。
■教えてくれたのは・・・山口奈穂子さん
カジタクに所属する、予約半年待ちの「片づけ名人」。定期家事代行、整理収納サービスの経験を活かし現在は新人スタッフの教育を行うトレーナーも担当。整理収納アドバイザー1級ほか、整理収納の資格を多数保有している。
部屋干しでやってはダメ1:1度に大量の洗濯はNG

部屋干しでは、干すスペースが限られています。洗濯ものが増えれば増えるほど、洗濯ものどうしが近づいてしまいます。すると風通しが悪くなり、乾きが遅くなってしまうことに。梅雨の時期など、部屋干しの機会が多いときは、意識して洗う量を減らすようにしましょう。いつもより少な目の洗濯ものでも、こまめに洗濯機を回して、しっかり乾かしていくのがコツです。
部屋干しでやってはダメ2:大判で厚地のバスタオルはNG

大判で厚地のバスタオルは、ホテルのようでとても豊かな気持ちにしてくれますが、部屋干しにはふさわしくありません。バスタオルが大判で厚地だと、乾くまでに時間がかかってしまいます。梅雨の時期などは、コンパクトで乾きやすいタオルを使うようにしましょう。
部屋干しでやってはダメ3:カーテンレールに干すのはNG
部屋干しのときに、カーテンレールにハンガーをかける人は多いかもしれません。しかし、カーテンレールは洗濯ものを干すのには向いていません。窓際は、湿気がたまりやすく洗濯ものがあまり乾かないからです。
部屋干しでは「密集させない」「空気の流れ」を意識!

部屋干しで大切なのは、雑菌が繁殖する前にできるだけ早く乾かすこと。そのためには、洗濯ものを密集させず、扇風機やサーキュレーターで室内に空気の流れをつくりましょう。加えて、乾燥器や除湿機で部屋の湿度を下げれば、乾きにくい&ニオイといった悩みも解消されますよ。
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