まだ早い?1歳からできるお手伝いと本当のメリット

2021/11/15

こんにちは!ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターの木村みずきです。

子どもの「お手伝い」は、親にも子どもにもメリットがたくさんあります。今回は、まだお手伝い要員に入っていない1歳児からできる、はじめの一歩をご紹介したいと思います。

子どもの「お手伝いモード」を逃さないで

1〜2歳にやってくる、自分で何でもやりたい時期。

お手伝いが子育てに良いのはわかるけど…手とり足とり教えるなんて大変!ですよね。私も上の子の時は「今日は急いでいるから、また今度ね」なんてつい流してしまうことが多々ありました。

でもちょっと待って!そのまま子どもが大きくなったときに「もう◯歳なんだからできるでしょ」なんて急に言ってもまずできません。(そしてもうやってくれない…!)

実は子どもから発信した「じぶんで」はお手伝いを始めるベストタイミングなんです。いつもよりちょっとだけ手と口を引っ込めて、どうか見守ってあげて!

できた!嬉しい!をお手伝いにしよう

はじめの一歩はまず、お手伝い「してもらいたいこと」ではなく「できそうなこと」をじっくり見極めてあげましょう。
ハードルを思いっきり下げることが長続きのコツ!

お子さんをよーく観察してみてください。小さくても得意なこと、興味のあることが見えてきますよ。

例えば、
・几帳面 →  タオルをたたむ、玄関の靴を整える
・きれい好き →  ティッシュ類の入替、鏡磨き
・勝負好き →  ゴミ拾い競争、本棚整理競争
・食いしん坊 →  お野菜洗い&カット
・甘えん坊 →  マッサージ
・活発 →  ゴミ捨て、お買い物の荷物持ち

いかがですか?ざっくり分けてもこれだけ出てきました。
これって自分のことだからお手伝いではないんじゃ?という内容でも入れてあげてOK!
(これについては別の機会にお話しますね)

ちなみに我が家の食いしん坊娘はフルーツサンドをひたすら作って3歳でかなりの腕前に!
几帳面な息子は2歳の時に「ねーね!おくつそろえてないよ!」としっかりお姉ちゃんにやらせていたり。もうしっかり個性が出ていますね。

お手伝いは子どもの心を満たす魔法

ここでつい「弟はしっかりしているのに、お姉ちゃんは…」なんて兄弟やお友だちと比べがちですが、それではお手伝いのメリットが丸つぶれなんです!

実は、お手伝いは子どもが元々持っている「認められたい」「価値があると思われたい」という心をしっかり満たしてくれるんです。

だから、今はフルーツサンドだけ作り続けていたっていいんです。靴が揃ってなくてもいいんです。(大丈夫、そのうち変わりますよ。)

どうか一人一人違う存在の「できる」を見てあげてほしい!
もし、どうしても比べたくなった時は「過去の」子どもと比べて「こんなにできるようになったね!」と認めてあげてくださいね。

小さくても家族の一員。
お客さまにお手伝いをお願いするのではなく、未来の大きな戦力に「おうちしごと」をお任せしてみませんか?

この記事を書いたのは・・・木村みずき

ライフオーガナイザー®︎(あたまとおうちのやさしい整理術)
「ママの幸せが家族の幸せをつくる」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在、コーチ・心理セラピストを目指して勉強中。

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