休校中のママを悩ます「兄弟ゲンカ」…くり返すうんざりは3ステップで打破!
2021/11/15
今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。
コロナ禍で家にいる時間が増える今、兄弟ゲンカが増える増える…!ケンカするほど仲が良いとは言うけれど、さすがに同じようなくり返しでは親がぐったりしてしまいますよね。
今回はそんなピンチを成長のチャンスに変えた我が家の3ステップについてお話します。
ステップ⒈ ルールを決めて見守る
我が家の子どもは春から小2女の子(7歳)と年少男の子(3歳)の2人。
お姉ちゃんが優しいので普段はそれほどケンカもしません。
ただ、弟が3歳とはいえ口が達者で気が強い!お姉ちゃんが泣かされることもしばしば。
(しかも上の子ってそれでも手加減しますよね…涙ぐましい…)
私のスタンスは基本あまり関わりたくないので知らん顔。ですが、最低限のルールだけは決めています。
【我が家のケンカルール】
・乱暴はしない
・モノを大切に扱わないのは×
・汚い言葉は使わない
・相手がやめてと言ったらやめる
・力でなんとかしようとしない
とりあえず、後は見守ります。(実際は見て見ぬフリに近い)
ステップ⒉ キーワードを見つけて気づかせる
ただ、ルールを守らないときや同じケンカを繰り返している時ってありますよね。
(また同じこと言ってるよ〜)聞いているこちらもなんだかモヤモヤ…
そんな時はちょっと盗み聞き!
「お互いどんなことが嫌なのかな?」と考えながら【キーワード】を探します。
我が家の今回のキーワードは『勝手に』でした。
しかもお互い同じことを言っている。お互いに勝手にされたことを嫌がっているのに気がついていません。
そこでようやく「集合!」と号令をかけます。
母:お〜派手にやってるね〜。でもさ、お母さんから見たら『2人とも同じことを嫌がっている』みたいだけど、何だかわかる?(クイズ風)
弟:ねーねがね、かってに〇〇をとってね、、、
姉:違うよ!ちゃんと聞いたよ!
母:そうなんだ。(弟は)何て言ってた?OKしてくれた?
姉:ん〜やだって言った。
母:(それでも取ったんかい!)
それじゃあ「勝手に」って言われるかもね。あなた(姉)は何が嫌だったの?
姉:〇〇で作ったものを(弟が)かってに取ったの。
<解説:弟のものを姉が勝手に取って工作し、それを弟が勝手に取ったという話>
(要はどっちもどっち)
母:勝手に取られたのが嫌だったんだね。あれ、弟は何が嫌だったんだっけ?
姉:(私が)かってに〇〇を取ったこと、、
母:そうか、2人とも同じ『勝手に取られた』ことが嫌なんだね。じゃあどうしたらお互い嫌じゃなくなるかな?
姉:・・・かってにとらない?
とまあ、なんともまどろっこしいのではありますが、ここは親の踏ん張りどころ!
同じケンカが繰り返されることのなくなる日々を夢見ながら、『本人が自分で気がついたと思えるように』声をかけていきます。
ここまでこれば御の字!ここだけ丁寧にやる!と決めれば、実は後々とっても楽。
ステップ⒊ 一緒に新ルールをつくる
あとはみんなで新ルールをつくりましょう!
「(嫌なことが)なくなるにはどんなことが必要?」
お互いの「言い分」を聞いて親がジャッジするのではなくて、自分も相手も嫌なことがなくなることをイメージさせて、それぞれの「アイディア」をきく。
こうしているうちにヒートアップしていた2人も落ち着くし、いつのまにか2人で「ケンカっていやだね。もうケンカはしないようにしよう!」なんて平和条約を結んでいました。
いつもこんな風にめでたしめでたし!ではないかもしれない。魔法のように効くテクニックでもないかもしれない。
でも、少なくとも自分たちで考えて解決しようとする力はきっと一生もの。
まあ実は親が見ていないところで子供たちは勝手にケンカして勝手に解決しているので、たま〜に「んん?」と思ったときにでも、やってみる価値はありますよ。
とはいえやっぱり平和が一番。皆さん、物理的にも精神的にも風通しを良くして、素敵なおうち時間をお過ごしくださいね。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。