教育費の概念。

【奨学金白書】子ども3人で学資保険と貯金だけでは足りなかった!わたしがやったこと

2021/11/15

きょうだいがいると学資保険だけでは足りない!そんなとき頼りになる制度の1つが「奨学金」。大学院進学や家のリフォーム、さまざまな事態を乗り越え3人の子どもを進学させた実際の体験談を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
広川あおいさん〈仮名〉(58歳)
夫(60歳)、長女(29歳)、長男(26歳)、二女(19歳)の5人家族。新潟在住で、理学療法士としてフルタイム勤務。塾代や仕送り、家のリフォーム費など想像以上の出費が発生し、長男と二女が奨学金を利用。

◎奨学金DATA◎
□世帯年収(手取り) 約800万円
□利用した奨学金と金額 JASSOの第一種(204万円)と大学(160万円無利子)の奨学金
□返還プラン 月2万円×約15年
*すべて長男の場合

学資保険だけでは足りませんでした

※1 大学院の奨学金は?

返さなくていい給付型の奨学金はない。貸与型で利子がかからない第一種は、親ではなく本人や配偶者の収入が審査基準になる。

※2 大学入学時、何にお金がかかるの?

入学金に加え、一人暮らしをする場合は敷金礼金をはじめ、引っ越し代、生活用品の購入費用なども発生。その他、パソコン代、教科書代など、思った以上の出費も。

<監修>
ファイナンシャル・プランナー 竹下さくらさん
「なごみFP事務所」にて個人のコンサルティングを主軸に、講演・執筆活動を行う。2児の母。教育費関連の著書も多く、新刊に『奨学金 上手な借り方新常識』(青春出版社)。

参照:『サンキュ!』2021年9月号「教育費に不安のあるすべての人へ!奨学金ってありですか?」より。掲載している情報は2021年7月現在のものです。監修/竹下さくら イラスト/おぐらなおみ 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

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