専門家に聞く!1・2歳への赤ちゃん言葉はOK?

2022/03/05

1・2歳はいろいろなモノにふれたり、おうちのかたの会話を聞いたりして、どんどん言葉を吸収していく時期です。「ママ」「ブーブー」など、お子さんが新しい言葉を発する度にうれしくなる半面、「いつまでも赤ちゃん言葉でいいのかな?」と心配になることもあるでしょう。
覚える言葉が爆発的に増える時期に大切にしたいことを、専門家にうかがいました。

<お話をうかがった先生>
今井むつみ先生
慶応義塾大学環境情報学部(SFC)教授。専門は認知・発達・言語心理学。著書は、子どもが言葉を獲得するプロセスについて書いた『ことばの発達の謎を解く』(筑摩書房)など多数。

感覚的に理解しやすい言い方は、むしろ正解!今は、モノと音(言葉)を結びつけている段階です

不安な表情で遠く見えるアジアの幼児
kazuma seki/gettyimages

言葉を覚えるプロセスは、モノを理解することから始まります。子どもは犬を見たときに、「ワンワン鳴く」「ふわふわしている」「茶色いのも、白いのもいる」といった感覚的な情報をたくさん集めて、「犬というモノ」を理解します。1・2歳は、そうした「モノ」と言葉を結びつけようとする時期。だからこそ、「『犬』だよ」と言うより「『わんわん』だよ」と、子どもが何を指しているのか感覚的にわかりやすい言い方をする方が、理解しやすいのです。

最初にモノと言葉がしっかりと結びつけば、成長してから「犬だよ」と言っても、「わんわん=犬」とすぐに理解できるようになります。

言葉が出るタイミングは個性!

子供の写真
GF days/gettyimages

言葉が遅いからモノを理解していないとは限りません。理解したことをすぐに口に出す子もいれば、自分の頭の中にどんどんためて、ある程度分析ができてから一気に話す子もいます。

言葉が出るのが遅くてもこんな様子があれば心配なし!

1.音が聞こえている
2.声を出す
3.相手の目を見る
4.大人の言うことがわかっている
5.指差しや身ぶりで伝えようとする
6.話をしたがっている

親と男の子(屋外/公園)
chachamal/gettyimages

言葉が通じない相手に身ぶり手ぶりで伝えようとするように、お子さんはおうちのかたに思いを伝えるために、できることを精一杯やっています。お子さんに話す意欲があるかどうかを見ることが大切です。

※取材時の情報です。

参照:〈こどもちゃれんじ〉

 
 

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