老いる親とその家が心配!実家の片づけをするメリットとは

2017/02/18

親になって思うことは親のありがたさ。いつまでも元気で長生きしてくれることがいちばんですが、体力の衰えや老いを感じることもあると思います。特に親世代は「もったいない世代」「捨てられない世代」でもあるので、不用品が山のようにあるという人も多いのではないでしょうか。
約半数が実家の片付けをしたことがある

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200人のママたちにアンケートをしたところ約半数の人が実家の片付けをしたことがあるようです。
結婚を機に自分のものを片づけたことをきっかけにはじめた人、親の今後を考えてはじめた人などきっかけはさまざまですが、子どもにとって1つの大きな問題であることは間違いないようです。


まずは自分のものから整理を!
親の荷物整理の前に、もともと自分がいた部屋や自分の荷物が置きっぱなしという人も。実家においてあるものは思い出の品が多く、なかなか処分できないことあります。いつまでもおいておけるわけではないので、今のうちに片づけておきましょう。

◆「一人っ子なのもあって、結婚しても実家に服を置いたまま整理していなかったので少しずつ片づけています」

◆「実家の片づけというよりは、実家にそのままにしてある自分の部屋の片づけ、、、という感じですが」

◆「今まで自分が使っていた物を整頓して、不要品を処分するため。自分が使っていた部屋から母も不要品をついでに捨てるきっかけになった」

◆「自分のものを片付けろと強制連行された側です。でも、やはり自分が生まれ育った家を売るというのは思い出をなくすような気分で、正直ちょっと寂しい」


実家の片づけをしてこんなところがよかった
スッキリした部屋になると親も物を増やすことをしなくなる傾向に。また一緒に片づけることで絆ができたと感じる人もいました。今後親が入院などになったときにも、どこに何があるかを知っておくきっかけにもなります。

◆「母の洋服から始めました。着ない洋服を売って、そのお金でご飯を食べに行こうということになりました。そこから、雑誌や小物へと順に片付けました。以前は母は捨てられない人でしたが、不要な物を捨てられるようになりました」

◆「全部一度物をどかして、普段目に触れないところから拭き掃除。改めて両親と一緒に片付けをすることで絆ができた。部屋がすっきりしたので、家族の笑顔も増えたように感じる」

◆「居間の押し入れの中から。私がすべてものをだし、親が必要かどうかを判断して捨てていくようにした。どこに何があるのか親が把握でき、ストックが大量にあるものなどは買わないようになった」

◆「ずっと来ていない服を捨てること。2年以上タンスから出していない物は処分しました。 タンスや押入れのスペースがかなり空き、すっきりしました。部屋に出しっぱなしだった物が見えないところにすべて片付けれて、掃除機がかけやすくなりました」

◆「台所と洗面所、母の部屋です。まず賞味期限切れ食材や、スーパーの袋、絶対使わないだろうと思う食材(田舎なので頂き物が多い)や調理具を捨て、タオルなどの布類をたたみ直し、おさめることから始めました。私自身の気持ちもすっきりし、こんなところにこんなものがあったのかと気づくことができ、入院などもしもの時の備えができた気がします」



ついつい先のばしにしがちな実家の片づけ。何かあったときに山積みの物の中から必要なものを探すのは大変です。元気なうちに一緒になってやってあげることも親孝行かもしれませんね。


(参照:2016年5月実施『サンキュ!』読者アンケートより  N=205人)

 
 

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