【5月のアクション】食品使い切りパーティーで「食品ロス」をなくそう!

2020/04/27

世界が抱えるさまざまな課題を地球に暮らす私たち皆で解決し、サステナブル(持続可能)な社会をつくろう。「SDGs(エスディージーズ)」とは、地球の明るい未来をつくるための約束。SDGsを考えるきっかけになる、小さなアクションを毎月ご紹介していきます。

◎What's SDGs◎
国連が定めた、地球の明るい未来のための17の目標。
「貧困をなくそう」「不平等をなくそう」「地球温暖化など気候変動への具体的な対策をしよう」など、これからの世界が解決すべき17の目標。2030年までの達成をめざしています。

【5月の目標】食品ロスをなくそう!

【5月のSDGsアクション】「食品使い切りパーティー」で、捨てられてしまう食べ物を救済する

<ナビゲーター>
島本美由紀さん
料理研究家。食品ロス削減アドバイザー。NHK「あさイチ」、日本テレビ「ZIP」などテレビや雑誌、書籍で活躍。一般社団法人「食エコ研究所」を設立し、「食品ロス削減は家庭の冷蔵庫から」をテーマに、食品ロスや食品保存、冷蔵庫収納を学べる講座を運営。

日本の食品ロス(※1)量は年間600万t超(※2)。毎日、大型トラック(10t車)約1700台分の食品を廃棄していることになります。もうすぐ賞味期限切れになる加工食品、いたみそうな野菜、使い切れない調味料……そんな食材を捨てることなく利用した料理を親子で作り、おいしく食べ切ってみる。名づけて「食材使い切りパーティー」を通じて、親子で「食品ロス」について考えてみませんか?
おうちで過ごす日に家族で行うもよし、外に出られる日が来たら、子どもの友達やママ友と一緒に行うもよし。食材の意外な組み合わせを発見したり、捨てずに使い切る快感に目覚めたり、食にまつわる一人一人の行動の見直しになったり……パーティーでのさまざまな気づきが、食品ロスを減らすアクションにつながります。

※1:飼料等として有価で取引される物や、脱水等により減量した分を含む 
※2:平成28年度推計(農林水産省・環境省)

2050年には、今の約1.7倍の食料が必要に

このまま世界の人口が今のペースで増え続けると、食料の生産が追いつかなくなり、食料の奪い合いが起こるかもしれません。食べ物をムダなく食べる大切さを、あらためてもう一度考えてみましょう。

※「農林水産省報道資料(2050年における世界の食料供給見通しの公表について)」より

栄養不良の人は、約8億2160万人(2018年時点)

まだ食べられるのに捨てられる食品ロスが年間600万t超にもなる日本。一方で、世界では約8億2160万人、世界人口の9人に1人が、食べる物がたりずに栄養失調に苦しんでいるのが現実です。

※「世界の安全保障と栄養の現状2019年報告(国連FAO)」

食品使い切りパーティーで、脱・食品ロス!

「半端に残っている使いかけの野菜たち、残り物のカレー、使い切れずにいる調味料。冷蔵庫には多くの「捨てる予備軍」の食材たちが。食材は買いたさずに、家にある物だけで料理してみましょう」。(島本さん)

How to

(1)使い切れていない食材を出す
(2)食材を組み合わせて料理する
(3)わが家ではなぜ食品ロスが生じているかなどを親子で話しながら食べる

【救済した食べ物】
・冷蔵庫に入れっぱなしのカレーのルウ
・半端に残った野菜たち
・賞味期限が迫ったレトルトのパスタソース
・使い切れないのりのつくだ煮
・チリソース

本日のメニュー

・残ったカレールウで、チーズカレーグラタン
・賞味期限が迫ったパスタソースで、にんじんとあさりのピラフ
・使い切れていない野菜と調味料で、カラフル野菜スティック

※野菜スティックは生で食べてもよい状態かを確認して下さい。

サンキュ!STYLEライターがチャレンジしました

<チャレンジャー>
サンキュ!STYLEライター miokoさん(東京都 40歳)
麗海さん(小6)美空ちゃん(小1)
小さな家ですっきり暮らすコツをまとめた記事が人気。サンキュ!STYLE3月度月間MVP受賞。スーパーで働いていたとき、食材が大量に捨てられる現実を見て食品ロスに関心を持つ。

食品ロスは出さないように気を付けているけど、ときどき残ってしまうカレールウを活用。

野菜室に残った野菜たちを出してカット。いろんな種類があるから、カラフルで楽しい!

子どもたちがいちばん気に入ったのは、チーズカレーグラタン。卵で濃厚になり栄養価も向上。

「捨てるのはもったいないし、申し訳ない。こう使えば捨てずに済むね」と親子で話しました。

冷蔵庫すっきり。節約にもなって、うれしい。

何も買いたさず、家にある食材だけでつくれて、どれもおいしく楽しく食べられたのは驚きでした。食材を捨てていないのに冷蔵庫がすっきりしたし、食費の節約にもなりますよね。これからも定期的にやろうと思います。

参照:『サンキュ!』2020年6月号「地球のために、親子で今日からできること」より。掲載している情報は2020年4月現在のものです。監修・調理/島本美由紀 撮影/安部まゆみ イラスト/macco 取材・文/工藤千秋 編集/サンキュ!編集部

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