片づけがうまくできなくてイライラしてしまうのは、世界共通。
フランスで人気の「片づけアドバイザー」2人によって書かれた本には、収納などのテクだけにとどまらず、家事や時間使いについて役立つ考え方のヒントがいっぱい☆
その中から、読むだけでムダな時間・モノ・ストレスから解放され、未来の見通しが明るくなりそうな、ありがたい“金言”を選んでみました。
~心に響く“フランス式”片づけの金言集~
「ズボラに、美しく!」
完璧に片づけなきゃ!なんて思わなくていい。
完璧主義な人は意外と片づけが下手なもの。“完璧”を求めるあまり、つい片づけを後回しにしてしまうからなんだそう。
そんな風に過ごしていたら、いくら時間があっても部屋は散らかったまま。
「美意識は高く、でも上手に手を抜く」のがフランス流。いきなり高みを目指さず、できることから始めること
「時間泥棒はあなた自身の中にいる」
大切なのは優先順位と段取り。急な電話や訪問客など、避けれれない“時間泥棒”もいるけど、
実はあなた自身の時間の使い方に問題があるかも。
行き当たりばったりな時間の使い方を見直すためにも、大切なのは“やるべきことの優先順位と時間配分を決めること。
それを書き出してリスト化してみて
「この家を一番よくわかっているのはわたし。わたしのやり方でいい」
人の家と比べて落ち込むことはありません。家の数だけ片づけの方法はあるし、やるべきことの優先順位も違います。
あなたの家のことはあなたがいちばんわかっているのだから、自分のやり方に自信を持って!
“わたしが管理しやすい”ことこそ、最善の効率化です
「几帳面さは持って生まれた性質ではなく、成長する過程で獲得していくもの」
片づけ下手なのは親の遺伝? いいえ違います。
片づいた環境によって、片づけのメリットや物を大切にする心が育まれていくもの。
子どもは身の回りの片づけをすることで、少しずつ空間や時間の使い方を学び、自主性をも身につけていくものなのです。
「1人で10人分の働きをするより、10人の人間をうまく使うほうが効率的」
たまには家族を頼ってもいいのです。家の中ではあなたがリーダー。
家の中の仕事はメンバーである家族にうまく割り振りましょう。
子どもも信頼し任されることで責任感や自立心を高めることになり、スキルも磨かれます。
そして、やってくれたことに対しては「ありがとう」「助かる」と大いにほめて育てましょう!
「モノの山から宝物だけを探して」
片づけなくちゃとわかっていても、義務だと思うと気が重いし、捨てる物を選ぶ作業はテンションが上がらないもの。
そんなときは、“大切に取っておきたいものを探す”作業に発想を切り替えてみて。
これでモチベーションも時間効率もアップするはず
参考にしたのは
ベアトリス・キャロ、クレール・マゾワイエ共著、神奈川夏子訳/エクスナレッジ
もっと詳しく知りたいなら、チェックしてみて☆