むしろないほうが快適!?じつは「捨てても大丈夫なもの」3選
2024/02/03
ものが多くて片づかない!ものを減らしたい!そうは思っていても、いざものを捨てようとすると何を捨てていいのか迷ってしまいますよね。
そこで今日は「捨てても大丈夫なもの」について、整理収納アドバイザー×クリンネストの中里愛子さんに教えてもらいました。
1.世に多く出回っている本やDVD
「ベストセラー」「ロングセラー」「世界の名作」そんな書籍やDVDを持ち続けていませんか?すばらしいものには違いありませんが、これらのものこそ手放して大丈夫なものです。
世に多く出回ったものはいつでも手に入れることができます。本屋だけでなく、オンライン配信や図書館や古本屋などにもあります。なにも自宅に保管しておく必要はないのです。残すのであれば、世間では人気がなかったけれども自身が感銘を受けたもののみにしましょう。
2.ノベルティ
ビールについてきたグラス、コーヒーについてきたタンブラー、イベントのボールペン…。意に反して家の中に転がりこんでくるものに「ノベルティ」や「粗品」があります。
はじめはタダでもらえてラッキーとばかりに受け取ってしまいますが、使わず置き続けてしまうことも多いのではないでしょうか?必要に迫られて手に入れたものと違い、使いみちがなかったり、すでに同じ用途のものを持っていたりで、新品のままいつまでも持ち続けがちです。そもそも存在しなくていいものなので、捨ててもまったく問題ありません。新品のまま捨てにくいのであれば、普段からタダでも手に入れないよう意識しましょう。
3.季節の挨拶状
毎年増える年賀状や暑中見舞いなどを持ち続けているかたはいらっしゃいませんか?通常手紙には「心」が詰まっていると感じてしまい、捨てにくくなるのは当然です。
しかし、年賀状や暑中見舞いなどはその季節のご挨拶です。また慣習的に送られているかたも多いことでしょう。挨拶が伝わればその役目は完全に終了しています。相手に気遣って残す必要はありません。残すのであれば、ご自身が読み返して心が温まるお手紙のみにしましょう。
ものを多く所有しているとそれだけで管理する手間やスペースが必要になります。ものを適正量まで減らせば、生活はグッと快適になるのです。今一度自身の所有物が本当に持っていないといけないものなのか、ひとつずつ向き合ってみてはいかがでしょうか?
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus。