日本の1万円紙幣

「このままだと破綻」と言われたブラック家計が、年間計画の見直しで年100万円貯まる家計に

2023/01/25

貯蓄0円スタート&住宅ローン4000万円……このままだと家計が破綻する!ピンチを救ったのは年間計画を立てることでした。特別出費の予算を毎月積み立て、安定して貯蓄できるようになった秘訣をご紹介。

<教えてくれた人>
サンキュ!Styleライター Tさん(東北在住 26歳)
夫(26歳)、長男(1歳)の3人家族+犬1匹。結婚5年目。住まいは2LDKの持ち家一戸建て。フルタイムの派遣社員(育休中)。

◎TOTAL MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 30万~33万円
世帯ボーナス(年間・手取り) 60万円
世帯年収(手取り) 約440万円
月貯蓄額 3万~6万円
年貯蓄額 約118万円
総貯蓄額 約450万円(投資商品含む)

年間計画を立てて、必要なお金に備えたら、年収が減っても貯められるように

お金と家計の管理を節約する。
tadamichi/gettyimages

結婚してすぐ家を建てたTさん。「当時は何にも考えずに頭金0円で4000万円のローンを組んでしまったんです。さらに19年に私の転職とコロナの影響で年収が100万円減り、知人に『このままじゃ破綻するよ』と言われて焦りが……」。そこから本気で家計を見直し、インスタで見た節約テクを片っ端からマネしました。「でも、せっかくムダな支出を減らしても、大きな額の税金や保険料の支払いで予算が崩れると絶望的な気分に。年間計画が大事だと気づき、特別出費の予算を毎月積み立てるようにしたら、安定して貯蓄できるようになりました」。

Tさんの1カ月の家計表

<収入>
世帯月収(手取り) 30万~33万円

<貯蓄>
先取り蓄額3万~6万円
特別出費用積み立て 4万円

<支出>
住居費 8万9000円
水道・光熱費 2万円
通信費 1万2000円
車ローン 2万7000円
ガソリン代 1万2000円
子ども費 5000円
食費・日用品費 4万5000円
夫小遣い 1万5000円
妻小遣い 5000円

22年の後半は、育休手当が減ったため、収入、貯蓄の変動あり

育休期間が半年経過し、収入が半減。その分、貯蓄額で調整しています。仕事復帰したら、もう少し貯蓄額を増やす予定。

年間計画で予測した特別出費を「使う貯蓄」として先取り

必ず支払いが必要な税金や保険料、イベント費などの予算を算出し、月割りして積み立てすることで貯蓄をキープ。

日用品は年1のまとめ買いと、ウェル活で毎月はかからず

ボーナスでのまとめ買いやTポイントを使ってウエルシアで購入することが多いので、毎月かかるのは紙おむつ代くらい。

ボーナス(年間・手取り) 60万円の使い道

住宅ローン 年17万円
レジャー費・日用品費 3万円
貯蓄 40万円

月貯蓄 平均5万円×12カ月
   +
児童手当(ジュニアNISA) 月1万5000円×12カ月
   +
ボーナス年40万円=年約118万円貯まる

預貯金から月6万円ずつ「つみたてNISA」に回して、少しでも貯蓄を殖やす!

bee32/gettyimages

少しでも殖えるように投資商品を活用。以前は月収から「つみたてNISA」に積み立てしていましたが、育休中は預貯金から回すようにしています。

参照:『サンキュ!』2023年2月号「年100万円貯めてる人の『年間計画』ぜ~んぶ見せます!」より。掲載している情報は2022年12月現在のものです。撮影/林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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