今年こそ赤字家計を脱却したい!と思いながら、食料品の値上げや燃料費の高騰など、家計をとりまく環境は年々きびしくなるばかり。こんな時代だからこそ、節約上手のサンキュ!STYLEライターさんたちがおすすめするのは、固定費の見直し。定期的に一定額がかかる固定費を思い切って見直すことで、あとは楽して節約がかなうというのです。支払うのがあたりまえだと思っていたこと、つい「わからないから」と見て見ぬふりをしていたこと。いろいろと教えてもらいましょう。
見直せばすぐに大きな効果が!
元は貯蓄0円で「浪費家」だったという、サンキュ!STYLEライターのちぇそさん。2人の子どもを育てながら、一馬力で1,000万円の貯蓄を達成しました!貯蓄ができるようになったポイントの1つに、固定費を見直したことがあるといいます。ちぇそさんが見直したものは、この4つ。
1.通信会社を見直して格安SIMに変えたことで、年間で84,000円の削減
2.光熱費のプランを見直したことで、年間で12,000円の削減
3.保険を見直して無駄な保険を解約したことで、36,000円の削減
4.数年間、住んでいる家賃を交渉したことで、年間12,000円の値下げに成功
と、年間で合計144,000円の大きな削減に成功したのだそう。1度見直すだけで、長期的に節約ができる固定費は、「すぐに見直しをすることをおすすめします」とちぇそさんも太鼓判を押します。
この見直し、忘れてない?
ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよさん。固定費の見直しでまずやってほしいのが、月額課金制で、定額サービスを受けられる「サブスク」の見直しだといいます。たとえば、おだけみよさんの場合、
1.いつの間にか読まなくなっていたメールマガジン、月額1,000円
2.楽天に移行して使わなくなったアマゾンの会員サービス、月額500円
を解約。これだけでも年間で18,000円も削減することができました。ほかにも「初めの1カ月は無料」ということでお試しで入会したままになっていたサービスも解約。毎月の支払は小さくても、年間で計算するとまとまった金額になっていたといいます。入ったまま忘れているサービスはないか、家族内で重複していないか、そのサービスが本当に必要かなど、定期的に見直してみるといいですね。
わからなければ学ぼう!
「お金のこと、私にはよくわからないから」とそのままにしていませんか?2人の子育て真っ最中の専業主婦であり、サンキュ!STYLEライターのせゆママさんは、「わからないなら学ぼう」というところからスタートしました。
保険、住宅関係、車など、契約内容をもう一度よく見て、わからない言葉は調べたり、オペレーターに問い合わせたり。また、お金に関する動画サイトや投稿を通して学びを深め、公的保険、民間保険の違いや内容についても理解できたことで、自分たちに何が必要なのかもわかりました。
そして、学んだ知識を活かして、一括見積もり。どれが自分たちにぴったりで、お得かを吟味。その結果、自動車保険の変更、不要な保険の解約、住宅ローンの引き下げ、ネット環境の見直し、スマホを大手キャリアから格安SIMへ、など多数の見直しを行うことができたのです。総額でなんと、年間37万円もの大きな削減することに成功!
効果は絶大だからこそ、「わからなければ学ぶ」。せゆママさんは、これこそが節約への1番の近道だといいます。
まとめ
見直すことで大きな効果が期待できる固定費の削減。「サブスク」などは、ひとつひとつの月額料が少額のため、忘れているものもあるかもしれません。「わからない」「得意ではない」と見て見ぬふりをするのではなく、「みずから学ぶ」ことで大きな削減につながることもあるのです。
こういった節約上手なサンキュ!STYLEライターさんの、ワザを学ぶことから始めてみるのもいいですね!ぜひ参考にしてみてください。
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