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私に“プチ秘書”ができた!?「家計簿」でしっかり貯めつつ、暮らしがグッとラクに!

2019/12/17

マイホームローンの繰り上げ返済200万円に加え、子どもの教育費貯蓄も500万円を突破したNaluさん。暮らしを楽しみながら、がまんやストレスなしに貯められた理由とは?

おだやかな気持ちですごす秘訣は「お金の不安を抱えない」

インテリアやファッションはもちろん、家族の健康にも気を配った食事や生活スタイルで、”自分らしい暮らし”を楽しんでいるNaluさん。いつもおだやかな気持ちで過ごすための秘訣を聞いたところ、「家計を守る主婦として、お金の不安を抱えたままでいないことでしょうか」と教えてくれました。

「それは、人と比べて貯蓄が多い、少ないではないんです。自分たち家族の身の丈に合った生活をこれからも続けていくためには、いくら必要で、いくら貯めていけばいいのか、を知っておくことなのかなって。私もそれがわかったとき、漠然とした不安が消えていくのを感じました」(Naluさん)

多くの人がいだく、”わが家の家計、このままでいいの?”という将来への不安や焦り……。数年前まで同じ状態だったNaluさんが「大丈夫」と思えるようになったのは、長年愛用していた家計簿の存在が大きかったそう。

「今使っている家計簿は、愛読している雑誌が出しているものだったので手に取ったのがきっかけ。使いだした当時は、”とりあえず書いてみよう”程度の気持ちでした。もともと、あまりキッチリした性格ではないので(笑)、”シンプルにムリなく”をモットーにしたのがよかったのかもしれません」(Naluさん)

挫折しないための家計簿が続く3つのルール

木製のアルファベット番号は、青い背景に123をブロックします
Prostock-Studio/gettyimages

家計簿は「めんどうくさそう」というイメージを持つ人も多いはず。実際、続かず挫折した人も多くいます。そこを見据え、Naluさんが作ったルールはこの3つでした。

・食費と日用品は、品目ごとではなくお店ごとに書く。
・レシートを見て書くだけ。実際のお財布の中と金額を合わせたりはしない。
・10円、1円まで合わせようとしない。全体のやりくりの流れがざっくり分かればOK。

「これなら、”よし、やるぞ!”という意気込みも必要なく、気の向いた時間にサッと書くことができるんです。私は、週1回、家事をひと通り終えた3時ごろ、おやつを食べながら書いていました。おやつ休憩=家計簿タイムだったので、うまく習慣づけられたのかもしれませんね(笑)」とNaluさんは笑います。

こうやって、ゆるーく家計簿つけを始めたNaluさん。「せっかくだから」と、毎月の記帳ページ以外のページにも書き込みを始めたところ、大きな変化が……!

「10年後までのライフプランを書くことで、長い目で計画が立てられ、”いつまでにいくら必要”と具体的に考えられるように。すると、今まで”何となく”だった貯蓄の目的が明確になったほか、今使うべきお金、残しておくべきお金の判断がしっかりできるようになったんです」。

以来、貯蓄は目的別に、異なる金額や期間を設定して行うように。必要な(使う)タイミングに合わせて、ぴったりの額を用意できるようにしています。おかげで、家計にピンチが訪れた際も、崩すことなくペースを守って維持できました。さらに、このピンチも家計簿を見返すことで乗り越えられたのだとか。

「夫が異動になり、収入が大幅に減った時期がありました。さらに、大型家電が立て続けに壊れて買い替えも必要に。でも、将来のための貯蓄は保ちたい……。そこで今までの家計簿を何度も見返していたら、削れる費目があることを発見!すぐに行動に移し、住宅ローンの借り換えで年8万4000円、保険の見直しで年2万円、通信費の見直しで年12万円、計22万4000円を浮かすことができたんです。さらに、私も扶養を抜けて働く選択をしました。”何にいくら使っているか”を記録していただけで、ここまで家計に貢献できたとは。続けることの大切さを実感しました」

このとき、Naluさんがメインで削ったのは主に固定費。食費や日用品の節約は考えなかったそう。

「食費は家族、特に娘の成長を考え、極端に減らさないと決めていました。それよりも、もっと効率のよい削り方があるはずだって。これも家計簿をつけることで、自然に身についた考え方だと思います。がまんはしないけれど、効率よく予算を守るために工夫するようになれましたね。たとえば、外食するなら家族の思い出にも残る満足度の高いお店に行く、そのぶん、小さな外食は控えるなど。お金の使い方にメリハリがつくほど、暮らしも充実していきます」

今までもこれからも、家計簿はなくてはならない存在

日本人女性維持家計簿をつける
takasuu/gettyimages

ほかにも、家計簿をうまく利用し、メリハリのついたお金の使い方を楽しんでいるといいます。

「当たり前の出費も、時期やタイミングしだいで、もっとお得になる場合も多いんです。たとえば、割引セールの時期に合わせて冬物をクリーニングに出したり、エアコンクリーニングは早割りの時期に忘れず行う、プレゼント類セールの時期にプレゼント類をまとめて用意しておく……など。これも過去の家計簿を見直すと見えてきます。家計簿のバックナンバーは、家族や家計の記録だけじゃなく、私にとって優秀な秘書でもあるんです」

気づいたら今年で10年目。Naluさんにとって家計簿は、今までもこれからも、なくてはならない存在のようです。

取材・文/高城直子 

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