メモと机の上の鉛筆。

残念なお金使いから卒業する3ステップドリル

2019/10/28

「やる気はあるのに、なぜ貯まらないの?」と首をかしげているあなた。もしかしたら無意識に「残念なお金づかい」をしているのかもしれません。そこで、あなたの「残念」ポイントを見直せちゃう“最強プログラム”をご用意しました。さあ、脱・残念の旅に、出発!

<教えてくれた人>
大上ミカさん
マネーライター。『サンキュ!』お金班として全国各地の貯まる人を取材し続け、そのお金使いを日々研究中。著書に『お金が勝手に貯まりだす暮らし』(リベラル社) 

まずは「残念なお金」の存在に気づきましょう

穴があいたバケツでは、何度往復しても水を目的地まで運べませんよね。同じように、気づかないところでお金がこぼれていたら、毎日いくらやりくりを頑張っても、貯蓄は永遠に殖えません。貯まる人は、穴に気づいたらすぐ、予算の見直しや予備費をつくり、がっちり補強。知らぬ間に消えるお金をなくすことで、貯蓄を計画どおりに進めています。まずは、無意識のうちに消えているお金の存在に気づくことが、脱・残念への第一歩です!

あなたはいくつ当てはまる?「残念なお金使い」

気がつくとお金がなくなっている人には、こんな傾向が!日常生活を振り返り、「あるある」と思う項目をチェックしてみましょう。

□家計の中で「使途不明金」がやたら多い
□財布にお金が入っていなくて焦ったことがある
□毎月の家計の中に「予備費」を設けていない
□給料日前は毎月、心細い
□1万円札をくずしたあとは瞬殺で消える
□新作スイーツやコンビニのお菓子が大好き
□仲よしのママ友・飲み友が5人以上いる
□バッグの中にガムやグミがいつも入っている
□夫や子どもに突然お金がいるとよく言われる
□週末は家族で出かけることが多い
□「欲しい」と思ったらすぐカードで買っちゃう

3つ以上、当てはまった人は「残念なお金使い」さん!脱・残念のために、今からできることを教えます。

1:1日で使ったお金を全部書き出してみよう

今日(または昨日)使ったお金、全部覚えているかな?下のカテゴリーを参考に、朝からの記憶をたどってみて。金額はざっくりでいいので、できるだけ書き出してみましょう。

家族や生活のために使ったお金

食材やトイレットペーパーなど、家族が生活するために、絶対に必要だったと言いきれる出費は、この項目に記入。

*例えばこんな出費*
・娘の歯医者代 800円
・◯△スーパーで食材代 1260円

自分が食べて飲んで消えたお金

カフェで食べたり、コンビニで買ったりしたお菓子や飲み物代。レシートがない外食代なども思い出してみて。

*例えばこんな出費*
・自販機で買ったジュース代 160円
・ママ友と割り勘にしたランチ代 680円

思いつきで使って消えたお金

行き当たりばったりの無計画な出費は記憶に残りにくいもの。カードや電子マネーでの支払いもよく思い出してね。

*例えばこんな出費*
・インスタで見てポチった雑貨代 720円
・歩き疲れて乗ったタクシー代 410円

突然、家族に言われて消えたお金

家族に渡した現金は、「使った」記憶がないから忘れがち。慌てて出すことで使途不明金にもなりやすいので注意。

*例えばこんな出費*
・朝、夫に頼まれた飲み代 5000円
・子どもに渡したお昼代 500円

さて、消えていたお金は、全部でいくらでしたか?少額の出費や、形に残らない出費は忘れやすいもの。だからこそ繰り返しやすく、年間で考えると大金が消えるはめに。記憶にも記録にも残らない出費の存在を、自覚することが大切。本当に必要な出費は、予算化すればヨシ。小遣いや予備費など、それぞれお金の出どころを決めて、家計の「穴」をふさいでいきましょう!

2:家の中をあちこち開けてみよう

「買ったけど放置している物」や「存在すら忘れていた物」を探して、買った値段と一緒に書き出そう。

冷蔵庫・パントリーの死蔵品をチェック

「安いから」「たりないと困るから」と買いだめしては、賞味期限切れ。手つかずのままの作り置きなど、食べずに終わりそうな物をリストアップ!

*例えばこんなもの*
・いたんで食べられないもやし 20円相当
・賞味期限が過ぎたレトルト食品たち 600円相当

クローゼット・押し入れの死蔵品をチェック

大量に余っている子ども服や、出番がなくしまい込んだままの家電など使っていない物、存在すら忘れていた物はないかな?

*例えばこんなもの*
・買ったのに着ていないニット 3000円相当
・一度しか使っていない布バッグ 1000円相当

洗面所の戸棚の死蔵品をチェック

引き出しや戸棚の中身を全部出してみよう!日用品は日々使う物のはず。最近1カ月で使っていない物は死蔵品と認めよう。

*例えばこんなもの*
・ずっと使っていないコスメ 1000円相当
・香りが苦手で放置している洗剤 300円相当

使っていない物は、自分の見通しの甘さを映す鏡。眠っていた「残念」な出費の証拠品と向き合うことで、今後の買い方が変わるはず!「安いから」「欲しいから」と、よく考えずに買うムダの多さを知り、買い方を見直してみましょう。

3:1日1000円で過ごしてみよう

最終日は、「買う」ことに向き合い、お金の重みを知る日。甘えをなくすために、カード類は全部財布から出し、現金1000円だけを共に玄関を出よう!

やり方

(1)朝、1000円だけを財布に入れる
(2)お金を使った物や金額をメモして過ごす
(3)夜、1000円の使いみちを見直す

1日1000円やりくり見直しノート

●選び抜いて買った物と金額
例)牛乳 198円→ 理由:朝食で必要だから

●買おうと思ったけどやめた物
例)いつも買っているガム→ 理由:バッグの中にまだ残ってた!

●1日1000円で過ごしてみた感想

1000円しかない日は、たとえ100円でもよく考えてお金を使うはず!
 
考えた末に買うと決断した物、今日はやめた物、その理由を振り返ることで「何となく」出費する自分とさよならしましょう。

これであなたは 「残念なお金使い」 から卒業できるはず

消えてしまうお金の存在に気づき、よく考えて財布を開くようになったあなたは、「脱・残念なお金使い」に成功!その感覚を忘れずに、これからも毎日の出費を見張っていきましょう。

参照:『サンキュ!』11月号「ざんねんな家計のなおしかた」より。掲載している情報は19年9月現在のものです。

構成/竹下美穂子 監修・文/大上ミカ 編集/サンキュ!編集部

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