【漫画】「普通が一番」まるで自分に言い聞かせるように言ってしまう理由は?【わたしは家族がわからない①】
2022/09/12
夫が1週間、失踪した。あのとき、家族に何が起こっていたのか。
役所勤めの真面目な夫、「普通がいちばん」が口癖のパートの妻、活発な保育園児の娘という3人暮らしの平凡な家庭。しかしある日、父親はなんの前触れもなく失踪し、1週間後に帰宅する。
それから数年が経ち中学生になった娘は、父親の姿を家から離れた駅で何度も見かけたとクラスメートに聞かされ、不審に思って待ち伏せることに。大好きだった父が家に帰ってこなかった、幼い頃のおぼろげな記憶。1週間ぶりに帰宅した夫を問い詰めず、何もなかったことにした母。過去の記憶と現在の父親の行動には何か関係があるのか。父は何を隠しているのか。
やがて平穏な生活は崩れ、「普通」だったはずの家族の形が少しずつ変容していく……。
やまもとりえが挑む、「家族のあり方」を揺るがす衝撃のミステリコミックエッセイの一部をお届けします!
登場人物
「普通が一番」まるで自分に言い聞かせるように言ってしまう理由は?
書籍情報
本記事は『わたしは家族がわからない』(やまもとりえ著、KADOKAWA)の内容を一部抜粋したものです。
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