山田涼介、重岡大毅のジャニーズ２作品が登場！韓国のヒョンビンの映画も！ 【2023年9月の激推しイケメン映画５選】

2023年9月に公開される映画のから、イケメン俳優が活躍する作品をピックアップしました。

紹介してくれたのは、映画ライターの斎藤香さんです。

『スイート・マイホーム』（2023年9月1日公開）

窪田正孝主演の斎藤工監督作が登場。斎藤監督にとっては『Blank13』（2018）に続く長編監督作。窪田正孝を主演に迎えた背筋も凍るホラーミステリーです。

スポーツインストラクターの清沢（窪田正孝）は長野県に一軒家を購入。地下に大きな暖房設備があり、家全体を温めてくれるという物件でした。ところがここに住み始めてから不吉なことが清沢家の周辺で起こり始めるのです。

斎藤監督の演出は手堅く、スリルの沼に観客を引き摺り込んでいく。窪田正孝のホラー映画出演は珍しいので新鮮ですし、助演のポジションで出演している窪塚洋介も印象深い。闇の世界で輝くイケメン俳優をお楽しみください。

『禁じられた遊び』（2023年9月8日公開）

ジャニーズWESTの重岡大毅と橋本環奈のW主演によるホラー映画。演出は日本のキング・オブ・ホラー中田秀夫監督です。

伊原直人（重岡大毅）は妻の美雪（ファーストサマーウイカ）と息子と幸せに暮らしていました。しかし、美雪と息子は交通事故に。息子は助かったものの、美雪は亡くなってしまう。母に会いたい一心の息子は庭の盛り土に向かって呪文を唱えると、庭から亡くなったはずの美雪が…。

『リング』の貞子的なポジションで恐怖の権化と化した美雪が怖い！重岡はモンスターと化した美雪にビビりまくりながらも息子を守るために必死に闘う父親を熱演しています。ホラー映画初出演という重岡ですが、恐怖におののく顔は、さすがジャニーズの演技派。ホラーでも安定の芝居で本作の恐怖を盛り上げていますよ！

『ミステリと言う勿れ』（2023年9月15日公開）

田村由美の同名人気コミックが連続ドラマを経て、映画化されました。本作は原作ファンにも人気の高い「広島編」。菅田将暉演じる久能整が、広島で起こった遺産相続をめぐる謎に挑戦する物語です。

久能整は美術展を鑑賞するため広島に行った際、名家・狩集家の孫娘の汐路（原菜乃華）と出会い、自分の家の遺産相続の謎を解明してほしいと依頼を受けます。しかし、狩集家はまるで“犬神家の一族”のような呪われた家族。整は腰が引けていたのですが、いつの間にか謎の解明に巻き込まれていくのです。

くるくる天然パーマのキュートなルックスとさまざまな物事の真理を突く言葉の数々で人気キャラになった整くん。菅田将暉が映画でも整ワールドを見事に体現しています。松下洸平、町田啓太も出演しているのでイケメン度はかなり高め。おどろおどろしい物語の中で、イケメン俳優たちがさわやかな風を運んでいますよ。

『コンフィデンシャル：国際共助捜査』（2023年9月22日公開）

韓国ドラマ『愛の不時着』で“全世界の恋人”になったヒョンビン主演のアクション映画が上陸。2017年に公開された『コンフィデンシャル：共助』に続くシリーズ第二弾です。

北朝鮮のエリート特殊捜査員のリム・チョルリョン（ヒョンビン）は、北から逃亡した犯罪組織のリーダーと消えた10億円を追っていました。単独行動かと思いきや、国際共助捜査としてベテラン刑事カン・ジンテ（ユ・ヘジン）と組むことに。加えてFBI捜査官のジャック（ダニエル・ヘニー）も参戦し…。

ヒョンビンはイケメン捜査官だけど、プレイボーイじゃないところがいいですね。浮ついたところがないのが彼の魅力かも。ダニエル・ヘニー演じるジャックもムキムキのイケメンで、なかなかの眼福映画に。悪役がかなり強敵で先の読めない展開なのでハラハラ必至。バイオレンスは本格的ですが、全体的に明るくにぎやかな楽しいアクションエンタテイメントです。

『BAD LANDS バッド・ランズ』（2023年9月29日公開）

直木賞作家・黒川博行の小説「勁草」を『検察側の罪人』の原田眞人監督が、安藤サクラ主演で映画化。その安藤が演じるヒロインの弟役をHey!Say!JUMPの山田涼介が演じています。

ネリ（安藤サクラ）と弟のジョー（山田涼介）は、特殊詐欺で富裕層からお金を掠め取って生きています。しかしある日、億の大金を手にしてしまい、巨大な悪の組織に狙われる羽目に。同時に特殊詐欺合同特別捜査班にも追いかけられてしまうのです。

オレオレ詐欺を犯していた犯罪者の姉弟と警察、悪の組織の攻防がスリリングに描かれます。山田がサイコパスのようなヤバい男を演じているのですが、あの美しい顔で邪悪な行いをするさまはどこか色っぽくて。山田が放つ悪の魅力には抗えません。