「小さい子どもに、お金の話をするのはまだ早い?」なんて思っていませんか?
実はわが家では、娘が3歳の頃から、ゆる〜く「お金」について伝えてきました。
現在は小学生になり、株主優待でもらったお菓子を楽しんだり、貯めたお金を動物保護団体への寄付に使ったりと、「生きたお金の使い方」を実践中です。
今回は、ワンオペ育児に奮闘しながら、iDeCoやNISAを活用して総資産2,000万円を達成した2児の母・こうむらゆうこが、最近子どもたちに提案した『お金を育てる』3つの選択肢をご紹介します。
- 『この会社、応援したい!』を形にできる「個別株投資」
- 「世界」を味方にする「インデックス投資」
- 「キラキラ」の魅力にはあらがえない!? 「金(ゴールド)」
- 大切なのは「子ども自身」が使い方を選択すること
『この会社、応援したい!』を形にできる「個別株投資」
まず提案したのは、筆者も大好きな日本の個別株。 最近は1株から買える証券会社が増え、2万円ほどあれば、暮らしに身近な企業の株主になれるんです。お年玉などを活用するのもおすすめです。
【個別株のメリット】
「配当金」や「優待品」のある企業を選ぶと、所有する楽しみが3倍になる。
目に見えるプラスを実感できるため、子どもにも投資の魅力が伝わりやすい。
娘はこれまで「優待品」を目当てに銘柄を選んできましたが、最近はシールの購入資金を増やすべく、「配当金」の方が気になるようでした。
【選び方のコツ】
子どもが好きな商品・サービスを行う会社を選ぶこと。 乗り物やおもちゃ、お菓子がとっつきやすいです。
「この会社、新しいおもちゃを売って頑張っているね! 私のお金も増えるといいな」と、ニュースを自分事としてとらえるようになってきました。
「世界」を味方にする「インデックス投資」
次に、筆者の資産形成の柱であるインデックス投資を紹介。子どもたちには「世界中に種をまいて、少しずつ芽を出す方法」だと伝えています。
子どもたちには、絵本「どんぐりかいぎ」(福音館書店)の例で説明しました。
森の木たちが、大切などんぐりを動物に食べ尽くされないために作戦会議をするお話です。「お金もどんぐりと同じ。さまざまな国に分散するほど、お金が増える可能性が広がる」と話すと、理解しやすかったようでした。
昨年は値上がり幅が大きく、たった1年で20%ほど利益が出たことも刺さっていました。
【インデックス投資のメリット】
経済や株の知識を学ぶ前からでも、持たせやすい。 毎日の経済情報に、一喜一憂しなくて良い。 「世界」のニュースに目を向けるきっかけになる。
「キラキラ」の魅力にはあらがえない!? 「金(ゴールド)」
そして、今回新しく提案したのが 「金(ゴールド)」関連の投資です。「金」そのものを買うよりも扱いやすい、金の価値を買う「ETF銘柄」を紹介しました。
インデックス投資の例を応用しながら、「株に元気がなくなったとき、支えてくれるのが『金』」だと説明。目に見える金塊はなくても、ゲームの世界のように「『金』を持つ」経験に憧れもあるようです。
昨年は、50%以上も値上がりしたという事例を聞くと、大興奮していました。
【金投資のメリット】
インフレや経済が不安定になっても価値を失わない ETFを利用すれば、現物を所持するよりも手数料をおさえながら価格上昇の恩恵を受けられる。
大切なのは「子ども自身」が使い方を選択すること
わが家の子どもたちは、そろって「金ETF」を選びました。どのような結果になるか、楽しみに日々を過ごしています。
将来、かならず役に立つ「お金」の話。「千里の道も一歩から」という言葉があるように、少額であっても自分で「お金の育て方」を選んだ経験は、子どもたちの財産になります。
一度、肩の力を抜いて「どのお金の育て方がワクワクする?」と、お子さんと「投資の作戦会議」をしてみてはいかがでしょうか?
※本記事は筆者個人の体験に基づくものであり、専門家による投資助言ではありません。金融商品の選択や投資の実行にあたっては、ご自身で十分に情報収集・判断のうえ行ってください。
■執筆/こうむらゆうこ
元えほん・教材編集者のライター&デザイナー。園児・小学生の子どもを育てながら年100万円を投資し、総資産2,000万円を達成。執筆ジャンルは、えほん・マンガ・グルメ・資産運用などさまざま。“好き”にあふれた生き方を目指し、ラクなお金の増やし方を考案中。読み聞かせ活動も行っています。Instagramは「@koomura.yuko」。
編集/サンキュ!編集部