コストコのチョコチップはどうやって使う?アレンジレシピや保存方法などを紹介

2022/07/26

コストコのチョコチップはとにかく大容量!枕のような大きなパックに入っていて初めて見る方は驚かれると思います。そのまま食べてもおいしく、お菓子やパン作りにも大活躍のチョコチップは他店で買うよりかなりお買い得。チョコレート好きさんなら大容量だけどぜひ使ってみてほしい、おすすめの商品です。

この記事ではコストコのチョコチップをまだ購入したことがない方、購入してみたいけどあまりの量の多さに躊躇している方などに向けて、チョコチップの味や保存方法、おいしい食べ方、簡単にできるお菓子作りアレンジなどを詳しく紹介します。
この記事を読んだ後にきっとチョコチップを買いにコストコに行きたくなりますよ!

コストコ・業務スーパー・KALDIをこよなく愛するマニア。業務スーパー歴は15年以上で、商品やアレンジ料理を...

>>>舞の記事をもっと見る

コストコのチョコチップってなに?

コストコのチョコチップは、コストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」の商品。なんと2.04kgも入っている、他店ではあまり見かけない大迫力サイズのチョコチップです。子どもの枕くらいの大きさがあるので、売り場でもかなりの存在感です。

数年前まではビターな味わいのチョコチップが販売されていましたが、ここ数年はミルク感たっぷりのこのセミスイートチョコレートチップスが販売されています。

価格は1,998円、カロリーは1食分60kcal、栄養成分は1食分につきたんぱく質1g、脂質3.5g、炭水化物9gの表示があります。筆者が通う倉庫では調味料や粉類のコーナーの並びに販売されています。

コストコのチョコチップは開封方法に注意

コストコのチョコチップの袋は日本ではあまり見かけない珍しい開封方法です。チャック式なのですが、一番上にあるわけではないので見落としがち。上部より少し下の部分の「Pull To Open」と書いてある箇所です。誤ってハサミでカットしてしまうとチャックを利用する意味がなくなってしまうので要注意です。

ミシン目が入っているのでそれに沿って手で簡単に開けることができます。チョコチップを取り出したら、しっかりチャックを閉じておきましょう。

コストコのチョコチップはどんな味?

コストコで現在販売されているチョコチップはカークランドシグネチャーの商品でミルク感たっぷりの甘いミルクチョコレートタイプ。以前もカークランドシグネチャーの商品でしたが、カカオ分の高いビターテイストなチョコチップが販売されていてそちらも人気がありました。

現在は子どもから大人まで幅広く喜ばれる、そのまま食べてとっても甘くておいしいチョコチップにリニューアルされています。

スーパーや製菓材料店で見かけるチョコチップよりもひとまわり粒が大きいサイズなのも特徴的です。

コストコのチョコチップはどうやって使う?

そのまま食べておいしい、濃厚なミルクチョコレートタイプのチョコチップはお菓子作りやパン作りなどにも大活躍。そのままトッピングして使ったり、溶かして生地に混ぜ込んだり、用途はいろいろ。

そこで、筆者が普段からよく作るお菓子やパンなどの活用術を詳しく紹介していきます。

溶かして他の食材や生クリームを混ぜる

コストコのチョコチップはそのままトッピングしたり生地に混ぜ込んで使うことが多いですが、溶かすとまた活用の幅が広がります。

溶かしたチョコチップにグラノーラやコーンフレーク、ナッツを混ぜてバットに平たく伸ばして入れ、冷蔵庫に入れて冷やし固めたら包丁でスティック状にカットします。簡単においしいグラノーラチョコバーの完成。

また、溶かしたチョコチップに生クリームを混ぜて冷やし、一口大にカットすれば本格生チョコレートも作ることができます。

お菓子やパンの生地にそのまま混ぜる

コストコのチョコチップを手作りお菓子やパンの生地に混ぜ込んで焼けば、子どもも喜ぶチョコチップ入りスイーツ・パンのできあがり。

マフィンやパウンドケーキなどの焼き菓子は粉類を入れて牛乳などの水分を入れる前に混ぜ込みます。パン生地に混ぜ込む場合は混ぜ込み中の温度で溶けてしまうことがあるので生地こねの仕上げに混ぜ込んで成形すると綺麗に仕上がりますよ。

たっぷり大容量のチョコチップだから好きなだけ入れることができるのも手作りの醍醐味ですね。

お菓子のデコ素材として使う

筆者がお菓子作りやパン作りをしていると、子どもたちが「私もやりたい!」とやってきます。そんな時一緒に作るのが、かわいくデコレーションしたパン。

ココアパウダーを混ぜ込んだ生地を成形してくまのパンに。子どもたちが成形したりトッピングしたりしているので、多少いびつなところもありますがそれでOK!いろいろな表情をチョコチップで作ることができました。

他にもマフィンやドーナツのデコ素材として飾ってもかわいく仕上がります。

コストコのチョコチップを溶かす方法

コストコのチョコチップは簡単に溶かすことができます。溶かす方法は2通り、電子レンジか湯煎です。

それぞれの手順を詳しく紹介します。

湯煎で溶かす場合

フライパンにお湯を沸かし、火を弱めにして沸騰する手前の状態を維持します。小さいボウルにチョコチップを入れてフライパンのお湯の上へ。

スプーンかゴムベラで混ぜながらゆっくり溶かしていきます。だんだんとなめらかに溶けていくのでしっかり混ぜます。フライパンのお湯がボウルの中に入らないように注意しながら作業を進めてくださいね。

電子レンジで溶かす場合

コストコのチョコチップ100gを耐熱皿にのせて、ラップをせずに電子レンジで500W1分30秒加熱します。一度取りだしてスプーンでかき混ぜ、全部溶けていないようなら追加で10秒ずつ、温めたら混ぜて、を繰り返します。

時短で簡単に溶かすことができますが、加熱しすぎるとボソボソになってしまうので、様子を見て調節しながら加熱時間を追加してみてください。

コストコのチョコチップのアレンジ活用法5選

コストコのチョコチップは2.04kgという大容量パックで、使い切れるかどうか不安という方もいるかと思いますが、活用方法も多いのでいろいろなアレンジで楽しむことができます。

チョコレートが大好きな方なら、お菓子作りなどにたっぷり惜しみなく使えるのでハマること間違いなしですよ。ここからはお菓子作り初心者さんでも簡単に作れる、チョコチップのアレンジ活用術を詳しく紹介します。

1:チョコバナナ

お祭りの屋台で売っている、というイメージが強いチョコバナナ。筆者も子どもの頃大好きでした。そんな普段なかなか気軽に食べられないチョコバナナ、コストコのチョコチップを溶かしてバナナにコーティングするだけで自宅でも簡単に楽しむことができるんです。

一本丸ごとでもよし、カットして食べやすいサイズにしてもよし。かわいいシュガーをトッピングすれば子どもも喜ぶおいしいおやつに。

2:チョコプリン

プリンを一から作るのはなかなか難しそう…と感じる方も多いかもしれません。しかしとっても簡単に、濃厚なチョコプリンを作ることができるんです。

用意するのはコストコのチョコチップ30gと牛乳150ccとゼラチン3gだけ。まず牛乳とチョコチップを電子レンジにかけて溶かします。溶けきるまで様子を見ながら加熱時間を調節してみてください。すべて溶けたら、少量のお湯でふやかしたゼラチンを加えスプーンでよくかき混ぜます。

お好みの容器や型に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めれば濃厚なチョコプリンの完成です。冷やすと濃厚なチョコ部分となめらかなミルキープリンが2層仕立てになりますが、簡単なのに味はとっても本格派でおすすめですよ。

3:チョコチップスコーン

チョコチップを使った人気のお菓子、チョコチップスコーン。ホットケーキミックスを使えば、とっても簡単に作ることができます。

ホットケーキミックス200gに無塩バター50g、牛乳40gを混ぜてさっくりとした生地を作りチョコチップを全体に混ぜ込んで成形、オーブン200度で20分ほど焼くだけであっという間に完成です。

ダイエット中でもスコーンを食べたい!という方は、ホットケーキミックスの代わりにオートミールと全粒粉を合わせて作るとよりヘルシーに楽しむことができますよ。

4:チョコオーバーナイトオーツ

近年オートミールブームが続く中で、オーバーナイトオーツも話題となっています。オーバーナイトオーツとは、オートミールに牛乳や豆乳などのミルク類を加えて浸し、ひと晩置いたもの。フルーツやナッツ、シロップを加えて自分好みのオーバーナイトオーツを作ることができます。

チョコ好きさんにおすすめのオーバーナイトオーツは、グラノーラに牛乳をかけてひと晩置き、仕上げにチョコチップをトッピングしたもの。グラノーラをチョコ味のものにすると、より濃厚なチョコの味を楽しめます。オートミールは食物繊維たっぷりでダイエット中にもうれしい食材、チョコを摂りすぎなければヘルシーなおやつとしてストレスなく楽しめます。

5:ガトーショコラ

本格的な濃厚ガトーショコラも、コストコのチョコチップを使って作ることができます。

まず湯煎でチョコチップ150gを溶かします。そこに無塩バター100gを加えて混ぜながら溶かしておきます。別のボウルに卵3個分の卵白を入れてハンドミキサーで泡立てメレンゲを作ります。また別のボウルに卵3個分の卵黄とグラニュー糖70gを入れ白っぽくもったりとするまでよく泡立てながら混ぜ、湯煎で溶かしたチョコチップとバターを加え、さらにふるった薄力粉30gも加えてしっかり混ざったら、メレンゲを2回に分けて加えてさっくりと空気をつぶさないようにしながら混ぜていきます。

オーブンシートを敷いた型に流し入れて170度のオーブンで40分ほど焼けば、完成。少し工程が多いように感じますが作業自体は難しくないのでぜひトライしてみてくださいね。

コストコのチョコチップの賞味期限はいつまで?

コストコのチョコチップはたっぷり大容量ですが、賞味期限も長く筆者が購入したものは購入日より約1年半ほど先でした。普段のお菓子作りはもちろん、次のバレンタインデー用としても使えるので余裕を持って消費できるのがうれしいですね。

賞味期限は長いですがチョコレートなので保存の仕方もポイントになります。

コストコのチョコチップを保存する方法

筆者が実践している、コストコのチョコチップを保存する方法を紹介します。冷蔵・冷凍・常温の3通りで保存できるのでそれぞれを詳しく見ていきましょう。

常温で保存する

コストコで常温で販売されているチョコチップは、開封後でもチャックをしっかり閉めてそのまま常温で保存することも可能です。ただし、チョコレートなので夏場に日差しの当たる場所や暖かい場所に置いておくと溶けてしまいます。パッケージ裏にも記載がありますが、高温多湿を避け、涼しい場所で保管するようにしましょう。

冷蔵庫で保存する

そのまま袋ごと冷蔵庫で保存することももちろん可能です。とはいえ、大きなサイズの袋。冷蔵庫のスペースをかなり占領してしまうので、筆者は使いやすいサイズの保存袋に小分けして冷蔵しています。結露などはつかずに溶ける心配もないので安心です。

冷凍庫で保存する

こちらも冷蔵保存と同様、袋のまま冷凍庫で保存できます。冷凍庫に袋のままか、小分けして保存袋かタッパーに入れておいても良いでしょう。

筆者はパン作りをする時に冷凍保存したチョコチップを使っています。生地の温度や発酵のステップで溶けやすいチョコチップも冷えているものを使えば、溶ける心配も減り焼き上がりも綺麗に形が残っています。

コストコのチョコチップでお菓子作りを楽しもう

コストコのチョコチップの詳細やアレンジ術を紹介しました。そのままおやつとしてもおいしく食べられ、お菓子やパン作りにも最適な使い勝手の良い大容量チョコチップ。スーパーや製菓材料店で同量のチョコチップを買おうとすると何倍もの価格になります。コスパの良さもこのチョコチップの魅力のひとつです。

家で手作りを楽しみたい方やチョコレート好きな方は、ぜひコストコのチョコチップをチェックしてみてはいかがでしょうか。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内の表示価格は、とくに記載のない場合、税込表示です。軽減税率の適用により価格が変動する場合もあります。

■執筆/舞さん
コストコ・業務スーパー・KALDIをこよなく愛するマニア。
コストコ歴は15年以上で、商品やアレンジ料理を紹介するブログやインスタグラムが人気、TVにも多数登場している。インスタグラムはmai_costcogets。
編集/サンキュ!編集部

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND