疲れたときに「ママがやらないといけないこと」って？娘たちの反応に感動の嵐

なりたりえさん（@rienarita）が「自分の『大事』を、わかってもらえること」というコメントとともにTwitterに投稿した漫画に共感が集まっています。作者のなりたりえさんにお話をうかがいました。

なりたりえさんのTwitter

ママの「やらなきゃいけないこと」とは

なりたりえさんは、7歳と6歳の娘さんのママです。疲れが溜まってしまったりえさんが、娘さんたちに「遊ぼう」と声をかけられます。そのとき、りえさんが取った行動は……？

どっと疲れが出ているタイミングで、娘さんたちに「あそぼー！」と声をかけられたりえさん。

「ママはやらなきゃいけないことがあるから」と、誘いを断ります。

やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、それを頑張るために「大好きなマンガを読もう」と決めるりえさん。

マンガを読み始めたりえさんを見た娘さんたちは、「マンガを読んでいるの？」と問いかけます。

「やらなきゃいけないことって、マンガなの？」まっすぐな瞳で聞いてくる娘さんたち。

りえさんの返答は……。

マンガを読むのはママが元気であるために必要なこと、と説明をします。そこで思い出すのは、りえさんが小さい頃の思い出でした。

「マンガばかり読んで！」と叱られるたび、自分にとって大事なものだと説明するけれどわかってもらえなかったのでした。私って成長してないな、そう思ったりえさん。しかし、娘さんたちの反応は違っていました。

「そうなんだ！ママにとってマンガは、とっても大事なんだね！」と、笑顔で受け入れてもらえたのです。

りえさんは「うれし……」と涙を流します。過去の自分も含めて受け止められた気持ちになれるエピソードですね。

自分の心を守るということ

やらなきゃいけないことが山ほどあるなか、自分の時間をつくるという選択がまず勇気がいることだと感じました。りえさんはふだんから、自分の心を守るための時間を意識してつくっているのですか？

「この時はたまたまで、こういう言い方をすることは普段はないです。しかし、自分の心を守り、心に余裕をもつ時間はとても大切だと思っているので、こういった時間は日頃から意識してつくるようにしています」

子どもたちへの接し方は？

子どもたちに対してきちんと説明する姿勢も素敵だなと思いました。子どもたちにりえさんの気持ちをこうやって説明する場面は多いですか？

「子どもたちには、今回のようなことや私が普段と違う行動をしたとき、子どもに対して怒ったときなど、いろんな場面で私ががなぜそういう行動をとったか、しっかり説明するようにしています」

このあとのママのリアクションは？

ママの説明に対して「そうなんだ！」と受け入れてくれるお子さんたち、本当に沁みますね。漫画のあと、りえさんは子どもたちにどのように言葉を返したのでしょう？

「この時は、嬉しくてなんて返したか覚えていないのですが……今、この時の子どもたちに返せるとしたら『ありがとう。あなたたちの大切なことも、大事にしてね』と伝えたいです」