第23話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」

【漫画】第23話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」これ以上私の人生に口を出さないで!亜弓からの決別宣言

2023/12/23

Instagramで人気のコミックエッセイ「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」の第23話。付き合って3年になる彼氏の翔太からプロポーズされ、結婚式の準備を進める亜弓(28歳)。ひとりブライダルフェアに参加した亜弓は、ウェディングプランナーとして働く従姉妹の園子に再会し、園子の勤めるホテルで結婚式をすることに決めました。

しかし、亜弓の母や親戚一同から好き勝手に口をだされ、準備を思うように進められません。亜弓がストレスで胃が痛くなるなか、翔太と結婚式の試食会に参加します。そこで園子に翔太を紹介しますが、ふたりの様子がなんだかおかしい…。その後、翔太が突然「プランナーを変更したい」と言い出し喧嘩になり、翔太は家を飛び出しました。後日、なんとか仲直りをし、結婚式の前日に亜弓と翔太は入籍しました。

しかし、待ちに待った結婚式はハプニングが続出。ウェディングドレスを勝手にド派手なものに変更されたり、招かれざる客によって乱痴気騒ぎに。極めつけは、翔太の不倫を暴露したムービーが流れ、その不倫相手が園子だという明らかになり、まさに地獄のような結婚式となったのです。

数日後、亜弓と翔太は話し合いをし、これからの二人のこと、園子に対しての後始末をふたりで考えることにしました。そんななか、携帯の電源をオンにすると、とてつもない量の着信とメッセージが。亜弓の母からは心配する言葉はなく、慰謝料などお金の話ばかり。それを見てうんざりする亜弓は「今後のことは自分たちで考えます」と返信するも、「全部お母さんのいうとおりにしなさい」と一蹴されます。思い返せば、昔から母親や親戚の過干渉がすさまじく、自分のことを自分で決められなかったと話す亜弓。

翔太は、どうすればいいか思い悩む亜弓に「地方で暮らさないか?」と持ちかけました。亜弓の心は揺らぎますが、翔太は「憧れだった会社を辞めても、家族のために働きたい」と真摯にむきあおうとします。さらに、長らく頭痛と胃痛に悩まされてきた亜弓に、その原因は親や親戚にあるのではないかと指摘する翔太。第三者に指摘され、自分の親や親戚がおかしいと亜弓ははじめて気がつきました。

そして、亜弓と翔太は、関係者を集めて話し合いの場をセッティングしました。まず、亜弓はここ数日一番気に掛かっていた園子に問いかけましたが、園子はまったく悪びれるようすがありません。そんな態度に亜弓の母は激怒するも、園子の母・公子が園子に加担し罵り合いに。公子は、自分が離婚したことを親戚一同に馬鹿にされ続け、積年の恨みがあったようです。そんななか口を開いたの園子。亜弓は「親戚の宝物」ともてはやされて育ちましたが、その一方でずっと貶され続けたきたと話します。その根深い恨みが、自分に向かっていたと知った亜弓は愕然とします。

園子は翔太のために離婚したにも関わらずあっけなく捨てられ、そのころ亜弓の婚約者が翔太であるこをしります。結婚式をぶち壊したのは、自分から逃げた翔太だけでなく、長年恨んでいた亜弓にも復讐するためだったのです。すべてをぶちまけた園子は、狂ったように笑い出します。園子が結婚式をぶち壊した意図を知った亜弓は言葉を失い…。

そんななか園子の母・公子は、亜弓に翔太と別れるよう執拗に迫り、翔太に園子に手をだした責任をとって、園子と結婚するように言います。冷静に考えをめぐらせる亜弓は、園子をここまで歪ませた原因は、親や自分に過干渉であった親戚たちであることに気づきました。そして、亜弓は「今は離婚しない」と宣言しました。果たして、亜弓は園子や親、親戚たちを納得させることができるのでしょうか。亜弓の戦いがはじまります。

あいか(シナリオ担当)とサル山(漫画担当)の二人組の漫画ユニット。【ブログ】あいか&サル山のサレ妻漫画禄...

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登場人物

第23話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」

毒親姉妹 第23話

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離婚しないと宣言した亜弓に、案の定、親や親戚の人たちは猛反対をします。
それでも亜弓は、ここ数日のあいだ自分が考えたことを話し始めました。

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第23話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」

園子の言い分を黙って聞いていた亜弓でしたが、これまでの自分の思いを話し始めました。
それは、言いたいことを言うことができなかった昔の記憶…。母親や親戚たちの言いなりになってしまう自分に比べ、自分で選んだ習い事をして、自分の行きたい高校に行き勉強ができる園子を羨ましく思っていたと言います。

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親や親戚たちのお人形だったという亜弓。そんな自分が唯一自分で決めたことが、翔太と結婚すること。だから最後まで責任を取りたいと話します。そして、親戚と母・紘子に「わたしのことはもういないものと思ってほしいと」決別宣言をしました。

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「これ以上私の人生に口を出さないでほしい」という亜弓の言葉に、母・紘子は激怒します。それでも、亜弓は「失敗だって経験したかったと」自分の意見をはっきりと主張しました。これまで自分の意見を抑え付けられていた亜弓ですが、やっと抜け出すことができたようです。

亜弓のように、必要以上に親の期待に頑張って応えようとする子のことを「いい子症候群」と言われることがあります。もし自分を振り返って思い当たることがあったら、親との関係を見直してみてはいかがでしょうか。

 
 

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