【漫画】第20話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」私のことずっと見下してきたくせに…!
2023/12/20
Instagramで人気のコミックエッセイ「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」の第20話。付き合って3年になる彼氏の翔太からプロポーズされ、結婚式の準備を進める亜弓(28歳)。ひとりで参加したブライダルフェアで、ウェディングプランナーとして働く従姉妹の園子に再会しました。
亜弓の母と園子の母は折り合いが悪く、亜弓と園子もいつの間にか疎遠となっていましたが、久々に会ったふたりは意気投合。園子の勤めるホテルで結婚式を行い、プランナーも園子にお願いすることになりました。
しかし、身の丈にあう結婚式をと考える亜弓ですが、過干渉な亜弓の母と親戚たちと意見が合わず振り回され、準備が思うように進みません。ストレスで胃が痛くなり薬が手放せない状況にも関わらず、翔太は協力的でなく…。そんなか亜弓と翔太は結婚式の試食会に参加し、そこで園子に翔太を紹介しますが、ふたりの様子がおかしいのが気になります。
試食会後も結婚式の準備に追われる亜弓は、翔太に大変さを伝えるものの冷たくあしらわれ口論に。さらに翔太が突然「結婚式をやめたい」、「プランナーを変更したい」と言い出し喧嘩別れに。一時は結婚式を行うことが危ぶまれましが、自分の親も結婚式を楽しみにしていると知った翔太は、結婚式を行うことを決断します。
準備はとんとん拍子に進み、予定通り結婚式の前日に亜弓と翔太は入籍し、それにあわせて引っ越しも終えました。ついに結婚式当日となりますが、母が勝手にウェディングドレスをド派手なものに変更したり、酒乱で有名な拓也おじさんや、翔太側の悪友など招かれざる客が現れ乱痴気騒ぎに。さらには、翔太の不倫を暴露したムービーが流れ、その不倫相手が園子だということが明らかになり、まさに地獄のような結婚式となったのです。
数日後、翔太と話し合う決心がついた亜弓は、引っ越したばかりの翔太との新居に戻ります。翔太は謝罪し、結婚の重圧から逃げるため、マッチングアプリで出会った園子と不倫したものの、園子が離婚したとわかったらブロックをして逃げ、不倫したことは隠し通すつもりであったことを白状しました、そして、園子と別れた後に亜弓と従兄弟ということがわかり、園子から亜弓にばらすと脅されていたことも打ち明けました。
ふたりは、自分達のこれからについては結論がでないものの、まずは結婚式を台無しにしたこと、園子に対しての後始末をどうつけるかを考ることにしました。そんなか、亜弓が数日ぶりに携帯の電源をオンにすると、200通という膨大な量のメッセージを亜弓の母が送ってきていたことに気づきます。おそるおそる開いてみると、そこには亜弓を心配する言葉はなく、慰謝料などお金の話ばかり…。亜弓は胃の痛みを抱えながら返信するものの、「全部お母さんのいうとおりにしなさい」と一蹴されます。思い返せば、昔から母親や親戚たちが口出しをしてきて、自分のことを自分で決められませんでした。思い悩む亜弓に「地方で暮らさないか?」と持ちかける翔太。そして、亜弓の頭痛と胃痛は親や親戚の過干渉にあるのではと指摘します。そしてふたりは、結婚式でのこと、園子のこと、そして自分たちの気持ちに決着をつけるため、話し合いの場をセッティングしました。
結婚式以来、はじめて関係者が集まりました。まず、亜弓はここ数日一番気に掛かっていた園子に問いかけましたが、園子はまったく悪びれるようすがありません。その態度に亜弓の母は激怒するも、園子の母・紘子が園子に加担し罵り合いに。紘子は、自分が離婚したことを親戚一同に馬鹿にされ続け、積年の恨みがあったようです。
登場人物
毒親姉妹 第20話
話の主体である子どもだちを差し置いて、亜弓の母・紘子と園子の母・公子の罵り合いはさらに白熱し…。そんな様子を亜弓は「ウルサイ!」と一喝します。
母親たちの罵り合いを止めた亜弓に、園子が口を開きます。相変わらず悪びれるそぶりはなく、その姿を見て、亜弓はゾッとしました。
園子は翔太との子を妊娠して流産したと言いますが、翔太は否定します。園子の言いぶんを聞いた亜弓が、子どもの頃はよく遊んでいたのに、そんなに恨まれることをしたのかと困惑すると園子が激昂しました。
園子は子供の頃から親戚に亜弓と比べられ、貶められていたといいます。園子の母・公子同様、園子も親戚への恨みが根深く、大人になったいまもくすぶり続けていたのです。とはいえ、そのような状況をつくったのは親戚一同で、亜弓に対しての仕打ちは逆恨みでしかありません。
幼少期の家庭環境は、その後の人生に大きな影響を及ぼすと言われています。親戚間で大人同士のしがらみがあったとしても、子ども同士を差別するのはあってはならないことですよね。