【漫画】第19話「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」関係者が集結!明かされた園子の母・公子の積年の恨み
2023/12/19
Instagramで人気のコミックエッセイ「毒親姉妹~愛サレた私と壊シタ従姉妹~」の第19話。付き合って3年になる彼氏の翔太からプロポーズされ、結婚式の準備を進める亜弓(28歳)。ひとりで参加したブライダルフェアで、ウェディングプランナーとして働く従兄弟の園子に再会しました。
亜弓の母と園子の母は折り合いが悪く、亜弓と園子もいつの間にか疎遠となっていましたが、久々に会ったふたりは意気投合。園子の勤めるホテルで結婚式を行い、プランナーも園子にお願いすることになりました。
しかし、身の丈にあう結婚式をと考える亜弓ですが、過干渉な亜弓の母と親戚たちと意見が合わず振り回され、準備が思うように進みません。ストレスで胃が痛くなり薬が手放せない状況にも関わらず、翔太は協力的でなく…。そんなか亜弓と翔太は結婚式の試食会に参加し、そこで園子に翔太を紹介しますが、ふたりの様子がおかしいのが気になります。
試食会後も結婚式の準備に追われる亜弓は、翔太に大変さを伝えるものの冷たくあしらわれ口論に。さらに翔太が突然「結婚式をやめたい」、「プランナーを変更したい」と言い出し喧嘩別れに。一時は結婚式を行うことが危ぶまれましが、自分の親も結婚式を楽しみにしていると知った翔太は、結婚式を行うことを決断します。
準備はとんとん拍子に進み、予定通り結婚式の前日に亜弓と翔太は入籍し、それにあわせて引っ越しも終えました。ついに結婚式当日となりますが、母が勝手にウェディングドレスをド派手なものに変更したり、酒乱で有名な拓也おじさんや、翔太側の悪友など招かれざる客が現れ乱痴気騒ぎに。さらには、翔太の不倫を暴露したムービーが流れ、その不倫相手が園子だということが明らかになり、まさに地獄のような結婚式となったのです。
いたたまれなくなった亜弓は、披露宴会場を飛び出し新婦の控室に戻るも、親戚の人たちがやってきて好き放題いいます。そんなとき、酒乱の拓也おじさんが騒ぎ立てていた親戚の人たちの矛先を変えてくれ、亜弓に助け舟をだしてくれました。ようやく一人になれた亜弓でしたが、翔太にも園子にも裏切られ精神的に限界に…。結婚式場を逃げるように去った亜弓は、ひとりビジネスホテルで過ごし、これまでのことに考えをめぐらせていました。
そして数日後翔太と話し合う決心がついた亜弓は、引っ越したばかりの翔太との新居に戻ります。翔太は謝罪し、これまでのことを話し始めました。翔太は結婚の重圧から逃げるため、マッチングアプリで出会った園子と不倫したものの、園子が離婚したとわかったらブロックをして逃げ、不倫したことは隠し通すつもりであったことを白状しました、しかし、園子と別れた後に亜弓と従兄弟ということがわかり、園子から亜弓にばらすと脅されていたことも打ち明けました。
翔太がしたことは、亜弓に対してはもちろん、園子に対しても恨まれてもしょうがない行為でした。自分達のこれからについては結論がでない亜弓と翔太。しかし、まずは結婚式を台無しにしたこと、園子に対しての後始末をどうつけるかを考えました。
そんなか、亜弓が数日ぶりに携帯の電源をオンにすると大量の着信とメッセージが…。特に200通という桁違いの量を送ってきたのが亜弓の母でした。おそるおそるメッセージを開いてみると、そこには亜弓を心配する言葉はなく、慰謝料などお金の話ばかり…。亜弓は胃の痛みを抱えながら、「離婚するかは自分達で決めるから見守ってほしい」と母に返信するものの、「全部お母さんのいうとおりにしなさい」と一蹴されます。思い返せば、昔から母親や親戚たちが口出しをしてきて、自分のことを自分で決められませんでした。
どうすればいいか思い悩む亜弓に、翔太は「地方で暮らさないか?」と持ちかけました。誰も知らない土地に行けば、過干渉な親や親戚とも距離がとれるかもしれないと、亜弓の心は揺らぎます。そして翔太は「憧れだった会社を辞めても、家族のために働きたい」と亜弓と真摯にむきあおうとします。亜弓もその態度に応え、親戚関係で嫌な思いをさせたことを謝りました。
長らく頭痛と胃痛に悩まされてきた亜弓ですが、その原因は親や親戚の過干渉にあるのではと指摘する翔太。さらに、「普通の親は子どもの気持ちを尊重する」と言われ、亜弓ははっとしました。そしてふたりは、結婚式でのこと、園子のこと、そして自分たちの気持ちに決着をつけるため、話し合いの場をセッティングすることにしました。
登場人物
毒親姉妹 第19話
話し合いのために、亜弓の両親と親戚たち、翔太の両親、園子と園子の母らが亜弓の実家に集まりました。
謝る翔太に対して亜弓の母や叔父は口出しをしてきますが、亜弓は毅然とした態度で諌めました。
話し合いがはじまると、亜弓はまずここ数日一番気に掛かっていた園子に問いかけました。不倫相手が亜弓の婚約者であることがわかり、結婚式をぶち壊したのはどんな意図があったのでしょうか。
まったく悪びれるようすのない園子に、亜弓の母は激怒。そこに園子の母が加わり、罵り合いになり、話し合いの場はドロ沼化していきます…。
園子の母・公子は、自分が離婚したことを親戚一同に馬鹿にされ続け、積年の恨みがあったようです。亜弓と亜弓の母・紘子を口撃するだけではなく、その矛先は、自分の娘である園子にまで…。このように、園子は実の母親に蔑まれてて育てられたのかもしれません。園子の歪んだ感情の根源が見えてきたような気がします。