こわがりの犬。数年前の恐怖体験もしっかり警戒して、ソロ～リ歩く姿が賢くてかわいすぎる！

黒柴はるママさん（@51316Mika）が投稿したのは、愛犬・はるくんがソロ～リと歩く姿。ちょっとしたことにもこわがってしまうはるくんは、数年前に味わった恐怖も未だにしっかりと記憶しているようです。飼い主さんにお話をうかがいました。

ソロ～リ

防寒対策の1つである二重玄関のフード部分。晴れている日はガラス越しに日光がよく当たり、気持ちよさそうです。

しかしガラスの向こうの何かに気づき、はるくんは横にならずスックと立ち上がります。
当時、向こう側には虫がいたとのこと。

虫が怖かったはるくんは玄関を通り部屋の中へ……と思いきや、今度は急に動きがスローに。
何かを確かめるように、金属でできた玄関ドアの下枠部分へソロ～リと前足を下ろしました。

飼い主さんによると「ソロ〜リしている場所は何年か前に静電気がきてから、ソロ～リするようになった」のだそう。

慎重な動きで静電気も回避したはるくん！
次々にやってくる怖いものを持ち前の賢さでくぐり抜けて、ようやくお部屋に入ることができたのでした。

はるくんは虫が苦手

お家に入ってきたのはガラスの向こうにいた虫が原因とのことですが、はるくんはどれくらい虫が苦手なのでしょうか。

「ハエが家の中に入ってきたときは、尻尾を下げて2階に逃げていきました。
飛ぶ虫がダメみたいで尻尾を下げてしまいます」

飛ぶときのブーンという音も、もしかすると犬のはるくんには聞こえているのかもしれませんね。2階にまで逃げていくとは、本当に嫌がっている様子が伝わってきます。

恐怖の静電気体験は2年前

ソロ～リしている姿がとても慎重でかわいかったです。当時、はるくんにはどのような状況で静電気がきたのでしょうか。

「2年くらい前に散歩から帰るとバチッと音が鳴りました。
ビクッとして、そこをジーッと見ていて、それ以来ソロッとするように」

人間でも静電気は痛くてびっくりするもの。突然電気が走り、何が起こったのかも理解できないはるくんの恐怖は相当なものだったと思います。
しっかり覚えていて回避しようとするはるくんは、とても賢いですね。

ソロ～リを見た飼い主さんは

はるくんのソロ～リを見て、どう思われましたか。

「はるは『静電気がきませんように』って、そこに集中して頑張っているのに、
ソロッとしている姿が毎回かわいくて、はるには悪いのですが笑ってしまいます」

静電気を避けようと頑張るはるくん。その行動を応援したくなる一方、あまりに慎重な動きはかわいすぎて、思わず笑ってしまいますね。

はるくんの好きなもの

虫に静電気にと苦手なものが多いはるくんですが、反対に好きなものについて質問してみると、
「好きなものは特になく、オヤツも気が向かないと食べない、おもちゃも何カ月かに一度しか出して遊びません。どれも新品のままのおもちゃたちです」とのこと。

好きなものがあまりないとは驚きですが、ものに興味を示さない代わりに、はるくんは人が大好きなのだそう。

「人が大好きで。近所のお年寄りが特に。
散歩終わりに家が近付いても素通りして、お年寄りの家に向かい、玄関前でお座りして、私がチャイムを鳴らすのを押すまで見ています。
お邪魔させてもらうと、おばあちゃんの足下で寝ています。それで気が済むみたいです」

おっとりしていてやさしい性格であることが伝わってくるはるくん。大好きな人やお年寄りのそばにいるときは恐怖心を忘れて、穏やかな気持ちで過ごせているといいですね。