話題作『怪物』は瑛太の“頼りない先生”演技に注目!6月公開のおすすめイケメン出演映画5選
2023/06/04
梅雨を吹き飛ばすイケメン軍団がスクリーンに降臨します! カンヌ映画祭で絶賛された作品からサブスク配信映画もありますよ!
紹介してくれたのは、映画ライターの斎藤香さんです。
- 『怪物』2023年6月2日公開
- 『渇水』2023年6月2日公開
- 『忌怪島/きかいじま』2023年6月16日公開
- Netflixシリーズ『離婚しようよ』2023年6月22日よりNetflixにて全世界独占配信スタート
『怪物』2023年6月2日公開
第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞(坂元裕二)とクィア・パルム賞(LGBTQを扱った映画に贈られる賞)を受賞した『怪物』。ふたりの小学生の喧嘩を軸に、いじめられていた少年の母親(安藤サクラ)、担任の先生(永山瑛太)、少年たち(黒川想矢、柊木陽太)3つの視点で物語が展開していきます。
担任の先生は母親目線だと「頼りない先生」だけれど、別角度から見るとまったく違う。“ダメな先生だと思い込んでいたのではないか”と思わせるのです。
瑛太が上手くて、印象を微妙に変えてくるあたり素晴らしい。ぜひ見ていただきたいです!
『渇水』2023年6月2日公開
生田斗真が平凡な水道局員を演じる人間ドラマ。水道滞納者の元に出向き水道停止を執行する仕事を淡々とこなしていた岩切(生田斗真)が、母親(門脇麦)にネグレストされている姉妹との出会いにより、変化していく姿を描きます。
生田斗真がこれまで演じたことのない地味キャラで新境地を開拓。葛藤する姿もまたいいんですよ〜。同僚を演じるのが磯村勇斗。イケメン水道局員たちのバディな雰囲気がシリアスなドラマの中で光っています。
『忌怪島/きかいじま』2023年6月16日公開
ホラー映画界の巨匠と言われる清水崇監督作でホラー映画初主演を飾ったのは、なにわ男子の西畑大吾。若き天才脳科学者・片岡友彦として登場します。
南の島にやってきたVR研究チームが、その島に言い伝えられている「イマジョ伝説」を知ることに。それはかつて島で虐げられた女性の怨念だった……という物語。
そのイマジョと対峙するのが西畑演じる片岡。心霊現象を信じない彼は科学で解決しようとしますが、イマジョには通用せず? 前半はクールに装いつつも後半は恐怖におののく姿を見せる西畑のさまざまな表情は「ずっと見ていたい」と思うはず!
Netflixシリーズ『離婚しようよ』2023年6月22日よりNetflixにて全世界独占配信スタート
松坂桃李と仲里依紗が結婚5年目にして冷め切った夫婦を演じるホームコメディ。松坂の役は新人議員の東海林大志で、仲演じる妻のゆいはお嫁さんにしたい女優No.1という設定。
ふたりを取り巻く事情が複雑でなかなか離婚できない夫婦が、なんとか「離婚しよう!」と一致団結して突き進むという物語。
松坂桃李のおぼっちゃま議員ぶりが楽しい。かっこいいのにポンコツな男を演じる松坂の魅力がたっぷり堪能できます。そもそも「離婚が目標」という展開も面白すぎて、夫婦の離婚の行方に目が離せなくなりますよ!
『SHE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』2023年6月9日よりAmazon Prime Videoにて配信スタート
山下智久主演の新作映画はラブストーリー『SHE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』。ウェブ漫画家NASTY CATの「見えなくても聞こえなくても愛してる」の映画化作品。
山下演じる漫画家は、自作の映画化が決まり上昇気流に乗る中で視力を失う病に。絶望する彼を支えたのは、彼の漫画の大ファンという女性(新木優子)。でも彼女は聴覚障害だったのです……。
お互いを支え合い、やがて愛し合う男女を山下と新木が好演。ヴィジュアルも最高に美しく眼福シーン満載ですよ。