「どちらに注目すればいいのかわからない」上手にベストを編む飼い主の手元に、かまってほしい猫がやってきた

Xユーザーのrisaさん（@__koalove__）が編み物をしていると、愛猫のはなちゃんがやって来ました。すると、はなちゃんは飼い主さんに“かまって”とアピールを始めます。編み物を止められない飼い主さんに、痛いしっぺ返しがあるのでした。

何が起こる？“かまって”アピールを無視した結果

「猫を無視して編んでいるとこうなる」というコメントが添えられた今回の投稿。そこには、編み物をする飼い主さんの手と、近寄って来たはなちゃんの姿が映っていました。

リプライされたコメントによると、このとき飼い主さんはベストを編んでいたそうです。

すると、はなちゃんは飼い主さんの手に頬をスリスリとこすりつけ始めました。
すぐにナデナデしたくなるくらいかわいいアピールですが、毛糸を編む飼い主さんは手を止められません。

無反応な飼い主さんに対して、今度は、はなちゃんが手をペロペロとなめ始めました。
しかし、毛糸を編む飼い主さんの手は止まりません。

そして、反応を返してくれない飼い主さんに対して、はなちゃんはついに手にカプッとかみついたのでした。
これには飼い主さんも、「イテテッ」という反応をし始めました。

「ペロペロからのガブリ」という猫の“あるある”な行動をするはなちゃん。結局、最後は武力行使で飼い主さんに要求を伝えたようです。

どんな要求があった？愛猫の望むこと

この日は朝からずっと編み物をしていたという飼い主さん。当時の状況については、こう振り返ります。

「あのときのはなは寝起きで、寝起きはまず私の所へ来て抱っこされるのがルーティンになっているので、抱っこされに来たのだと思います。なのに、私が編み物に集中していたので、かんできたのでしょう」

飼い主さんも、寝起きのルーティンが欠けていることに気づいていたのですね。動画のなかではかまってもらえませんでしたが、はなちゃんは要求をかなえることができたのでしょうか？

「はい。このあとで、たくさん抱っこをしました」

飼い主さんへ無事に願いが届き、はなちゃんは念願の抱っこをしてもらえたようです。

編み物を止められなくても、大切な家族

動画のなかではかまってもらえませんでしたが、はなちゃんは飼い主さんにとって大切な家族。飼い主さんによると、迎え入れの経緯も運命を感じるものがあったようです。

「はなは、2020年冬の深夜に愛犬・ポン太と散歩しているときに出会いました。そのときに家までついてきたので、保護しました。迎え入れた当初から懐こい性格をしていて、家でもすぐくつろいでいたのを覚えています」

元野良猫のはなちゃんが動画のように甘えてくれることについて、感想はありますか？

「甘えてくれて、とても嬉しいです。わが家に来てくれて、本当によかったと思っています」

運命的な出会いから家族として迎え入れられたはなちゃん。そんなはなちゃんが甘えてきてくれる姿は、飼い主さんを幸せな気持ちにしていることがわかりました。