【韓国ドラマ】近年の「隠れた名作」10選!本国ドラママニアたちが絶賛した珠玉の名作はコレ!

2024/11/11

『涙の女王』や、『私の夫と結婚して』など、今年も数々のヒット作が誕生していますが、実は隠れた名作ドラマがまだまだ存在する奥深き韓国ドラマの世界。

本記事では、日本で大きな話題になったとは言えないけれど、韓国の視聴者の中で絶賛されている近年放送の隠れた名作ドラマ10作品をご紹介します!“ハズレなし”の作品ばかりなので、是非チェックしてみてください!

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韓国ドラマをこよなく愛する韓国エンタメライター。WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事を執筆...

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『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』

出典:Amazon

■あらすじ

恋愛がうまくいっていない恋愛コーチのボラと、無愛想な出版企画者のスヒョク。そんな彼らが恋愛書を出版するため、ボラの恋愛生活を救うべくチームを組む。この協力関係がいつしか恋の駆け引きになっていく。

■見どころ

「恋愛は戦略が必要だ」という恋愛コーチデボラと、「恋愛は心」という出版企画者スヒョクが、一緒に恋愛書を作りながら繰り広げるロマンスドラマ。

胸キュンラブコメと思いきや、恋愛指南書のような一面があり、数々の名台詞がズシンと心に響いてくる本作。ユン・ヒョンミン演じるスヒョクがラストまでデレデレせず紳士なのも大人には刺さりまくるはず!(でもラスト少しだけデレっとしてくれるその塩梅が絶妙です。笑)

笑ってキュンとして共感してしまう、大人におすすめの隠れた名作ロマンスです。

『弱いヒーローClass1』

出典:PR TIMES

■あらすじ

天性の頭脳を持つ優等生ヨン·シウン(パク・ジフン)は、誰とも群れず、勉強以外に興味がない。そんなシウンをよく思わない同級生らはシウンに執拗な嫌がらせをしていた。いじめがエスカレートし我慢の限界に達したシウンは、卓越した頭脳と洞察力で彼らに冷酷な制裁をくだす。最後の一発を殴ろうとした時、同じクラスで運動神経抜群のアン・スホ(チェ・ヒョヌク)が止めに入る。シウンはスホにも殴りかかろうとするが、スホには到底敵わない。 ある日、不良グループに絡まれ自力で事態を打開しようとするシウンだったが、絶体絶命の危機に陥ってしまう。そんな時、アン·スホとオ·ボムソク(ホン・ギョン)が現れ…。やがて彼らは、裏組織も絡む事件へと巻き込まれていく――

■見どころ

本作は、天性の頭脳を持つが、学校内で執拗ないじめを受ける優等生ヨン・シウンが、友達と呼べる出会いを経て、学校での暴力地獄から抜け出すために脳と分析力を使って立ち向かう学園アクションドラマ。

“学園版D.P. ”とも言われる本作は、人間の絶妙な感情と社会的メッセージも込められたストーリーと、パク・ジフンやチェ・ヒョヌク、ホン・ギョンたち若手俳優たちの熱演に「2022年最高の話題作」と、絶賛の声が相次ぎました。

米「Forbes」では「2022年最高の韓国ドラマ20」に選出され、「Teen Vogue」では、「今すぐ見なければならない2022年最高のKドラマ11」として、高い評価を得ました。

『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』

出典:PR TIMES

■あらすじ

耳の聞こえない両親と兄を持つCODAの少年ウンギョル。幼いころから両親と兄を助け、真面目で明るい優等生だったが、一方では同級生から嫌がらせを受け、孤独な思いを抱えていた。 そんなある日ウンギョルは、楽器店のおじさんと出会い、ギターを習い始める。音楽の魅力にはまり、両親には内緒でバンド活動を始めたウンギョルだったが、父親にその事実がばれてしまい強固に反対される。音楽を諦めることを決意したウンギョルは、ギターを売りに楽器店を訪ねるが、店から出ると妙な違和感を感じる・・・なんとそこは1995年!過去にタイムスリップしてしまったのだ。 しかもウンギョルは街角で高校生だった父イチャンに出くわす!しかも父は耳も聞こえ、言葉も話していた…未来へ帰る方法を画策するウンギョルだったが、なんと高校生の父と共にバンド “ウォーターメロンシュガー”を結成することになり…。

■見どころ

本作は、過去へタイムスリップしたCODA(耳が聞こえない親元で生まれ育った、耳が聞こえる子ども)の少年が、若かりし頃の父と出会いバンドを結成!青春の日々と恋をレトロな世界観で描く珠玉のファンタジー青春ロマンス。

過去にタイムスリップして、過去の若い頃の両親に会い未来を変えようとするのですが、爽やかな友情と淡いロマンス、そして深い親子愛に後半は号泣間違いなしです。2023年の隠れた名作と呼び声高い必見の一作です。

『愛だと言って』

■あらすじ

父親の不倫が発覚して、生活のすべてが悪い方に向かっていたウジュ。その後、父親が突然亡くなり、ウジュは父の愛人に家を追い出される羽目になる。人生を狂わされたウジュは復讐を企むが、その過程でドンジンと出会って恋に落ちることになる。しかしドンジンはなんと父親の愛人の息子だったことを知る...。

■見どころ

本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたイ・ソンギョン演じるヒロイン・ウジュが、再婚相手への復讐をきっかけに出会った男性と思わぬ恋に落ちていくヒューマンロマンス。

王道の復讐劇かと思いきや、出会うべきではなかった傷だらけの男女の複雑な恋愛模様を丁寧に描いている本作。不幸から抜け出し幸せへ向かって懸命に生きる主人公たちの姿に、グッと胸を打たれて、心温まること間違いなし!

王道のラブコメや、ドロドロの復讐劇はお腹いっぱい!という人にもおすすめしたい一作です。

『LTNS~不倫探偵夫婦物語~』

出典:PR TIMES

■あらすじ

日々の疲れで昔の熱情は一切なくなったセックスレス夫婦の夫サミュエル(アン・ジェホン)と、妻ウジン(イ・ソム)。これ以上、今の生活を続けることはできないと考えていた2人は、偶然知った友人の不倫を見逃すことで代償を手にし、「不倫はお金になる」ことを発見。 以降、自分たちのより良い人生のために、不倫カップルを次々と脅迫してお金を要求していく。世の中に不倫する人ってこんなに多かったのか。そのおかげで経済的な余裕ができ、一緒にいる時間も増えて、今まで目を逸らしてきた夫婦問題にも向き合うようになるのだが…。

■見どころ

LTNSとはLong Time No Sexの略で、生活に追われてセックスレスになり、お金もなく、情熱が消え失せた夫婦ウジン(イ・ソム)とサムエル(アン・ジェホン)夫婦が、不倫カップルを脅迫してお金を稼ぐ中で、自分たちの関係を見直していく姿を描く“大人のためのロマンティック&ブラックコメディ”。

韓国で初めて“セックスレス”をテーマにするという果敢な挑戦をした本作。主人公夫婦のほか、様々な事情を抱える不倫カップル不倫を通して夫婦関係と恋愛、“幸せとは何か”を考えさせられます。
過激で生々しいながらも、爆笑して共感して、ほろっと泣ける既婚者必見の一作です。

『パンドラの世界 ~産後ケアセンター~』

出典:Amazon

■あらすじ

ヒョンジン(オム・ジウォン)は韓国を代表するドラッグストアの大手企業「オリブリー」に勤めるキャリアウーマン。最年少 女性常務に昇進が決まるが、なんとその日に妊娠が発覚。臨月まで働き続けたヒョンジンは生死の境をさまよいながらも無事に男の子を出産し、母子のケアをしてくれるセレニティ産後ケアセンターに入ることに。 だが、仕事一筋で突っ走ってきたヒョンジンにとって、そこはまるで別世界だった…。

■見どころ

本作は、新米ママが出産後、体調管理のために利用する韓国独自の療養施設“産後ケアセンター”で繰り広げるヒューマン・コメディ。

出産と育児のために孤軍奮闘するママたちの姿をリアルに描き出した本作。序盤からコミカルかつリアルな描写に爆笑してしまう一方で、深すぎる「母の愛」と、その愛ゆえに次第に変化していく女性たちの姿に涙が止まりません。
韓国でも「涙ながしながら笑った」との声が続出!爆笑して、共感して、大号泣してしまう、隠れた名作です。

『大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~』

出典:PR TIMES

■あらすじ

韓国有数の電機メーカー、ハンミョン電子。本社人事チームでリストラ面接にまい進するキャリア18年目のタン・ジャヨンが、地方都市チャンインにある生活家電事業部の人事チーム長として赴任する。次は念願の役員昇進だと張り切る彼女だが、悩みは離婚した憎き元夫、ハン・セグォンが同じ職場にいること。 一方、キャリア22年目のベテラン開発者チェ・バンソク。所属する部署がリストラで解体の憂き目に遭い、チャンイン事業部開発1チームに異動になる。しかし年下の生意気な上司、チーム長のセグォンとうまくいかない。セグォンと衝突したバンソクに、まったく畑違いの人事チーム行きが発令される。納得できないと憤りを隠せないバンソク。ジャヨンもまったく役に立たない人事経験ゼロの社員を押し付けられて頭が痛い。会社員として生き残りをかけた2人の奮闘に、事業部売却をもくろむ会社上層部の思惑がからみ…。

■見どころ

韓国の映画雑誌「シネ21」が実施した、2021年を輝かせた韓国ドラマシリーズTOP10で4位に輝いていた本作品。“中年版ミセン”とも言われ、派手ではないですが、働く人々の共感を呼んだ笑いと感動の隠れた名作です。

本作は、それぞれ大事なものを守るため懸命に働いてきたサラリーマンがリストラや不当人事に立ち向かう、企業の“人事部”視点で描くオフィス奮闘記。会社に生き残るために、「自分が役に立つこと」を絶えず証明しなければならない労働者たちの悲哀を込めたコメディは、多くの人々の心を掴みました。

『五月の青春』

出典:PR TIMES

■あらすじ

2021年、光州で身元不明の遺骨が見つかる。その41年前の1980年、民主化運動の熱を帯びた時代。ソウルからある事情を抱え、光州に帰ってきた医大生のファン・ヒテは、看護師のキム・ミョンヒと出会う。それは、5月に訪れた春のような恋だった…。

■見どころ

高い視聴率を叩き出したわけではないですが、ドラマファンの中では「ハマって抜け出せない」と、本国で高い評価を得た『五月の青春』。

映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』の題材にもなっている、1980年5月に起きた光州民主化運動の時代を背景に繰り広げられる、切ない青春ラブストーリー。激動の時代の中懸命に生きた若者達の、美しくも切ない愛に号泣必至です。

強烈な余韻を残すことから、「第2のミスター・サンシャイン」と謳われている2021年の名作です。

『アンナ』

出典:Amazon

■あらすじ

貧乏な両親のもとに生まれたユミは、並外れた美貌と才能で注目を集めていたが、大学受験直前、教師との恋愛が発覚し、転校を余儀なくされる。 受験に失敗した彼女は、合格したと嘘をつき、偽の大学生活を始める。

■見どころ

作家チョン・ハンアの長編小説『親密な異邦人』を原作とし、映画『シングルライダー』で演出力が認められたイ・ジュヨン監督が脚本と演出を務め、期待を集めていた本作品。百想芸術大賞では、「演出賞」や、「最優秀演技賞(スジ)」など4部門でノミネートを果たしました。

本作は、名前、家族、学歴、過去にいたる些細な嘘をきっかけに、完全に他人の人生を生きることになった女性の人生を描いた作品。嘘を重ね続けるユミの、揺れ動く心理描写が丁寧に描かれているので、“悪女”にもかかわらずどっぷり感情移入してしまいます。

これまでの天真爛漫なイメージを脱ぎ捨て、嘘を重ね続ける女性の心の揺れを、繊細な表情演技で演じたスジの演技は必見!

『私たち、家族です~My Unfamiliar Family~』

出典:PR TIMES

■あらすじ

家族との間に距離を感じていたトラック運転手の父サンシク(チョン・ジニョン)が趣味の登山に朝から出かけた日、ずっと家事をこなしてきた母ジンスク(ウォン・ミギョン)は、長女のウンジュ(チュ・ジャヒョン)と次女のウニ(ハン・イェリ)、末っ子のジウ(シン・ジェハ)に“卒婚”すると爆弾発言をする。母親の決定に子供達は混乱を隠せない。 一方、出版社の仕事で冥想院を訪れたウニは、5年前にウニの彼氏が浮気していたことを知っていながらも教えてくれず絶交したチャニョク(キム・ジソク)と再会する。登山に行ったきり連絡取れないサンシクを心配した家族は行方不明届を出し、山で倒れて病院に運ばれた父に会いに行くが、そこには22歳の記憶のままの父サンシクがいて…。

■見どころ

2021年の「百想芸術大賞」では、作品関連賞3部門(作品賞、演出賞、脚本賞)にノミネートされた本作。

他人のようだった家族がお互いのことを知り、時には受け入れがたい真実に直面しながらも絆を取り戻していく様は、涙なしでは観ることができません。心に響くメッセージ、そして鋭く放たれる名セリフの数々…家族の本質を問う愛ある人間ドラマにきっと胸が熱くなるはず…!

共感して号泣して、観終わる頃には家族に会いたくなるおすすめの一作です。

 
 

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