その年の健康や幸せを祈願する「初詣」。願いをかなえるには作法を守ることが大切です。
風水の第一人者のDr.コパに、「初詣の正しい参拝方法や運気を上げるためのポイント」を教えてもらいました。
1: きちんとした服装で参拝する
近所だからといって、ジャージなどくだけすぎた服装は避けましょう。サンダル履きで参拝するのもNG。神様に今年1年のお願いごとをするのに、ふさわしい服装をしましょう。
2: 一礼して鳥居をくぐって中に入る
境内に入るときは必ず鳥居をくぐりましょう。その際、鳥居の手前で一度立ち止まり、おじぎをします。参道の中央は神様の通り道なので、中央ではなく端を歩くのも作法です。
ただし、初詣など参拝者が多く、端を歩けないときは真ん中を通っても〇。
3: お賽銭は115円
風水的に「115」は天下を取れる強力な数。お賽銭を115円にすることで、願いがかないやすくなります。あらかじめ100円、10円、5円を各1枚ずつ(千円札、100円、50円でもOK)用意しておきましょう。
4: お賽銭箱の正面ではなくわきからお参りする
神様の通り道である中央は避け、お賽銭箱のわきに立ち軽くおじぎ。次におさい銭を入れ、鈴があれば3回鳴らしましょう。参拝の仕方は「二拝(おじぎ)、二拍手(手をたたく)、一拝」が基本です。
5: 長々と願い事はせず、住所・名前・「よろしくお願いします!」のみ心のなかで唱える
お正月は神様も大忙し。長々と参拝するのではなく、サッとその場を空けるのが正解です。願い事は祈願書に書いて、ポケットやバッグに入れておけば、神様にちゃんと伝わります。
「神様、いつもありがとうございます。今年も万事、よろしくお願いいたします」といった短い言葉でも、心を込めて伝えることが大事です。
コパ流「祈願書」の書き方
祈願書、神様のお名前、日ごろの感謝を込めたあいさつ文、願い事、努力しますという締めくくりの言葉、日付、自分の情報を記入。
6: 境内を出たら一礼する
境内から出るときも鳥居をくぐり、神様がいる本殿(お参りをする場所)を振り返り、おじぎするのが正しい作法。そのとき、「失礼します」と心のなかで唱えましょう。
7: 境内では悪口や縁起の悪い話はしない
境内という清らかな場所でネガティブなことを口に出すと、初詣というせっかくの開運行動が台無しに。一緒に初詣に来ている家族と口ゲンカをするのもNGです。
8: 去年のお札などを返納する
去年の初詣でいただいたお守り、お札、破魔矢などを持参して「お焚き上げ」してもらうのも吉。境内に用意されたお焚き上げ専用の箱や返納所に納めます。その際には「お焚き上げ料」を添えましょう。
9: 最後に鳥居を出た所で一礼する
参拝を終えて、参道を戻り、鳥居を出た所で本殿のある方角に向かって、軽く一礼します。ここまでが「初詣」の作法と考えましょう。
監修/Dr.コパ 撮影/小田垣吉則
編集/サンキュ!WEB編集部
※本記事は、雑誌『サンキュ!』1月号「Dr.コパの 2020年の金運を上げる10の風水」を元に、2026年度版として新たに取材・監修・編集した記事です。