【衝撃】100均マニアが教える、100円ショップで買って後悔したもの
2018/05/24
安くて便利なグッズがたくさん揃っている100円ショップ。「えぇ~!これが100円!?」と、驚かされるものも少なくありません。一方で、「買って失敗した……」と後悔してしまうことも。
そこで今回は、100円ショップに足繁く通い、気になったアイテムを購入、実際に使用したレポートをするブロガーの「たくたく」さんに、いままでに「買って、使って、失敗した」という商品を教えてもらいました。
最初はよく切れた「包丁・ナイフ」
料理が好きというわけではないのですが、夕食はいつも私がつくっています。理由は「妻が料理が苦手」だから……。
そんな話はともかく、調理道具は毎日使うものなので、いいものを揃えるようにしているのですが、いちどだけ100円ショップで包丁を買ったことがあります。使い始めのころはよく切れていたので「包丁はお買い得!」と思いましたが、2~3回使うとすぐに切れ味が悪くなってしまったのです。
砥石で研げば切れ味は復活するのですが、料理のたびに包丁を研ぐのは面倒。私は料理がしたいのであって、包丁を研ぎたいわけではないですから! 結局100円ショップで買った包丁は、使わなくなってしまいました。
100円ショップにあることは驚きだが……「フッ素樹脂コーティングのフライパン」
料理道具で失敗した100円ショップのアイテム、ふたつ目は「フッ素樹脂コーティングのフライパン」です。
100円ショップでフッ素樹脂コーティングのフライパンが買えること自体に驚かされ、思わず購入。もちろんきちんと使えるのですが、フッ素樹脂コーティングの寿命が短かったのです。私が購入したのはたまご焼き用のフライパンなのですが、使い始めて数ヶ月でフッ素樹脂が剥がれてきました。ちなみに1年前から使っていた、同素材の100均製ではないフライパンは、まだ全然使えます……。
それでも価格を考えれば十分に安いので、ダメになるたびに買い換えてもいいかもしれません。しかし、買いに行く手間がかかりますし、不燃ゴミを増やすのも気分が悪いです。結局たまご焼き用フライパンは、某フランスメーカー製のものに買い換えました。
「食品ラップ」は魅力的だが使い心地に難あり
100円ショップで売られている食品ラップの中には、「国産」と「無添加」を謳っているものがあります。こちらの商品、その謳い文句を見る限りとてもよい商品に思えるのですが、実際に使ってみると「耐熱温度が低く」て「ラップが切りにくい」という不満が感じられることに。
耐熱温度が低いと、レンジで利用する際にラップが溶けないよう注意が必要ですし、しかも薄くてやわらかいために切りにくい。使う頻度が高いアイテムだけに、イライラしてしまいます。
日本製で無添加なのは魅力的なのですが、上記のような理由から100円ショップの食品ラップは使っていません。
「雨具(傘・カッパ)」は使い捨て感覚での購入ならアリ
台風がくる前日に「傘だと吹き飛ばされるかも」と思い、100円ショップでカッパを購入して通勤バッグに入れて準備したことがあります。コンパクトなのでカバンに入れてもかさばらず、その時点ではよろこんでいたのですが……いざ使ってみると、めちゃくちゃビニールが薄い。そりゃ、コンパクトに収まるわけです。
さらに体温をにがす空気穴もないので、大雨の中を10分も歩くと雨と体温で、身体がベタベタになり、なんのためのカッパなのかワケわからん状態に。ビニール傘もカッパ同様「ビニールうすっ!」「傘の骨ほそっ」という感じでした。
100円ショップの雨具は、いちど限りの「使い捨て」感覚で購入しないと後悔するでしょう。
「お菓子・レトルト食品」は本当にお得なのかどうかに注意
最後は、私がいままでに何度も後悔してきたものをご紹介。それは100円ショップのお菓子やレトルト食品です。理由は価格面での後悔。だって同じお菓子が、スーパーの特売などで「98円」で売っていたりするんですもの! 見た瞬間「ガーン……」という感じです。
有名メーカーのお菓子やレトルト食品は、スーパーの販売価格をチェックしてから購入するのがおすすめです。また、価格だけでなく内容量も確認しましょう。同じ商品でも100円ショップ専用商品というものがあって、内容量が少ない場合もあるのです。
買って後悔した商品まとめ
100円ショップはいろいろな商品があるので、見ているだけでも楽しいのですが、お得な商品を発見したときの「わたしってお買い物上手」という感覚が、とても気持ちよくて大好きです。
今回紹介したのはあくまで私が個人的に後悔したものなので、たとえば包丁やナイフも、キャンプやレジャーなどで一時的に使うのであれば問題ないと思います。目的にピッタリの100均アイテムをみつけて、100円ショップライフを楽しみましょう!
教えてくれたのは・・・たくたくさん
毎⽇100円⽟をにぎって100円ショップ巡っている50代のオジさん。100円ショップで⾒つけた⼩さな幸せを⽇本中に発信するため、⽇々奮闘するサラリーマンブロガー。