ふだん使いにもおすすめ!主婦のための「アウトドアブランドリュック」10選
2020/01/21
丈夫で収納も多く、しかもデザインがかわいいものも多いアウトドアブランドのリュック。ふだん使いしている人も少なくないはず。そこで今回は、アウトドアナビゲーターの渡部郁子さんにアウトドアリュックの魅力と、おすすめのブランドを教えてもらいました。
アウトドアリュックは子育て中のママにおすすめ!
私はアウトドアグッズを日々の生活に取り入れて活用しています。子どもと手をつないで歩くようになってからは、アウトドアリュックをタウンユースすることが増えました。
子どもと手をつなぐ場合、もう片方の手が空いていないと不便だから、両手を空けて荷物を持つことができるリュックが最適だったのです。機能性の高いアウトドアギアは、子育て中の女性に大いに役立ちます。今回は、タウンユースにおすすめの、アウトドアリュックをご紹介します。
アウトドアリュックをママにおすすめする理由
アウトドアリュックをママにおすすめする理由は、機能性の高いものが多いという特徴があるからです。
たとえば、防水や撥水性能について。布自体に独自の技術を活かして撥水性能を施したり、防水のためのカバーや、防水のための技術などを駆使したつくりになっています。
だから、雨が降って多少ぬれても、中身がびしょぬれになったり、汚れたりする心配がありません。もちろんアウトドア用製品は、基本的に丈夫で長持ちするようつくられています。
アウトドアリュックは背負い心地のよさも魅力!
ほかの機能として注目すべきは、背負い心地のよさ。長時間の登山でも疲れないようにと設計された背負い心地は、アウトドアブランドならではの魅力です。
肩ベルトや背中のフィット感、腰ベルトの具合など、実際に背負ってみて、自分に合うものを見つけてみましょう。各ブランドによって、背負い心地は大きく異なります。
リュックの大きさや色などに加えて、背負い心地も選ぶポイントの一つとして重要です。
アウトドアリュックを選ぶときに注意すべきことは?
背負い心地は、実際に背負って比べてみないとわからないもの。店頭で選ぶときは、必ず背負ってみることをおすすめします。ウェブで選ぶときは、商品が到着したらすぐに背負って確認しましょう。
また、リュックの容量は、大きすぎず小さすぎないことが重要。ふだん、どれぐらいの荷物を運ぶのか、どんな機能が必要なのか、どんな用途で使うのか、どんな服装に合わせるのか、そういったことを事前によく考えてから選ぶことが、長く使えるコツです。
おすすめアウトドアブランド10選
アウトドアブランドは数多くありますが、今回はそのなかから、機能性が高く、入手しやすく、デザイン性が高いリュックを10商品ご紹介します。
おすすめアウトドアリュックブランド1:コロンビア
アメリカ、オレゴン発祥のアウトドアブランド。タウンユースを想定して開発された「コミュートパックシリーズ」は、ビジネスでも使えるシックなデザインです。「スターレンジシリーズ」のバックパックはアウトドアの知見を活かした高機能性が特徴です。
おすすめアウトドアリュックブランド2:コールマン
アメリカの老舗キャンプグッズブランド。リュックのラインアップが豊富で、おしゃれな柄が数多くそろっています。登山用の「ウォーカーシリーズ」や、タウン用の「Cシリーズ」などが使いやすく、サイズバリエーションもあるので、親子おそろいで用意することもできます。
おすすめアウトドアリュックブランド3:スーリー
スウェーデンのブランド、スーリーは、「大切なものを運ぶ」ことに特化したブランド。アウトドア用のベビーキャリーやベビーカーなどのほか、機能性の高いバックパックが魅力です。ブランドカラーのブルーを中心に、シックな色使いのバックパックがラインアップされています。
おすすめアウトドアリュックブランド4:フェールラーベン
スウェーデンのアウトドアブランド、フェールラーベンといえばカンケンバッグ。背負うだけでなく、持ち手がついているという特徴のほか、豊富な色バリエーションと、サイズ展開で、選ぶのが楽しいラインアップが魅力です。
おすすめアウトドアリュックブランド5:ザ・ノース・フェイス
日本でもおなじみ、アメリカのアウトドアブランド。超軽量素材で丈夫なバックパックが人気です。薄型でありながら容量が大きいので、思ったよりも荷物が入ります。たくさんのポケットがあるから、汚れものやこまかいものなどを分けて収納できて便利。
おすすめアウトドアリュックブランド6:モンベル
日本を代表するアウトドアメーカー、モンベルのタウンユースに最適なバックパックです。写真の「フレンチガイドパック25」はストラップや底部に天然牛革を使用。生地も丈夫で耐久性にすぐれています。サイドジッパーつきだから中身を取り出しやすく、使い勝手のよさにこだわりがあります。
おすすめアウトドアリュックブランド7:パタゴニア
パタゴニア製品は、環境に配慮していることで広く知られています。こちらのタイプは、リサイクル・ナイロン100%製。軽量で丈夫なトートバッグ型で、ショルダーバッグとしても、バックパックとしても使えます。小さくコンパクトにたためるから、荷物が増えたときのサブバッグにも便利。
おすすめアウトドアリュックブランド8:グレゴリー
グレゴリーの「イージーピージーデイ」は、小柄な女性の背中にフィットするようデザインされたバックパック。上部にハンドルがついているのでつかみやすく、内部やサイドにさまざまなポケットがあるなど、使いやすさを重視した工夫が満載です。花柄やタペストリーなど、カラー展開が豊富で、選ぶのが楽しくなるバックパックです。
おすすめアウトドアリュックブランド9:ラフマ
アウトドア用のさまざまな機能性を持ちながら、キュートなデザインで展開するフランスのメーカー、ラフマのアーバンシリーズ「ザ・オリジナル1ポケット」。残念ながらラフマは現在、日本で展開していないのですが、輸入商品を扱うウェブサイトや海外サイトから入手可能です。
おすすめアウトドアリュックブランド10:アークテリクス
カナダの北バンクーバーで活動するクライマーにより1989年に創設されたブランド。アウトドアでもタウンユースでも使いやすい、人間工学に基づいた設計、デザインが特徴です。「インデックス15」は上部が大きく開く、出し入れ便利なバックパック。コンパクトで軽量、しかも丈夫です。
ママバッグ買い替えのタイミングがきたら、次はぜひリュックを選んでみてください。一気に動く範囲が広がり、子どもとのコミュニケーションも取りやすくなりますよ。
◆監修・執筆/渡部郁子
アウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ。JFNラジオ「JOYFUL LIFE」ほか、山と温泉と音楽をテーマに「人生を豊かにする情報」をさまざまなメディアで発信中。子どもにやさしい温泉や山、フェス情報など、子どもといっしょに楽しむアウトドアスタイルを提案している。