【作原文子さんが選ぶ名品】日常を楽しむ。非日常を思い出す。インテリアのちょっとした工夫で、家の中でどちらも楽しめます
2019/11/12
毎日を穏やかに、いつものように過ごすこと。ちょっとエキサイティングだった記憶を思い起こして、ワクワクを味わうこと。どちらも、日々の暮しには必要な時間ですよね。そんな時間をしっかり味わう場所を、家の中に意識して作ってみませんか?
そんな空間を、日本を代表するインテリアスタイリスト・作原文子さんに、サンキュ!12月号のカレンダー写真を通じて提案・スタイリングしてもらいました。
美しい写真を眺めながら、自分を取り戻すヒントを見つけてください。
コーヒーって、たっぷり飲みたくなりませんか?
ほっとひと息つくためのコーヒーの時間。とっておきのひとときにしたいなら、コーヒー豆はもちろん、道具にもこだわってみませんか?
豆を挽く心地まで味わえるコーヒーミル、淹れる過程から楽しめるドリッパーや、たっぷり注いでも冷めずにずっとおいしいカップ……。
毎日使う物だからこそ、ちょっとした「ワクワク感」を持たせることで、気分がちょっとだけアガる。そんな積み重ねを大事にしたい。
■写真の撮影小物
壁にかけたバッグ 3200yen /ヴォイリーストア コーヒーメーカー 6800yen, ダブルウォールコーヒーカップ 各6800yen, コーヒーミル 14000yen, ウッドスプーン 3200yen /以上ザ テイストメイカーズ & コー 白いコーヒーポット 14200yen /シボネ青山 ジョナサン アドラーのゾウのマグカップ 5000yen /トゥデイズスペシャル自由が丘 Motta のミルクピッチャー 5000yen /ザッカワークス
※価格はすべて税抜です。
紹介する名品1:ミングルウエアのコーヒーメーカー
ミングルウエアはポートランド生まれのセラミックウェアブランド。
二穴式のドリッパーは、前後に窓が開いていて、ドリップしながら、滴下するコーヒーを眺めることができます。
熱を逃がしにくいダブルウォール構造の大きめのカップにたっぷりと注いで。
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思い出をディスプレイすれば、眺めるたびに楽しめる
家の中に「旅の思い出を整理する場所」をつくることを提案してくれた作原さん。ディスプレイ専用のキャビネットなどなくても、コーナーがあれば可能です。
撮った写真、持ち帰ったリーフレットなどをまとめて飾って。旅行の楽しみは出かけている間だけではなく、その後もずっと続くのだと実感できます。
■写真の撮影小物
ムーベのフレーム:ライトグレー、ぺトロールブルー、ホワイト A3 8000yen, A4 6000yen, A5 4000yen/以上ノマド
※価格はすべて税抜です。
紹介する名品2:MOEBE(ムーベ)のフレーム
MOEBE(ムーベ)は、デンマークのブランドです。 緻密な構造とミニマリズムが追及されていて、こちらもシンプルな枠のみのデザイン。クリーンな色が揃います
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参照:サンキュ!19年12月号(11月2日発売)付録・オリジナルカレンダー「12Tips to be yourself」より写真等抜粋
◆スタイリスト/作原文子
岩立通子氏に師事。雑誌や広告、店舗ディスプレイ等多方面で活躍中。暮らし方の提案まで内包されたスタイリングには男女を問わずファンが多い。
◆撮影/関めぐみ
アメリカ、ワシントンDC生まれ。雑誌、広告の撮影等で、幅広く活躍中。
◆お菓子制作/桑原奈津子
ナチュラルなお菓子やパンなどのレシピが人気の料理研究家。著書に『甘いびんの本』 『生地がおいしい パンケーキ』 『パンといっぴき』 など多数。
文/飯塚真希(サンキュ!編集長・totonou編集長)