「コーヒーを飲むと体調の変化を感じるようになった」「胃がムカムカする」「夜、眠れなくなった」そんな変化を感じていませんか?
40歳以降になると、これまで平気だったコーヒーが急に体に合わなくなることがあります。それは気のせいでも、年齢のせいだけでもありません。
今回は、看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこが、コーヒーの代わりとして取り入れやすく、体をいたわりながら満足感も得られるおすすめの3つの飲み物をご紹介します。
40歳を過ぎるとコーヒーが辛くなりやすい理由
40歳を超える年代は、「ホルモンバランスの変化」「冷えやすさ」「ストレスによる自律神経の乱れ」が重なりやすい時期。そこにカフェインの刺激が加わると、「のぼせ感」「イライラ感」「胃の不快感」「寝つきの悪さ」に繋がる場合もあります。
「疲れているからコーヒーを飲む」といった習慣が、実は疲れを回復させる力をさらに消耗しているというケースも少なくありません。
コーヒーの代わりに飲むドリンク3選
タンポポコーヒー(冷え・巡りが気になる人に)
タンポポコーヒーは、タンポポの根を焙煎したノンカフェイン飲料です。
薬膳的には、体を温めて巡りをよくする働きがあり、
・冷えやすい
・むくみやすい
そんな人に向いています。
香ばしさがあり、「コーヒー感」があるので、置き換えの満足度も高いのが特徴です。
朝の一杯をこれに変えるだけでも、体の冷え方が変わったと感じる人もいます。
※キク科アレルギーの方は注意が必要です。
チコリコーヒー(胃腸を休ませたい人に)
チコリコーヒーは、チコリの根を焙煎した飲み物で、コーヒーに近い苦味があります。
胃腸にやさしく、
・コーヒーで胃が荒れやすい
・お腹の張り、ガスが気になる
・便秘がち
といった人におすすめです。
午後の一杯をチコリに変えるだけで、夜の胃の重さが軽くなることも。
※キク科アレルギーの方は注意が必要です。
スパイシーココア(疲れと気力低下を感じる人に)
「コーヒーをやめると物足りない」「甘いものが欲しくなる」そんな人にぴったりなのが、スパイシーココア。
ココアに、シナモンなどのスパイスや生姜を少し加えるだけで、体を温め、心をリラックスさせてくれる飲み物になります。
砂糖を加えていない「純ココア」は、甘さは控えめでも満足感が高く、「甘いもので元気を出したい」気持ちをやさしく満たしてくれます。
やめるより「今の体に合う一杯」を
コーヒーが辛くなったのは、体が弱くなったからというよりは、ホルモンバランスなどの影響で体が変化しているサインです。
無理に我慢するのではなく、
・温める
・刺激を減らす
・回復を助ける
そんな視点で飲み物を選ぶだけで、日々の調子は大きく変わります。
「やめる」より「置き換える」。今の体に合う一杯を見つけて、無理なく心地よい毎日を過ごせますように。
■執筆/薬膳ナースけいこ
大人女子が疲れにくい体と心で生きていくために東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使った暮らしに溶け込む健康習慣を発信。看護師、薬膳師として25年以上の実践経験を持ち令和元年生まれの息子を子育て中のママでもある。
Instagramは@keiko89zen
編集/サンキュ!編集部