白いTシャツは20代まで!?40代でも恥ずかしくない「Tシャツ」の選び方

2019/07/20

洗いざらしの白いTシャツを着てさまになるのは、20代まで。年を重ねたら、白いTシャツは、着こなしを洗練させてくれる脇役として活躍させませんか?

迷える40代女子の“いまいちファッション”を整えるコツを、クローゼットオーガナイザーの林智子さんに伺います。

白いTシャツ

クローゼットオーガナイザーの林智子です。そろそろ、半袖の洋服を着られる気候になってきましたね。40歳を過ぎたら、「普通の白いTシャツ」を着こなすのは、じつは至難の業。でも選び方と着こなし方を工夫すれば、若いころと変わらず、夏のコーディネイトに欠かせないアイテムとして活躍してくれると思います。

白いTシャツは、こう選ぶ。

まずは選び方を工夫してみましょう。大人に似合うTシャツの3つの要素はこちらです。

1 えりぐりが広い、リブなし
2 目の詰まったツヤのある生地
3 ゆったりしたシルエット

首がつまった(リブが太めの)デザインは、顔が大きく見え全体のバランスが崩れてしまいがち。ほどよくえりぐりがひらいたデザインを選ぶのがコツです。

また、洗いざらしのコットン素材は、“いかにも普段着”に見えてしまうので要注意。コットンサテンや化繊混の素材のような、ツヤのある生地を選ぶと上品に見えます。

そして、今年は、ややオーバーサイズ気味のシルエットが旬。体型をカバーする意味でも、ゆったりしたTシャツを選ぶといいと思います。

白いTシャツは、こう着こなす。

まず、Tシャツを主役にする、という考え方を捨ててみましょう。年齢を重ねると、シンプルな着こなしほど、素敵に見せるのが難しくなります。そこで、白いTシャツには主役ではなく、脇役として活躍してもらいましょう。

トレンドのロングカーディガンや仕事用のジャケットを着るとき、中にシャツやフェミニンなカットソーをあわせると「なんだか野暮ったい」と感じることはありませんか?そんなときは、インナーを白いTシャツに変えてみてください。それだけで、力が抜けた“こなれ感”のある着こなしに見えるはずです。

もう少し暑くなって、Tシャツを1枚で着たいという日は、大きめのアクセサリー、スカーフ、あるいはカーディガンを肩に巻くなどして、アクセントをつけることを忘れずに。また、デザイン性の高いバッグや、ヒールのある靴を合わせて、女らしさをプラスするといいでしょう。

1枚でシンプルに着るのは似合わなくなっても、名脇役として活躍してもらえたら、大好きな白いTシャツと一生つきあっていけそうですね。

Have a try!

□白いTシャツを買い替えてみる
□シャツのかわりにTシャツをインナーにしてみる
□Tシャツを着る日は、おしゃれな小物をあわせる

監修/林智子
クローゼットオーガナイザー。センスのよい着こなしと的を射たアドバイスが大人気で、女性誌やテレビをはじめとする各種メディアで活躍中。1児の母でもある。著書に『だれにでもつくれる最強のクローゼット』(ワニブックス)など

撮影/キムアルム モデル/林智子

 
 

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