秋になると活躍するシャツ、カーディガン、スウェット。
定番アイテムなので持っている人も多いと思いますが、注意しないと野暮ったくなんかイマイチな印象に見えてしまうアイテムでもあるんです。
ちょっとしたポイントでオシャレに見せるコツをパーソナルスタイリストの望月ゆかがご紹介します。

1.シャツコーデ
BEFOREはロゴTシャツにストライプのシャツを合わせたコーディネート、AFTERは中のインナーと着こなしを変えました。
首の詰まったTシャツにシャツを合わせる着方は、子どもや男性もよくやるコーディネートなので、アラフォー女性にはカジュアルすぎて野暮ったい雰囲気になってしまう場合があります。
首元の空きが広めなインナーにすると、抜け感が出て女性らしく大人っぽい印象で着こなすことができます。
中に着るインナーも外に出していると、胴が長く見えてバランスが悪くなってしまっています。
シャツはそのままでインナーだけインするとウエスト位置が強調され、脚が長く見えます。
インするのは苦手というかたも、気になるお腹まわりやお尻はシャツで隠したままスタイルアップすることができるのでおすすめ。
えりがあるシャツのときに髪をおろしていると、もたついて首まわりが重たい雰囲気に。
髪の毛をアップにして、首元を見せてあげた方がすっきりスタイルアップします。
BEFORE→AFTERを比べてみるとわかると思いますが、オシャレに見せるのは全身でバランスよく着こなすということがとても大事なんです!
2.カーディガンコーデ
BEFOREはTシャツの上にコンパクトなカーディガンを羽織ったコーディネート。
AFTERはTシャツをやめてカーディガンを羽織らずに、プルオーバーとしてボタンを全部留めて着ています。
コンパクトサイズのカーディガンは、羽織にするとなんか野暮ったい印象になってしまう場合も。
AFTERのようにプルオーバーとして1枚で着ると、上半身がきゅっとコンパクトにまとまりスタイルもよく見えます。
上半身がコンパクトな時は、ボトムスはワイドパンツやフレアスカートなど幅が広いものにするとバランスよく着こなせます。
シンプルなカーディガンなので、ネックレスやイヤリングなど存在感のあるものにしてあげると華やかになります。
もうひとつ着こなしのポイントとしては、カーディガンの下のボタンを2つぐらい開けて、逆Vの字をつくるとさらにスタイルアップして見えるのでおすすめです。
3.スウェットコーデ
BEFOREはスウェットにワイドパンツを合わせたコーディネート。
AFETRはタイトスカートに変えました。
オーバーサイズのトップスにワイドパンツだと全体的にゆるゆるしすぎて、パジャマのようになってしまいます。
カジュアルなスウェットのときにはタイトスカートにすると、大人っぽい女性らしい雰囲気を足してくれて一気にオシャレな雰囲気になります。
トップスがオーバーサイズなのでタイトなボトムスとの対比で下半身がすっきり見える効果も!
丈が長すぎるなぁと感じたら、写真のように前だけインするとバランスがよくなります。
スウェットはパールのアクセサリーと相性がいいので、シンプルな一粒パールのネックレスか一粒パールのイヤリングを合わせるのもおすすめです。
いろいろ試してしっくりくる着こなし方を探そう
コーディネートは全体のバランスなので、今回の着こなし方だけが正解ではなく合わせるトップスやボトムス、自分の体形などによってもオシャレに見える着こなしは変わってきます。
今回の着こなしをひとつの例として、いろいろやってみると自分にしっくりくる着こなしが見つかっていきますのでぜひ試してみてくださいね!
◾️執筆/望月ゆか
クローゼットから人生を整えるパーソナルスタイリスト。「似合う」より自分の「好き」を軸にしたスタイルづくりのサポートが好評。元幼稚園の先生・2児のママ。今すぐ真似できるオシャレのコツが動画でわかるインスタグラムは @yuka_mochizuki158cm
編集/サンキュ!編集部