手抜き感を出さないのがキモ!40代のデニムパンツの着こなし方
2019/07/21
何を着るか迷うと、つい手が伸びるのがジーンズこと、デニムパンツ。だけど、何となく着ているだけだと、どうしても手抜き感がでしまうのが、40代ならでは悩みではないでしょうか?
デニムパンツの着こなし方のコツを、クローゼットオーガナイザーの林智子さんに伺いました。
実は小さな流行があるデニムパンツ
定番アイテムのイメージが強いデニムパンツですが、実は小さな流行が必ずあります。超定番の「ストレート」のほか、最近ではスキニー(体にぴったりしたシルエット)、テーパード(裾にかけてゆるやかに細くなるシルエット)、ワイド(だぼっとしたシルエット)など、様々な形が同時に流行していますが、同じシルエットだとしても、今年らしい「丈」、「サイズ感」が必ずあります。ショップスタッフさんや、おしゃれなお友達の着こなしを参考に、「今年顔」のデニムパンツを手に入れましょう。
デニムパンツは、こう選ぶ。
体型のくずれも気になってくるのが40代……。あまり体のラインを拾わない、ゆったりシルエットを選ぶのも、おしゃれに見せるコツの1つです。
ZARAやユニクロなどは、手頃でシルエットのきれいなデニムパンツが豊富に揃っているので、わたしもよく利用しています。あとはとにかく、納得がいくまで「試着」して、これぞ!という1本を探し出してくださいね。
デニムパンツは、こう着こなす。
デニムパンツ×コットンのTシャツのような、カジュアル×カジュアルの着こなしがサマになるのは、若者とひと握りのおしゃれ上級者だけ。40代を過ぎたら、デニムこそエレガントな着こなしを意識してみてほしいと思います。
トップスには、ポリエステルやレーヨンのように光沢感のある素材をチョイス。色は白など明るい色でもいいのですが、より大人っぽく仕上がるのは黒などのダークカラーです。
足元はポインテッドトゥ(先端がとんがっている形)のパンプスなど女性らしいアイテムを合わせ、ピアスなど大振りのアクセサリーで華やかさをプラスしてあげると「ザ・普段着」になりません。日差しの強い季節は、サングラスをかけても素敵ですね。
逆に言うと、女性らしいアイテムを嫌味なく着こなせるのも、デニムパンツならでは。さっそく大人の女性ならではのデニムパンツの着こなしを楽しんでみてはいかがでしょうか?
カジュアルなアイテムこそ、着こなしに工夫が必要になる40代。ハンデを逆手にとって、若いころとは少し違ったデニムパンツの着こなしを楽しみましょう。
Have a try!
□デニムパンツに女っぽいアイテムを組み合わせてみる
□デニムパンツを買い替えてみる
監修/林智子
クローゼットオーガナイザー。センスのよい着こなしと的を射たアドバイスが大人気で、女性誌やテレビをはじめとする各種メディアで活躍中。一児の母でもある。著書に『だれにでもつくれる最強のクローゼット』(ワニブックス)など
撮影/キムアルム モデル/林智子