無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

【無印良品】1個あたり66円なのに最強すぎる…出張料理人が「もう戻れない」フードコンテナは何がすごい?

2025/11/01

作り置き料理やカットした野菜などを入れておくためのフードコンテナ。最近は種類も増えて便利な商品がいろいろ売っていますが、SNSで人気でも意外と使いづらいこともあって、なかなか「正解」にたどりつけない…という人も多いのでは。

出張料理人として一般家庭の作り置き代行依頼を年間数十件受けている筆者は、これまで多くの家庭でさまざまなタイプのフードコンテナを見てきましたし、自宅でも複数の種類を使ってきたものの、なかなかベストな商品がなく…。

しかし、今回ついに無印良品で、「もうほかの商品には戻れない」と確信するほどの最強フードコンテナに出会えました!何がそんなにすごいのか、とことん解説します。

サンキュ!STYLEライター。本業の気象予報士と副業の料理人、2足のわらじを履く主婦。サンキュ!STYLEで...

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あなたもSNSで見た?「1個あたり66円」の無印良品のフードコンテナ

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」は、文字通りフタをしたまま電子レンジで加熱することができ、ラップを使う必要がないのが売りの商品です。大小さまざまなサイズ展開がありますが、筆者が買ったものは容量400mlで3個入り199円。つまり1個あたり約66円です。

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

冷蔵庫から出したらフタをはずす手間なく電子レンジに直行できるので時短になりますし、ラップの節約にもなるということで、SNSでバスったのを見た記憶のある人も多いかもしれませんね。じつは、たしかに時短や節約もうれしいのですが、それと同じくらい、あるいは上回るくらいのメリットがいっぱいなのです。

とにかく洗いやすい!いつものイライラが消える

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

数あるメリットのうち筆者がもっとも推すのは、とにかく洗いやすいこと。通常、プラスチック製のフードコンテナと言えば、肉や油を使った料理を入れたあと、洗うのが本当に大変ですよね。疲れているときはもうそのまま捨ててしまいたくなるくらい面倒です。

油がついても洗いやすいフードコンテナといえば、ガラス製のものも出回っていますが、ガラス製だとどうしても重たくなりますし、重ねたときに「ガチャン」と音がしやすいというプチストレスも。ところが無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」は、軽いにもかかわらず、びっくりするほど洗いやすい!

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」
油で炒めた料理を入れても洗うのが怖くない!

油っぽいおかずを入れたあとでも、一般的な洗剤とスポンジで洗うだけでキュッキュッとキレイになります。ためしにカレーやトマト煮込みなども入れて使ってみましたが、色移りせず、ふつうに洗ってちゃんとキレイになりました。これでもう、いつものイライラとはお別れです。

意外なメリット「乾きやすさ」にも救われた

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」
凹凸が少なくシンプルな構造。フードコンテナによくある溝もないので洗ったあと水がたまらない。

筆者は当初、洗いやすいだけでかなり満足していたのですが、その後気づいたのは、洗いやすいだけでなく乾きやすいというメリットでした。というのも、本体もフタも基本的に凹凸がかなり少なくゴムパッキンもついていないので、水滴がたまりにくい構造なのです。

そのため、洗ったあと軽く水を切って干しておくだけでも比較的短時間で乾きますし、完全に乾いていなくても布巾でサッとふけば簡単に水気がとれます。今まで、フードコンテナがなかなか乾かないストレスを無意識に我慢していたのですが、もうそのストレスともサヨナラです。

なぜ今まで色つきを使っていたのか…「見やすさ」は正義

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

前述の「乾きにくい」という点と同様、今まで無意識に背負っていたストレスが、「フードコンテナの中身が見づらい」問題。というのも、フードコンテナのフタは水色やグリーンなど何かしら色がついているものが多く、本体も乳白色で不透明なものが多くて、中に何が入っているのか見づらいのです。

もちろんだいたいの色はわかるのですが、「これは〇〇のはず」と思って取り出したフードコンテナを開けてみたら思ったのと違うおかずがは入っていた…というときのプチストレスって、なかなか言葉にならないですよね。

その点、「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」であれば、フタも本体もクリアなデザインで、上からも横からも中身がよくわかります。冷蔵庫内に重ねて収納してあっても、ちゃんと見分けがつくのです。これでもう、おかずを探すのに手間取ることもなく、プチストレスからも解放されます。

想定より密閉性もあった

無印良品「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」

じつは、フタをしたままレンジ加熱できるタイプのフードコンテナは、100円ショップを含めさまざまなところで売られています。もちろんこまかい仕様はそれぞれ違いますが、基本的な構造はだいたい同じで、フタが完全に密閉されていないために、電子レンジで加熱中に自動でフタが微妙に開くことで空気を逃がし、安全に加熱できるというしくみです。

逆に言えば、フタをしめた状態でも完全には密閉されないので、液体を入れて傾けると、漏れてしまう心配があるということ。筆者もそれは納得のうえで購入したのですが、実際に自宅で汁気のある料理を入れてみたところ、多少傾けても漏れることはありませんでした。

もちろん積極的に傾けることは推奨されませんし、自己責任にはなりますが、想定より密閉性があったことも「もうほかのフードコンテナには戻れない」理由のひとつとなりました。

もう戻れない!出張料理人がずっと使い続けたいフードコンテナ

今回は、無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」がいかに「最強」なのかをとことん解説してきました。このフードコンテナを使ってみて筆者がいかに感銘を受けたか伝わったでしょうか。

今まで自宅やほかの家庭で、プラスチック製もガラス製もかなりの種類のものを見て・使ってきましたが、ここまで気に入ったものは初めて。あまりに気に入ったので、ご紹介した400ml・3個入りだけでなく850ml・2個入り(同じく199円)も買いました。大人2~3人分の肉料理を入れるならこのサイズがちょうどいいです。

ぜひ一度、店頭でご家庭にあったサイズを探して、筆者が体験した感動を味わってみてください!

 
 

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