効果的な鏡のウロコ取りの手順|おすすめのアイテム・洗剤なども紹介
2022/05/24
「浴室のウロコ汚れがなかなかきれいに落ちない」
「鏡のウロコ汚れは、一度きれいに掃除してもすぐにまた出てきてしまう」
「ウロコ取りのアイテムがたくさんありすぎて、どれを選ぶべきかわからない」
鏡のしつこいウロコ汚れに、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、ウロコが発生する原因や基本的なウロコ取りの手順に加え、ウロコ取りにおすすめのアイテムや洗剤、更にはウロコ予防の方法までを幅広く紹介しています。
ウロコ汚れを効果的に取るための手順やアイテムを知り、ご自宅のウロコ汚れに合った方法を見つけることで、曇りのない美しい鏡を取り戻すことができます。
鏡のウロコ汚れにお悩みの方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
ヒューマンシステム「ダイヤモンドパッドS」
こちらダイヤモンドパッドは鏡やガラス専用のスポンジです。水垢のウロコがみるみる落ちたそう。そのあとに曇り止めを塗るとよりGOOD!
キャンドゥにもウロコ取りが!
浴室の水垢に悩み続けて、お酢をはじめ専用クリーナーなど様々な方法を試しましたが改善には至らず、諦めかけたときに出会ったのが、なんとキャンドゥのウロコ取り。小さいながら効果の大きさに驚いたそうです。
カネヨンクレンザーで磨く!
こちらはその名も「鏡のウロコ取り」。液状のクレンザーです。このクレンザーを鏡につけたら、なんと丸めたサランラップで磨くのだとか。効果はてきめん!
カラン掃除にはクエン酸×片栗粉
鏡の次に水垢が目立ちやすいのがカランです。
クエン酸を溶かしたものに片栗粉を入れて煮詰めた液を、気になる箇所に塗って15分放置。そのあとにスポンジで磨くと汚れが落ちます。
捨てちゃダメ!蛇口の根本は使用済みクレカ
クエン酸水で水垢を緩くして、クレジットカードでゴシゴシ。期限切れになったカードは捨てる前に一仕事してもらいましょう。
意外と見落としがちな蛇口の根元部分も水垢がたまりやすい箇所ですし、気づいたときにはすでに石化してしまうことも。カードでゴシゴシこすると落ちやすくなります。
そもそも鏡のウロコはどうやってできる?
ここからはサンキュ!編集部が、鏡のウロコ取りについてお送りします。
鏡のウロコの正体は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分です。
水滴がついたまま鏡を放置すると、水分は蒸発してこれらのミネラル成分のみが鏡に残り、付着します。掃除せずに長時間放置してしまうと、ウロコ汚れは蓄積され、より落ちにくい状態になってしまうのです。
効果的なウロコ取りの3つの手順
鏡についたウロコ汚れは、きれいに取ろうと思ってもなかなか取れるものではありません。力を入れてむやみに磨くと、逆に鏡を傷つけてしまう可能性もあります。
ここでは効果的なウロコ取りの3つの手順をご紹介します。手順をしっかりと押さえ、効果が出るウロコ取りをしましょう。
1:ウロコを削り落とす
まず、メラミンスポンジや鏡専用のダイヤモンドパッドを使って、鏡にこびりついたウロコを削り落としましょう。
鏡専用のダイヤモンドパッドには研磨素材が使われており、水をつけて軽くこすると、頑固な水あかが徐々に落ちてきます。
2:洗剤で残った汚れを落とす
次に、削り切れずに残ってしまった汚れを洗剤で落としましょう。ウロコの原因であるカルシウムなどはアルカリ性であるため、洗剤は中和して汚れを溶かす酸性のものがおすすめです。鏡に洗剤を直接吹きかけて、スポンジなどでこすってみてください。
頑固でなかなか落ちない汚れや、より効果的に汚れを落としたい場合には、キッチンペーパーなどに洗剤を染み込ませたものを鏡に貼り付けましょう。さらに、その上からラップをしてしばらく置くと、ウロコが柔らかくなり、汚れが落ちやすくなります。
3:1と2を繰り返す
2までの作業が完了したら鏡を水で洗い流し、マイクロファイバークロスなどを使って拭きます。跡が残らないように丁寧に乾かした後、ウロコの落ち具合を確認してみましょう。
ウロコが完全に落ち切っていないようであれば、1と2の作業を再び繰り返します。
ウロコの削り落としに使えるおすすめのアイテム
ウロコを削り落とすアイテムは多く出回っていますが、形状や作り、材質など、商品によって様々な違いがあります。
ここではウロコの削り落としに使えるアイテムをご紹介します。ご家庭のウロコの状態に合ったものや、ご自身が使いやすいものを探してみてください。
スリーエムジャパン「スコッチ・ブライト バスシャイン すごい鏡磨き ストロング」
こちらの鏡磨きも、特殊な微細ダイヤモンドのはたらきで頑固なウロコをみるみる落とします。
この商品は、研磨シートのみを取り替えることができます。ホルダー自体は使い続けることが可能なため、経済的です。また、ホルダーは浴室のタオルバーなどに掛けられる作りになっているため、場所を取らず、気が付いたときにすぐに掃除できる手軽さも魅力です。
レック「鏡のダイヤモンドウロコ取り フルーツ酸プラス」
激落ちくんシリーズのこの商品は、人工ダイヤモンド入りの特殊研磨シートに、ウロコを溶かすはたらきのあるフルーツ酸を配合している点が大きな特徴です。
一般的なダイヤモンドパッドの鏡磨きは、ダイヤモンドの微粒子がウロコを削って落とします。一方、こちらはフルーツ酸でウロコを溶かしてから削るため、より汚れが落ちやすい仕組みになっています。
酸性の商品であるため、塩素系のものと一緒に使わないようにするなど、使用の際には注意が必要です。
レック「激落ち 鏡のウロコ取り ハンディ」
同じく激落ちくんシリーズのこちらの商品は、鏡磨きによく見られるグリップ型ではなく、手で握りやすいハンディ型の鏡磨きです。
研磨面は小さめに作られているため、小回りが利きやすく、鏡の隅の磨きにくい部分にまでしっかり届きます。また、鏡だけではなく陶器にも使用可能で、洗面所の汚れ落としにも最適です。
ウロコ取りに使えるおすすめの洗剤・研磨剤
鏡のウロコ取りには、ダイヤモンド入りのパッドだけではなく、専用の洗剤や研磨剤も売られています。鏡を傷つけにくいものや伸びが良いものなど、特徴は様々です。
ここからは、ウロコ取りに使える洗剤や研磨剤をご紹介します。
アズマ工業「アズマジック鏡用磨き剤」
こちらは業務用商品を一般販売向けに改良した、お掃除のプロがおすすめする鏡磨きです。ホームクリーニングを手掛けるアズマ工業株式会社から発売されたクリーム状の磨き剤で、伸びがよく、鏡を傷つけにくいのが特徴です。
布やスポンジにクリームを適量付け、鏡をこすって洗い流すだけの簡単な作業ですが、クリームは酸性であるため、塩素系の商品と併せて使わないよう注意しましょう。
木村石鹸工業「鏡の鱗状痕クリーナー」
こちらは、ウロコ汚れをしっかり落としながらも、鏡を傷つけにくい処方になっている商品です。
研磨剤が配合された鏡磨きは、鏡に細かな傷を付けてしまう可能性があります。しかし、このクリーナーには界面活性剤などの成分も配合されているため、鏡を守りながら汚れを落とすことができます。
クリーナーが入った白いボトルはおしゃれでデザイン性が高く、しまい込む必要がありません。汚れに気が付いたときに、すぐ手に取れる点も魅力です。
アイメディア「業務用スカッとウロコ取りクリーナー」
クエン酸も配合されたこちらのクリーナーは、酸と研磨剤のダブルの力でしつこいウロコ汚れを落とします。クエン酸がウロコ汚れを溶かし、溶けたウロコは研磨剤のはたらきでより落ちやすくなるため、頑固なウロコ汚れにおすすめです。
お掃除パッド付きなので、購入後すぐに掃除に取り掛かれることもおすすめのポイントです。
くらしカンパニー「鏡のウロコ取り119 HYBRID」
鏡だけではなく、家中の水回りを掃除したい場合は、こちらの商品がおすすめです。鏡のウロコ汚れはもちろん、浴室やキッチン、蛇口やシンクなど、気になる水回りの汚れに幅広く対応しています。
頑固なウロコ汚れには、こちらのクリーナーと併せて別売りのダイヤモンドパッドを使うと、より効果が期待できます。
ミヤキ「しゃらく(細め)」
より幅広い用途に使える研磨剤をお探しの場合は、こちらの商品を試してみると良いでしょう。
鏡のウロコ汚れをはじめ、ガラスやタイル、ステンレスまで、様々な場所で幅広く使える点が魅力の商品です。鏡以外のウロコ汚れも気になるご家庭におすすめで、容量もあるため、面積が比較的広い場所にも使えます。
その他のウロコ取りの方法
特殊な洗剤を使わなくても、身近にあるものを活用してウロコを取る方法もあります。
ここでは、これまで解説した方法以外でのウロコ取りの方法をご紹介します。思い立ったらすぐにできる方法もありますので、ぜひ試してみてください。
お酢やクエン酸を使う
家にあるもので簡単にウロコを取り除きたい場合には、お酢やクエン酸を活用してみましょう。ウロコ汚れはアルカリ性であるため、酸性のお酢やクエン酸は効果が期待できます。
まず、スプレーボトルにお酢を入れ、鏡全体に吹き付けます。その後、キッチンペーパーやティッシュペーパーで鏡を覆い、その上からさらにお酢を吹き付けましょう。
お酢が蒸発してしまわないように、最後にラップで覆った後、数時間から半日ほど置きます。覆っているものをすべてはがし、スポンジなどでこすり洗いをした後、水で洗い流せば完了です。
クエン酸の場合も同じ方法ですが、粉末のクエン酸を使用する場合は、水250ccに対しクエン酸を小さじ2分の1の割合で入れましょう。
ウロコができるのを予防するには?
鏡のウロコ汚れに効果的なアイテムをご紹介してきましたが、ウロコができてしまう前にウロコを予防する方法はあるのでしょうか。
ウロコができる原因は鏡に付着した水滴です。鏡が濡れてしまったら、乾いた布や水切りワイパーで水滴を取り除くようにしましょう。
また、鏡のウロコ取りをしたあと、新たなウロコができる前に、水あか防止のスプレーや鏡の曇り止めなどを塗布することも有効です。
鏡以外にも落としておきたい水回りの汚れ
鏡のウロコ汚れ以外にも、浴室のカランやキッチンの蛇口など、汚れが気になる水回りは家中にあるものです。
ここでは鏡以外の水回りの汚れの落とし方をご紹介します。特別な洗剤を使わずに落とせる方法なので、ぜひご家庭で試してみてください。
おすすめのアイテムを活用して鏡のウロコをすっきり落とそう
しつこい鏡のウロコ汚れも、きちんとした手順を踏み、適切なアイテムや洗剤を活用することで、きれいに落とすことができます。
毎日しっかりと掃除しきれいにしても、鏡がウロコで曇っていては台無しです。ウロコ汚れをすっきりと落とし、美しい鏡を取り戻しましょう。
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