100均の静電気軽減ブレスレットは効果あるの?ダイソー&キャンドゥの静電気軽減グッズを1週間試してみた
2022/02/20
乾燥した冬場、ドアを開けるときに不意に訪れる静電気。ドキっとさせられてイヤになりますよね。100円ショップには身につけるタイプの静電気対策グッズがいくつか売られていますが、これって本当に効果があるのでしょうか?
検証をすべく、100均達人のたくたくさんが、ダイソーとキャンドゥの商品をそれぞれ1週間、試してみてくれました。
静電気対策できるか試してみた!
今回試してみたのは、ダイソーの「静電気軽減リング」と、キャンドゥの「静電気権限ゴム」の2種類。1週間ほど静電気が発生しやすいセーターを着て、金属製のドアノブや、車のドアをなどの“静電気ポイント”を積極的にさわって試してみました。
結論から言うと、1週間で静電気を感じたのは1度だけでした。その1度も「痛い!」という体験ではなく、少し「ピリッとしたかな?」というくらい弱かったのです。なので、正しく使えば「静電気を軽減する効果はある」と思います。
ダイソー「静電気軽減リング」とキャンドゥ「静電気軽減ゴム」の違い
今回試したダイソーとキャンドゥの商品は、どちらも110円で、腕につけて静電気を軽減するタイプです。
静電気を空気中に放電するには、腕にピッタと密着しないといけません。どちらの商品も、直径6cm。手首が細いかただと、静電気軽減の効果が薄くなるかもしれません。
ダイソー「静電気軽減リング」は、飾り気のないシンプルなリングが1本入っていま。一方、キャンドゥ「静電気軽減ゴム」は、星型と丸形のチャームがついたリングが2本入り。
また、キャンドゥの商品のほうが「ゴムが柔らかい」ので、腕につけやすく、髪を束ねるヘアバンドとしても使えそうです。
使い勝手は、ゴムが柔らかくてチャームがかわいい、キャンドゥ「静電気軽減ゴム」のほうが、女性には使いやすいでしょう。チャームが無いシンプルなものを求めるなら、ダイソー製を選びましょう。
正しい静電気軽減ブレスレットの使い方
静電気軽減ブレスレットは、ただ装着すればいいわけではなく、使い方にちょっとしたコツが必要。正しく使わないと、まったく効果がありませんからご注意ください。
コツ1.腕に密着させること
人間の身体に溜まった静電気を放電するには、ブレスレットが静電気を吸収しないとダメなので、静電気を吸収するには、ブレスレットが腕に密着していないといけません。ブレスレットがきついと感じるくらいがちょうどいいです。
コツ2.ブレスレットを服で隠さない
ブレスレットに溜まった静電気を空気中に放電させて、ドアノブなどに身体の電気が流れないようにしています。ブレスレットを服に隠してしまうと、空気中に静電気が放電されないので、ブレスレットを服で隠してはいけないのです。
コツ3.ドアノブなどに触れる前にブレスレットでタッチする
ドアノブなどにふれる前に、ブレスレットでタッチすると、静電気がドアノブに放電されるのでさらに効果があります。キャンドゥのようにチャームがあれば、ブレスレットをドアにタッチさせるのがとても簡単ですね。
静電気軽減効果は間違いなく「あり」!
1週間で金属製のドアノブに何度さわったかはっきり思えていませんが、ビリっときた回数はわずか1回。100均の静電気軽減ブレスレットは、「静電気軽減効果あり」と思います。
単なるゴムなので、わが家ではなくさないようにペットボトルに巻いたり、100均で買った人形に持たせたりしています。
冬の乾燥した季節に不意にくる静電気ビリビリを一度でも経験すると、怖くてドアがさわれません。冬の静電気対策に「静電気軽減ブレスレット」は、家族1人にひとつずつ必ず持たせておきましょう。
◆執筆/たくたくさん
毎日100円玉をにぎって100円ショップ巡っている50代のオジさん。100円ショップで見つけた小さな幸せを日本中に発信するため、日々奮闘する100均達人。
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※商品情報は記事執筆時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合があります。