19万人がほっこりした!2人の娘に発見されたパパの秘密基地。4年間の変化が素敵すぎる
2024/06/07
エンジニアの猫さん(@neco_engineer)がXに投稿したのは、クローゼットの中につくった自身の秘密基地。4年前の完成時から、2時間後、現在へと変わりゆく基地の様子は、切なくもほっこりするものでした。19万人が見守った変遷に注目です。
秘密基地の歴史
エンジニアの猫さんが3枚の写真とともに投稿したのは、自分のためにつくった秘密基地の4年に渡る変化の歴史です。
エンジニアの猫さんが欲しかったのはこぢんまりとしたプライベートな空間。クローゼットの中にこたつと座椅子を設置し、机の上にはパソコンとカゴに盛られたミカンが並んでいます。周囲にはこまごまとした趣味のものも飾られ、なんとも落ち着くスペースに仕上がっていますね。
ところが完成から2時間後に事態は一変。2人の娘さんによって発見されてしまい、秘密基地の「秘密」の時間は儚くも終わりを告げたのでした。
写真では座椅子に姉妹で仲良く座りゲームを楽しむ姿が写っています。秘密基地と聞いて思わず胸が踊るのは、大人も子どもも同じですよね。
それから4年。娘さんたちも大きくなり、小学6年生と2年生になりました。秘密基地はどうなったかというと、なんと「奪われる」という結果に。
こたつの横にはさらに2台の机が並べられ、ディスプレイも1台追加されています。机の上には所狭しと工作道具やゲームが置かれ、娘さんたちが秘密基地という空間を満喫している様子が伝わってきます。
コメント欄にはエンジニアの猫さんへの同情の声が寄せられる一方で、「こんなの奪われるに決まっている」と秘密基地の魅力には誰も敵わないことを指摘する人も。
こちらの投稿についてお話をうかがいました。
秘密基地のきっかけ
エンジニアの猫さんが初めて秘密基地をつくったのは4年半ほど前とのこと。そのきっかけは何だったのでしょうか。
「娘たちがどちらもパパっ子なのもあり、どこに行ってもついてくるので、ふと1人になれる空間が欲しくなったのが動機です。 エンジニアという職業柄オンラインワークなので、仕事にも趣味(ゲームや映画鑑賞など)にも没頭できる空間にしようと思っていました」
クローゼット内という一見狭そうな空間も、「1人になる」という目的のためにはぴったりのスペースですね。しかしその後、娘さんたちはあっという間にパパの居場所を発見するのでした。さすがパパ大好きっ子ですね。
娘さんたちもすぐに気に入った
秘密基地をつくった後たった2時間で娘さんたちに発見されたとのことでしたが、その際の娘さんたちの反応はいかがでしたか。
「最初は『こんなところにお部屋ができてる!』とビックリ&大笑いしていましたけれど、すぐに気に入ったみたいで、それからずっと入り浸っていますね。秘密基地という響きに、子どもはワクワクするんだと思います」
1人の時間が2時間で終わりを迎えパパにとっては残念でしたが、秘密基地が突然できていて、娘さんたちにとってはうれしいサプライズだったのではないでしょうか。
秘密基地が奪われるまで
4年後の現在、秘密基地は奪われてしまったとのことでしたが、どのように変わっていったのでしょうか。
「この部屋をつくってからというもの、帰ってきたら毎日この場所に集まってみんなでゲームしたりお勉強したりしていました。4年経って子どもたちも大きくなり、1つの机では収まらなくなってきたので増設する運びとなりました」
1人の時間をすごすはずだった秘密基地は、娘さんたちと団らんの時間をすごす場所へと変化していったんですね。増設の際には、娘さんたちの意見も取り入れられたのでしょうか。
「ただ机を増設するだけでは満足しなかったようで、『私たちもディスプレイが欲しい』と要求するので設置したり、自分たちの私物を持ち込んだりと好き勝手に使われています(笑)」
秘密基地はまだまだ活躍しそうですね。
秘密基地は家族の憩いの場
エンジニアの猫さん、そして娘さんたちにとって、現在の秘密基地の居心地はいかがですか。
「生活空間の拠点であり家族の憩いの場所になっています。居心地という点では、当初の目的であったような1人になれる空間ではないですが、毎日にぎやかでいいですね。子どもたちが大きくなったときに、この場所でみんなですごした毎日を思い出してくれたらいいな、とどこかで期待しています」
ちなみに3人が基地に入り浸るため、リビングでは「使われていない大きなテレビが泣いている」のだとか。秘密基地で積み重ねてきた時間は、いつかかけがえのないものになることでしょう。
取材協力:エンジニアの猫さん(@neco_engineer)