妊娠中のお母さんのお腹を気遣う、幼い息子の優しさが泣ける！3歳息子の思いやりに、ほっこり心が癒される

3歳と1歳の息子さんを育てる、あみさん（@amiotaso）。息子さんたちとのスキンシップについて描いた漫画をTwitterに投稿したところ、「お兄ちゃん優しすぎる！」と多くの話題を集めています。詳しいお話を作者に聞きました。

妊娠中のあみさんと、息子たちとのスキンシップ

1歳の次男くんはスキンシップが大好きな甘えん坊とのこと。ぐりぐりする様子が可愛いです！

そして3歳の長男くんは、最近スキンシップをすると照れた顔をするそうです。

しかし、あみさんが妊娠していることを気遣い、すぐに足とお尻を持ち上げてくれました。長男くんの気遣いと優しさに胸がキュンとします！

お母さんの気持ち

長男くんがお腹を気遣ってくれる姿を見て、あみさんはどのように感じましたか？

「小さい子どもながらに、母親（私）の様子をよく見てくれているんだなと。臨月には、よくお腹が張っていたこともあり、そのことを覚えていて、気にしてくれていたんだなぁと感心しました。一方で、我慢をさせちゃっていないかな？と気になったりもしました」

お母さんの体調の変化を、1番近くで見ていたのが長男くんだったのかもしれませんね。

長男くんの変化のきっかけ

長男くんがお腹を気遣ってくれるようになった、きっかけはあったのでしょうか？

「これといったものはないと思うのですが、振り返ってみると、一度だけ一緒に産婦人科の妊婦健診に付き添ってくれたことがありました。そのときは安定期だったと思うのですが、エコーのときに『ママがんばって！』と応援してくれたことがきっかけだったのかな？と今では思います」

エコー画面を見て、あみさんのお腹に赤ちゃんがいることを実感したのでしょうか。応援してくれる姿からも、長男くんの優しい性格が分かりますね。

「あとはお腹が張るたびに、ふうふう言いながら座ったり横になったりしていたので、お腹が苦しいということは知っていたと思います」

長男くんが、あみさんの体調の変化をよく見ていた様子が伝わってきます。

長男くんの気持ち

この投稿のイラストには「長男はお腹をすごく気遣ってくれる。頼もしいけれど、その反動なのか荒れることもあり、小さいながらに色々考えながら頑張ってるんだなぁって思う」というコメントが添えられています。

長男くんは、どんな風に荒れてしまうことがあったのでしょうか？

「イヤイヤ期と保育園入園が妊娠と重なっていたので、よく些細なことで泣いたり怒ったり、腹の虫のいどころが悪いことが増えたような感じがありました。ただお腹の赤ちゃんに対して怒る、というよりは、思い通りにいかないことは多いし、ママはあまり抱っこしてくれないし、という理由だったのではないかと思います」

うまくいかなくて甘えたい気持ちと、あみさんの体調を気遣いたい気持ちの葛藤があったのかもしれませんね。

長男くんとの時間

気持ちが荒れてしまったとき、どのように長男くんに接していたのですか？

「精神的に不安定だったときは、ふたりの時間を作るようにしていました。まだ1歳ちょっとの次男と比べて、長男は結構周りのことが分かるようになっていたので、次男を私の実家や夫に預けて、長男だけ連れて旅行に行くこともありました」

長男くんが思いきり甘えられる時間を作ってあげていたのですね。

「長男と次男は年子なので、長男にしてみれば物心が付いたときには下に弟がいました。自分だけ見てくれる時間が大事だったのかなと思います。ふたりきりのときは、ぐずることもほとんどないので、特別扱いをする時間は長男にとって（次男にとってもですが）必要だなと思いました」

兄弟姉妹を育てるお父さん、お母さんは、思わず共感してしまったのではないでしょうか。

長男くんの優しさに感動した今回の投稿。妊娠中のお母さんを幼いながら大切に思う長男くんの健気さに、胸がキュンとした人も多かったことでしょう。改めて、思い合う家族の尊さを感じられたような気がします。

取材協力：あみさん（@amiotaso）

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