【東京→福岡】移住生活4年で感じる「田舎暮らしのデメリット」3選
2023/07/16
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する整理収納コンサルタントでサンキュ!STYLEライターのティールです。
前回の記事では、私が感じる「田舎暮らしのメリット」を3つ紹介しました!私自身、今のこの生活をとても気に入っていますが、残念ながら全てに満足しているわけではありません。
ということで今回は、移住前に知っておいて欲しい!「田舎暮らしのデメリット」を3つ紹介します。
意外と高額!「都会暮らし」にはない支出
田舎といえば、「物価が安い」「生活費が安くすむ」と思う方も多いと思いますが、実際はそうでもありません。
いわゆる「ベッドタウン」と呼ばれるような地方の住宅地とは違い、わが家の場合は最寄駅まで徒歩2時間半。バスの本数も非常に少ないため、必然的に一人一台のマイカーが必要になります。
車の所有には、車両代はもちろん、ガゾリン代、保険代、自動車税など「維持費」と呼ばれる費用が重くのしかかってくるため、とても経済的とは言えません。
また、人口の多い都市部と比較して、田舎は水道代が高い場合が多いですよね。特に私の住む福岡県は、47都道府県の中でも水道代が高いことで有名です!
定期的にアヒル小屋の池の水換えをするわが家の場合、月の水道代は東京時代の2倍以上。これは、年間で考えるとかなり大きな金額です。
逆に「井戸水」を引いている隣家の場合、水道代の心配はゼロなんだそう。わが家も移住前にしっかりとリサーチし、「井戸水」も検討しておけばよかったと、今更ながら後悔しています。
田舎暮らし=虫との闘い
田舎での暮らしには、「虫問題」が付きもの!わが家の場合、夏の間は蚊やムカデ、ハチに悩まされることが多いです。
玄関先に蚊取り線香、室内に空間スプレー、屋外にはムカデ用の毒餌の設置など、入念な虫対策が欠かせません。手間がかかるのはもちろん、都会暮らしでは考えられない費用が発生するのも事実です。
幸いわが家はまだお世話になったことはありませんが、話に聞く限り、蜂の巣駆除の費用もバカにならないそう。
ハチが巣を作りにくいようにと、わが家も定期的に庭木の剪定をお願いしていますが、こちらも毎回なかなかの金額になります。
「自治会」の持つ力が強すぎる
田舎のデメリットとしてよく言われるのが、人付き合いの濃さです。わが家の場合、ありがたいことに良好な近所付き合いができていますが、中には地元の方との付き合いが苦手な移住者も。
田舎では、「自治会」が主催する草刈りやお祭りなど、参加必須の行事が多いのが一般的。また、都会の「町内会費」が月額数百円であるのに対し、田舎の「区費」は月額数千円、年間数万円と高額なケースが多いです。
このような「自治会」のあり方に疑問を感じ、「自治会」への加入を避ける移住者が多いのも事実です。
まとめ
今回は、私が感じる「田舎暮らしのデメリット」を3つ紹介しました。年々人気が高まる「田舎移住」!魅力的に見える田舎暮らしの裏には、「デメリット」があるのも事実です。
移住後に後悔しないためにも、しっかりと「デメリット」を知っておいてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・ティール
好きなモノに囲まれた「身の丈暮らし」を提唱する、整理収納コンサルタント。福岡県在住、小2&4歳姉妹の母。
関西弁アメリカ人ハーフの陽気な夫(ダディ)&コールダックも加えた賑やかメンバーで田舎暮らしを満喫中!
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