ピアノが練習できない家!?楽譜の前に立ちはだかるネコちゃんが、5歳娘に癒やしたっぷりのスリスリ攻撃

2024/07/10

ほそいあやさん(@hosoi)がXに投稿したのは、娘さんのピアノの練習風景です。しかし実は「練習できない家」だというほそいさんのお家。楽譜を見ようとする娘さんの前には、かわいすぎるネコちゃんが立ちはだかるのでした。お話をうかがいます。

ピアノを習い始めたけれど

ほそいあやさんが「子がピアノを習い始めたけれど、練習できない家だったのを忘れていた……」と投稿したのは、5歳の娘さんがピアノの練習に取り組もうとする場面。
動画の中には、一生懸命ピアノの楽譜を見ようとがんばるものの、かわいすぎるネコちゃんに阻まれる娘さんの姿がありました。

ネコの名前はビッキーちゃん。楽譜と娘さんの間に立ちはだかり、動画の冒頭から娘さんの肩に体をスリスリしています。
楽譜が見たい娘さんは、両手でビッキーちゃんの位置をずらそうとしますが、ビッキーちゃんが移動する気配はありません。

「ちょっとぉー、ビーちゃーん」
「見えない見えない」
そんな娘さんの訴えもビッキーちゃんは何のその。娘さんの胸元に顔を埋めて、自分のほうを見てほしいと訴えているかのようです。

「ねえ、見えないー」と一時は泣きそうな声になってしまう娘さんでしたが、動画の最後にはかわいいビッキーちゃんの顔を見て思わず笑ってしまうのでした。

果たしてこの後、練習はできたのでしょうか。お話をうかがいます。

いつもと違う娘さんが気になった

ビッキーちゃんが娘さんの練習を阻止していたのは、なぜだったのでしょうか。

「娘がピアノを習い始めてまもなく、練習しているときにビッキーがピアノに飛び乗るようになりました。
娘がふだんと違うところにいるのが気になったようです」

縄張り意識の強い動物であるネコちゃんにとって、見慣れないピアノと向き合う娘さんのことが気になって仕方なかったんですね。

「練習できない家」もアリ!?

娘さんとビッキーちゃんのやり取りを見て、どのように思いましたか。

「私自身も子どものころピアノを習っていたのですが、練習が嫌いでした。
こんな状況になれば練習しなくてよくなりそうで、羨ましかったです」

楽譜も見られない、鍵盤に手も置けない、となれば、練習しようにもどうしようもないですよね。

練習はできた?

娘さんのピアノの練習は、この後どうなったのでしょうか。

「このときはビッキーにごはんをあげることで一時的に落ち着きました」

無事に練習できたんですね。よかったです!
その後、娘さんの練習に対するビッキーちゃんの反応に変化はありましたか。

「今でも相変わらず邪魔をしています。
ピアノより私をかまえという主張のようです」

いつも一緒にいる娘さんが、ビッキーちゃん以外のものに注目していることにヤキモチを焼いているのかもしれませんね。

ビッキーちゃんは人が大好き

ビッキーちゃんはどのような性格の子ですか。

「ビッキーは人にスリスリしてくるネコなので、いつも誰かのそばにいます。
子どもたちが遊んでいる輪にしれっと入っていたり、子どもたちに本を読んであげていると自分も聞いているかのように目を細めて近くにいます。
子どももそれを当たりまえと思っているようです」

動画内でもしていたビッキーちゃんのスリスリは、娘さんとの距離がふだんからとても近いからこその行動だったんですね。

「ビッキーは15歳でかなりのおばあちゃんですが、子どもたちはいつまでも元気なビッキーと一緒にいたいと思っているようです」

ちなみにほそいさんのお家には、もう1匹ネコちゃんがいるんですよね。

「いつも押入れの中で寝ていて気配を消しています。
その子のほうがレア度が高いので、見かけると子どもが喜びます」

2匹のネコちゃんと笑顔いっぱいのお子さんたち、それだけでもう賑やかなお家の雰囲気が伝わってきますね。

ピアノの前に座るとビッキーちゃんにかわいすぎるスリスリをされてしまい、練習が進まなかった娘さん。しかし愛情と癒やしたっぷりのスリスリをしてもらえるなら、邪魔をされるのも悪くない気がしてしまいますね。

取材協力:ほそいあやさん(@hosoi)

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