ワインを美味しく楽しむためには、実は「保存のしかた」がとても大切。
キッチンや冷蔵庫にそのまま置いているけれど、本当はちゃんと保管しておきたい…そんなふうに思ったことはありませんか?
最近は、置き場所をとらない小型のワインセラーが人気。
インテリアになじむおしゃれなデザインで、音も静か。電気代も控えめなモデルが増えているんです。
この記事では、暮らしになじむワインセラーの選び方と、おすすめのワインセラー8選をご紹介します。

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ワインセラーとは?
ワインセラーは、ワインを適した環境で保管するための専用の貯蔵庫です。
温度や湿度を一定に保ち、振動や紫外線からも守ることで、風味や香りの劣化を防ぎます。
家庭用の冷蔵庫は頻繁な開閉による温度変化や乾燥があるため、一般的にワインの保存には不向きとされているもの。
一方でワインセラーには、長期熟成に適した温度管理機能を備えたものも多く、ワイン本来の味わいを引き出すための保管環境を整える家電として注目されているんです。
とっておきの1本だからこそ、美味しさをしっかり守ってくれる場所があると安心ですね。
小型ワインセラーの選び方ポイント4つ
小型ワインセラーを選ぶときは、ワインの保存環境をきちんと整えられるかが大切なポイント。
ここでは、小型ワインセラーを選ぶうえで大切な4つの視点をご紹介します。
・温度管理の安定性
・湿度の維持性能
・保管できる本数
・静音性(稼働音の小ささ)
ワインセラーをはじめて選ぶ方でも失敗しにくく、ワイン時間が心地よくなるポイントばかりですよ。
品質維持のために温度が一定のもの
ワインは温度変化にとても敏感なお酒。
特に高温や急激な温度差は、風味や香りに大きく影響してしまいます。
そのため、ワインセラーを選ぶうえでは「庫内の温度が安定しているか」が最も重要なポイントです。
冷却方式にはいくつか種類がありますが、外気温の影響を受けにくく、しっかり冷やせる「コンプレッサー式」は特に人気。
夏場の気温が高い部屋に置く場合でも、一定の温度を保ちやすいのが安心なポイントです。
設定温度だけでなく「実際の庫内温度がどれくらい安定しているか」を気にして選ぶと、ワインをより良い状態で保てますよ。
湿度が40~65%維持できるもの
ワインの栓に使われているコルクは、乾燥すると縮んでしまい、空気が入りやすくなります。
酸化が進んで、せっかくのワインが台無しに…ということも。
そこで、湿度を40〜65%の適正範囲で保てるワインセラーを選ぶのがおすすめです。
ただ、小型タイプでは湿度調整機能がないモデルも多め。
その場合は、加湿トレイ付きのものや、棚に木材を使っているタイプだと湿度が保ちやすい傾向があります。
ボトルは必ず横に寝かせて、コルクを乾燥から守るのが基本。
高価なワインでなくても、美味しさをキープするためのちょっとした工夫が大切ですね。
ワインの保管できる本数
小型ワインセラーは、少ないものだと4本、大きめでも12本前後の収納が一般的。
飲む頻度やストックの目的によって、適した本数は変わってきます。
たとえば、「とっておき用に数本だけ保管したい」という方には4〜6本のミニサイズがぴったり。
一方で、「その日の気分で選びたい」「赤・白・泡を常備しておきたい」という方には10本以上のモデルが快適です。
なお、スパークリングや開栓後のボトルを保管したい場合は、縦置きスペース付きのモデルも検討すると便利。
自分の飲み方に合った収納本数を考えるのが、満足度の高い選び方ですよ。
稼働音の静かさ
ワインセラーは24時間稼働する家電だからこそ、音の静かさは気になりますよね。
特にリビングや寝室の近くに置くなら、30dB前後の静音モデルを選ぶと快適です。
冷却方式で選ぶなら、ペルチェ式やアンモニア式が静音性にすぐれていておすすめ。
どちらもコンプレッサー式より運転音が小さく、音が気になる方やワンルームで使いたい方にも人気です。
ただし、冷却力や温度の安定性はコンプレッサー式に比べるとやや控えめ。
置き場所や使い方に合わせて選びたいですね。
おすすめの小型ワインセラー8選
アイリスオーヤマ PWC-251P-B
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):11,280円
8本まで収納できるコンパクトなワインセラー。
キッチン横やカウンター下など、省スペースにもすっきり収まるサイズ感が魅力です。
振動や音が少ないペルチェ式を採用しているので、寝室や静かな部屋に置いても気になりにくいのがうれしいところ。
庫内にはLEDライト付きで、扉を開けなくても中のボトルが確認できます。
価格も比較的手ごろで、初めてワインセラーを取り入れたい方にもおすすめのモデルです。
ルフィエール LW-S12
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):17,800円
12本収納できるちょうど良いサイズ感で、気軽に始められるワインセラー。
振動が少なく静かなペルチェ方式を採用しているので、リビングや書斎にも置きやすい設計です。
庫内にはシャンパンなど太めのボトルも入れられるほどのゆとりがあり、1℃単位で細かく温度調整が可能。
設定温度が見えるデジタル表示つきで使い勝手も◎。
シンプルな見た目で、インテリアの雰囲気を損ねたくない方にもおすすめです。
デバイスタイル CF-P7
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):34,515円
わずか横幅15cmのスリム設計で、ちょっとしたすき間にも設置できる小型ワインセラー。
収納本数は7本と少なめながら、約20Lの庫内容量があるため、使いやすさはしっかり確保されています。
9〜18℃の範囲で1℃単位の温度設定が可能で、ワインの種類に合わせた細かな調整もOK。
デジタルパネルとLED庫内灯を備えているので、操作や視認性も快適。
スペースを無駄にせずに、ワインをしっかり管理したい方にぴったりの1台です。
PlusQ BWC-008P
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):14,800円
8本収納できる、コンパクトで設置しやすいワインセラー。
静かな運転音が特徴のペルチェ方式には、日本メーカー製の素子を採用し、信頼性と耐久性にも配慮されています。
温度設定は4〜22℃の広い範囲に対応し、赤・白・スパークリングなど幅広いワインを適温で保管可能。
ラベルやボトルを傷つけにくい木製棚やLED庫内灯など、細かな気配りもうれしいポイント。
省エネ性も高く、初めての1台にもおすすめです。
デバイスタイル CE-4W-W
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):24,800円
わずか4本の収納に特化した、超コンパクトなワインセラー。
幅の狭い棚やカウンター下にもすっきり収まるサイズ感で、一人暮らしやちょっとした来客用に数本だけ冷やしておきたい方にぴったりです。
冷却方式はペルチェ式で、静音性も高く、寝室やリビングにも置きやすいのがうれしいところ。
ホワイトの本体カラーは清潔感があり、ナチュラルなインテリアにも自然になじみます。
ワインをもっと気軽に楽しみたい方へおすすめのモデルです。
アイリスオーヤマ IWC-P081A-B
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):12,800円
8本収納できる小型ワインセラーで、初めての1台にもぴったりなエントリーモデル。
冷却方式は静音性の高いペルチェ式を採用しており、振動も少ないためワインの品質を守りながら静かに運転してくれます。
温度は8〜18℃で設定可能で、赤・白ワインどちらにも対応。
シンプルでスタイリッシュなブラックのデザインは、どんな空間にもなじみやすいのが特徴です。
リビングや寝室など、限られたスペースにも置きやすいサイズ感も魅力。
WIE ワインセラー 8本収納
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):14,999円
スタイリッシュな見た目と多機能性を兼ね備えた、8本収納のコンパクトワインセラー。
紫外線をしっかり遮る2層UVカット強化ガラスを採用しており、大切なワインを紫外線劣化から守ります。
静かな運転音で振動も少なく、省エネ性能も◎。
日本製チップの採用により安定した温度管理ができるので、日本酒や缶ビールの保管にも対応。
見た目の美しさと実用性のバランスを重視したい方におすすめのモデルです。
Besson ワインセラー 12本収納
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):33,800円
12本収納できるコンプレッサー式の小型ワインセラー。
幅の狭いスリム設計で、設置スペースに限りがあるご家庭でも置きやすいのが魅力です。
Low-E加工を施した2重ガラスは遮熱・UVカットに対応し、庫内の結露を防いでくれるため、日本酒などの保管にもぴったり。
温度が安定しやすいコンプレッサー方式ながら静音性にも配慮されており、寝室やリビングにもおすすめです。
縦置きにも対応しており、使い勝手の良さも光る1台。
まとめ
ワインを美味しく保つには、適切な温度と湿度で安定して保存できる環境が欠かせません。
小型ワインセラーは、場所を取らずに設置できて、暮らしに無理なく取り入れられるのが魅力です。
本数や冷却方式、音の静かさなど選び方のポイントを押さえれば、自分にぴったりの1台がきっと見つかります。
「とっておきの1本」をゆっくり楽しむために、あなたのライフスタイルに合わせてお気に入りのワインセラーを選んでみてくださいね。