最近よく耳にする「8Kテレビ」。
気にはなるけれど、「4Kとどう違うの?」「そもそも8Kって必要?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
高額な買い物だからこそ、何を基準に選べばいいのか迷いますよね。
そこでこの記事では、4Kとの違いや8Kの魅力、選ぶときに押さえておきたいポイントまで、わかりやすく解説。
さらに、おすすめの8Kテレビも厳選してご紹介します。
テレビの買い替えを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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8Kテレビは4Kテレビと何が違う?
最近のテレビは4Kが主流になってきましたが、それよりさらに上をいくのが8Kテレビ。
とはいえ、名前は聞いたことがあっても、何がどう違うのかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、4Kテレビと8Kテレビの違いや、8Kならではのメリットを解説します。
4Kテレビとの違い
4Kテレビと8Kテレビのいちばんの違いは画素数です。
4Kは約830万画素なのに対し、8Kはなんと約3300万画素。
その差は歴然で、映像の細部までくっきりと描写され、近くで見ても粗さを感じにくいのが特徴です。
また、映像処理技術も進化しており、人物の肌や髪の質感、風景の奥行きまでリアルに再現。
音響面でも、立体的に広がるサウンドを搭載しているモデルが多く、映画やゲームの没入感がまるで違うんですよ。
8Kテレビのメリット
8Kテレビはただ画素数が多いだけではありません。
日々の視聴体験をぐっと快適にしてくれる、細やかな進化が詰まっています。
4Kテレビでは味わえない8Kならではの魅力を、ポイントでまとめてみました。
- 映像の細部までくっきり見えて、人物の表情や風景の奥行きまでリアルに感じられる
- 大きな画面でも映像が粗くならないので、近くで見てもストレスを感じにくい
- 映画やドラマの暗いシーンでも、黒がつぶれず自然に映る
- スポーツやゲームの速い動きもなめらかで、見ていて疲れにくい
- YouTubeやNetflixなどのネット動画も、もともとの映像よりキレイに見えることが多い
- これから増えてくる8K放送や配信にも対応できるので、長く使える◎
映像の美しさだけでなく、使い勝手や将来性をふまえても、長く満足できるテレビ。
それが8Kの魅力です。
8Kテレビの選び方ポイント
8Kテレビとひとことで言っても、機能やパネルの種類、サイズ展開はさまざま。
しかも価格も高めなので、なんとなくのイメージだけで決めてしまうのは不安ですよね。
ここからは、買ったあとに「しまった!」とならないために、選ぶときにチェックしておきたいポイントを整理しておきましょう。
8Kチューナーが内蔵されている
8Kテレビを買っても、チューナーが内蔵されていないと8K放送はそのまま視聴できません。
実はここ、見落としがちなポイントなんです。
たとえば、シャープの「AQUOS 8T-C60CX1」は8Kチューナーを内蔵しているので、BS8Kの放送をそのまま楽しめます。
一方で、チューナーが非搭載のモデルでは別売りのレコーダーや専用機器をつなぐ必要があり、配線やコストがかさむことも。
「せっかく買ったのに思っていた使い方ができなかった…」とならないためにも、内蔵チューナーの有無はしっかりチェックしておきたいですね。
液晶パネルか有機ELパネルか
8Kテレビのパネルには、大きく分けて「液晶」と「有機EL」の2種類があります。
それぞれに良さがあるので、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
液晶パネルは明るい部屋でも見やすく、価格も比較的お手頃。
たとえば、ソニーの「BRAVIA KJ-65X85L」は液晶タイプで、色の再現性が高く、大画面でも鮮やかに映ります。動きにも強いので、スポーツやゲームにもぴったりです。
一方、有機ELは1つ1つの画素が自発光する仕組みなので、黒が深く、映画のような暗いシーンの表現力にすぐれています。
映像の立体感やコントラストも見ごたえがありますよ。
ただし、価格はやや高めで焼き付きのリスクもあるため、長時間のゲーム用途には注意が必要です。
部屋にあったサイズを選ぶ
8Kテレビは高画質なぶん、大きめの画面サイズが多いのが特徴です。
「こんなに大きくて、部屋に置けるかな…」と不安に感じる方もいるかもしれませんね。
でも、画素がきめ細かい8Kは、近くで見ても粗さが気になりにくいのがポイント。
一般的にテレビの視聴距離は「画面の高さ×約3倍」と言われますが、8Kならそれより近くても快適に見られます。
たとえば6〜8畳の部屋でも、50インチ前後なら圧迫感を感じにくいサイズ感。
逆に32インチなどの小型サイズは、現状では8Kモデルが市販されていないため、ある程度のサイズ感は必要と考えておくと良いですね。
VODサービスの対応状況を確認
最近のテレビ視聴では、地上波よりもYouTubeやNetflixなどの動画配信サービス(VOD)を使う方が増えてきましたよね。
8Kテレビを選ぶときも、こうしたVODサービスに対応しているかどうかは重要なポイントです。
たとえば、シャープやソニーの最新モデルは、主要なVODアプリが最初から搭載されていて、リモコンのボタンからすぐにアクセスできる設計。
わざわざ外部機器をつなぐ必要もなく、操作もシンプルです。
また、一部のモデルは8K映像に対応したYouTube動画も視聴可能。
「高画質なネット動画を大画面で楽しむ」という使い方ができるのは、8Kテレビならではの魅力です。
おすすめの8Kテレビ5選
ソニー BRAVIA KJ-85Z9H
■楽天市場での販売価格(2025年7月31日時点):1,077,401円
85インチという圧倒的な大画面で、映像の迫力を存分に楽しめる8Kテレビ。
液晶パネルなので明るい部屋でも映像が見やすく、リビングでの視聴にぴったりです。
8Kチューナー内蔵で、別機器なしでそのまま8K放送が楽しめるのもうれしいポイント。
Android TV機能搭載で、YouTubeやNetflixなどのVODもテレビひとつで手軽に操作できます。
映画もスポーツも高精細に楽しみたい方におすすめの1台です。
シャープ AQUOS 8T-C75DX1
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):369,980円
75インチの大画面に、シャープ独自のXLED技術を採用した8Kテレビ。
明るさと色の美しさを両立していて、昼間でもクリアに映像を楽しめます。
8Kと4K両方のチューナーを内蔵しているので、地デジやBSも高精細に楽しめるのが魅力。
映画はもちろん、ニュースやドキュメンタリーも立体感ある映像でリアルに映し出されます。
インテリアになじむシンプルなデザインもうれしいですね。
シャープ AQUOS 8T-C60DW1
■楽天市場での販売価格(2025年7月31日時点):68,800円
60インチの画面サイズは、リビングにも設置しやすく、8Kの美しさをしっかり体感できるちょうど良いバランス。
液晶パネルを採用しているので明るい部屋でも映像が見やすく、家族でテレビを楽しみたい方にぴったりです。
8K・4Kチューナー内蔵で、放送もネット動画も高画質で楽しめます。
毎日のニュースやバラエティ番組もくっきりキレイに見えるので、普段使いにも満足度の高い1台ですよ。
シャープ AQUOS 8T-C80AX1
■楽天市場での販売価格(2025年7月31日時点):1,965,000円
80インチという存在感のあるサイズで、8Kの美しさを最大限に体感できるハイグレードモデル。
細部までくっきり映る高精細な映像と、明るさ・コントラストのバランスが取れた液晶画面で、映画やスポーツ中継も臨場感たっぷりに楽しめます。
8Kチューナーを内蔵しているので、放送もすぐに視聴可能。
ホームシアターのような環境を作りたい方におすすめの1台です。
LG 75NANO99JNA
■Amazonでの販売価格(2025年7月31日時点):599,999円
自然な色彩表現に定評のあるIPSパネルを搭載したLGの75インチ8Kテレビ。
画面の角度が多少ズレても色ムラが少なく、どの位置からでも美しい映像を楽しめます。
8Kチューナー内蔵で、対応放送をすぐに視聴できるのも便利なポイント。
Alexa搭載で音声操作も可能なので、リモコンを探す手間なくスムーズに使えます。
広い部屋や複数人でテレビを見るご家庭にぴったりのモデルです。
8Kテレビについてよくある質問
8Kテレビの何が凄いの?
一番のすごさは、やっぱり「映像の細かさ」です。
4Kの4倍もの情報量があるので、人物の表情や髪の毛1本、風景の奥行きまでリアルに再現されます。
まるで窓の外を見ているような臨場感で、ドラマも映画もまったく違った見え方になりますよ。
とくに大画面でその違いを実感しやすく、「今までのテレビとは別物」と感じる方も多いです。
テレビは4Kと8Kどちらがいいですか?
「価格を抑えたい」「今すぐに8K画質じゃなくてもいい」という場合は4Kでも十分です。
一方で、「せっかく買い替えるならできるだけキレイな映像で楽しみたい」という方には8Kがおすすめ。
今はまだ8Kの番組や動画は少なめですが、ふだん見るYouTubeやテレビ番組、映画なども、8Kテレビの機能で自動的に映像をキレイに補正してくれるので、違いを実感しやすいですよ。
とくに大画面を検討している方には、8Kの美しさがしっかり活きてきます。
まとめ
8Kテレビはまだ新しい印象があるかもしれませんが、「映像のきれいさ」や「将来も長く使える」という点では、とても魅力的な選択肢です。
4Kとの違いがわかりにくいと感じていた方も、見た目のなめらかさや臨場感、使い方の幅を知ると、「これなら使ってみたい」と思えるのではないでしょうか。
サイズやチューナーの有無など、選び方のポイントを押さえれば、満足度の高い1台がきっと見つかります。
今回の記事を参考に、毎日の「視聴体験」がもっと楽しくなるお気に入りのテレビを探してみてくださいね。