原田ちあき日記さん(@nijinoyatu)が投稿したのは、当時2歳の息子さんと一緒に作成した芸術作品。「太陽の塔」へのオマージュが込められつつもママと息子さんのオリジナリティが加わった素敵な作品に、1万件以上のいいねが集まりました。
これぞ「芸術は爆発だ」!
イラストレーターとしてご活躍中の原田ちあきさんが、2歳の息子さんとともに素敵な芸術作品を作り上げました。
表現したのは「太陽の塔」。言わずと知れた岡本太郎さんの作品です。
オマージュを込めて制作された作品は、ママである原田さんが適当に紙を切り息子さんが絵を描くことで、二人にしか生み出せないオリジナリティを加えました。
息子さん直筆の絵は、手を動かしたその瞬間の気持ちがこもったもの。世界に2つとありません。これは大変貴重な作品ですね。
原田さんは、こちらを「好きすぎて額装した」とのこと。
見るたびに息子さんと一緒に制作したときの思い出もよみがえってくることでしょう。作品の価値はとどまるところを知りませんね。
投稿を見た人たちからも「芸術が爆発していて最高」「この時期にしか出せない味がたまらない」「なんて大作だ……この世に1つ……」といった感動と称賛の声が寄せられました。
作品制作の背景などをうかがいます。
きっかけは、太陽の塔が好きな息子さん
「太陽の塔」を制作することになったきっかけは何だったのでしょうか。
「息子が、太陽の塔が大好きだからです。
岡本太郎さんごと好きみたいです」
「太陽の塔」といえば、岡本太郎さんの爆発的なエネルギーが込められた圧倒的な存在感が魅力の1つですよね。息子さんは熱い芸術魂をお持ちなんですね。
絵を描いているときの息子さんはどのような様子でしたか。
「同じ形の紙をたくさん作ったのですが、一枚描くごとにだんだん精度が上がっていっていました」
手を動かしながら、自分の思いを1つ1つかたちにしていったんですね。
ママから見た「太陽の塔」の魅力
「好きすぎて額装した」とのことでしたが、お二人で作った「太陽の塔」のどのようなところが好きだったのでしょうか。
「楽しんで描いていたのが伝わってきて、見ているとワクワクします」
息子さんが絵を描いたときの気持ちは、作品にも表れていたんですね。
息子さんは工作が好き?
息子さんと一緒に絵を描いたり工作をしたりすることは、よくあるのでしょうか。
「実は息子はあまり工作に興味がないみたいです!
ここから好きになってくれたらいいなぁと思います。無理強いはしたくないですが(笑)」
今回、作品づくりの楽しさを経験した息子さん。好きになる機会が、これからやってくるといいですね。
作品はじいじ・ばあばの元へ
額装された作品を見て、息子さんやご家族の方とお話されたことがありましたら、ぜひお聞かせください。
「たくさん作ったので、同じく額装したものを敬老の日に各じいじ・ばあばに配りました。
みんな喜んでいて嬉しかったです!」
プレゼントとして制作された「太陽の塔」のオマージュ作品。作っているときの楽しかった思いも一緒に込められた素敵な作品は、息子さんのじいじ・ばあばたちだけでなく、たくさんの人に笑顔を届けました。
取材協力:原田ちあき日記さん(@nijinoyatu)