【作原文子さんが選ぶ名品】花かアートか?部屋をちょっとだけセンスアップするなら、この二つに頼るのが間違いないと思いませんか?
2019/11/12
家をもっと居心地のよい空間にするために、インテリアをブラッシュアップしたい。そう思ってもどこから手をつけたらいいか迷うなら、思い切って花かアートを置きませんか? あるだけで、キモチも家も整うはず。
そんな空間を、日本を代表するインテリアスタイリスト・作原文子さんに、サンキュ!12月号のカレンダー写真で提案・スタイリングしてもらいました。
美しい写真を眺めながら、自分を取り戻すヒントを見つけてください。
家の中にアートを楽しむ場所をつくってみる
「アート」というと少し難しく感じるかもしれませんが、好きなポスターやオブジェを楽しむということもその一歩。
あちこちに飾るのもよいけれど、1か所にまとめてお気に入りの鑑賞スペースにするのも手です。ポスターも、気になるものが2枚あったらいっそ両方手に入れて、並べて飾って空間の存在感を出してみては?
「添える植物も、ちょっと形が丸くてアートっぽいものを合わせてみました」と作原さん。疲れているときも、ここを眺めると落ち着ける……そんな空間になりそうです。
■写真の撮影小物
ナタリー・ドゥ・パスキエのポスターアート、ポスター 各25000yen, フレーム各 17500yen, リサ・ラーソンのヴィンテージ動物 72000yen, 坂本紬野子のベージュの陶器オブジェ 30000yen, サイドボード 95000yen /以上イデーショップ 自由が丘店 スツール 8700yen /パシフィック ファニチャー サービス リサイクルラバーバスケット 大 1500yen, 小 1200yen /共にプエブコ
※価格はすべて税抜です。
紹介する名品1:ナタリー・ドゥ・パスキエのアートポスター
ナタリー・ドゥ・パスキエは、フランスのボルドーに生まれ、イタリアのミラノで制作活動をしているアーティスト。紹介した作品は展覧会のポスター。印象的なポスターの文言は、小説家や詩人の言葉を引用したもの。
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小さなコーナーに花や好きなアートをまとめて
家の中にひとつ、自分を癒せる場所をつくっておきませんか?どこかひとつでも持っておくと、きっと忙しい毎日の中でも、余裕を失わずに過ごせます。
「花を飾るために、専用の花瓶がなくてもいい」と作原さん。大きな花束である必要もありません。キャニスターやマグカップなどを使って自由に生けて。
部屋の隅っこでもいいので、好きな物だけ飾る場所をつくって、そこに花を合わせても。花の色が増えるなら、器の色をシンプルに。花は旬のものを取り入れると季節感が楽しめます。サイズ感や色合いを考えて組み合わせて。
■写真の撮影小物
セラミックキャニスター S 1200yen, M 2200yen, L 3200yen, ガラスのキャニスター 1300yen /以上プエブコ
※価格はすべて税抜です。
紹介する名品2:PUEBUCOのセラミックキャニスター
三軒茶屋にある雑貨店プエブコのオリジナルキャニスター。
軽くて丈夫、シンプルな見た目は用途を選ばず使えます。サイズ違いで揃えておきたい。
参照:サンキュ!19年12月号(11月2日発売)付録・オリジナルカレンダー「12Tips to be yourself」より写真等抜粋
◆スタイリスト/作原文子
岩立通子氏に師事。雑誌や広告、店舗ディスプレイ等多方面で活躍中。暮らし方の提案まで内包されたスタイリングには男女を問わずファンが多い。
◆撮影/関めぐみ
アメリカ、ワシントンDC生まれ。雑誌、広告等で幅広く活躍中
文/飯塚真希(サンキュ!編集長・totonou編集長)