遅咲きフードコーディネーターはいつも必死、でも「人生に遅すぎることはない!」【サンキュ!STYLEライターインタビュー】

2019/12/27

2020年1月15日にオープンを予定している、サンキュ!が展開するライター集団「サンキュ!STYLEライター」。お金のこと、家事のこと、ファッション・美容のこと、100均アイテムのことなど……主婦の暮らしにまつわるあらゆる情報を、100名以上からなる精鋭ライター(STYLEライター)たちが日々発信していく、必見のコンテンツとなっています。

この記事では、そんなSTYLEライターのなかでも編集部がとくに注目するメンバーをピックアップしてご紹介。

今回登場するのは、フードコーディネーターでオウチゴハン研究家の「はっとりみどり」さんです。

イルカに魅了されて島暮らし、その後フードコーディネーターへ

『ドルフィンスイム』写真提供:小笠原村観光局

はじめまして。サンキュ!STYLEライターのはっとりみどりと申します。職業はフードコーディネーターで、スーパーに置いてある料理のレシピや、食品メーカーの商品やキッチンメーカーの調理器具を使ったレシピ、レシピコラム執筆や、飲食店のメニュー開発などをしています。

頭の中はつねに料理のことでいっぱいで、いつも新規レシピを模索しており、これまでに考案したレシピは、優に1000は超えてるはず。

そのほか、広告やパッケージ向けの料理作成や撮影時のサポート、食のイベントでの調理など、食分野でのお仕事は多岐にわたります。

しかし、じつは最初の就職は水族館職員。幼少期からイルカが好きすぎて熱望した職業でした。その後、野生のイルカを追いかけて、小笠原の父島に移住。今とはまるっきり別の世界で生きていたんです。

『南島』写真提供:小笠原村観光局

「イルカからなぜ料理レシピへ?」って思いますよね(笑)。きっかけは、父島時代に、地元の食材を使ったカフェ経営に携わったことでした。もちろんカフェ経営は初めての経験でしたが、かつて飲食店でアルバイトをしたときに調理師免許を取得していたことに加えて、実家が飲食店だったため、意外にすんなりと飛び込むことができたんです。

島の食材を活かした料理を考えて、メニューブックや看板も自分で作り、テーブルや照明、料理に合う食器を選ぶ……ずっとイルカに夢中だった私ですが、カフェ経営は大変だけどとても楽しいものでした。そしてこのときの経験が、いまの私を形作ったのだと思います。

島で7年ほど暮らしたのちに地元の東京へ戻り「島」をコンセプトにした飲食店にオープニングスタッフとして参加。その後、機能性野菜を扱う食品メーカーに勤め、レシピ企画職を経てフリーランスとして活動を始めました。

遅咲きのフリーランスはいつも必死、でも「人生に遅すぎることはない!」

……と、いった感じの自己紹介をすると、多くの人が「いろいろできてスゴイね!」なんて褒めてくれます。

でも、現実はそんな華やかなものではなく、いつも必死です。私がフリーランスになったのは40歳を過ぎてから。同年代で知名度の高い料理家さんたちと比べて、後ろ盾のない私は仕事を選べる身分にはありません。いただける仕事で、できることなら何でもいたします!というスタンスなのです。

そんな私の座右の銘は「人生に遅すぎることはない!」。そう考えるようになったのは、父の存在が大きいです。ちょうど今の私と同じ歳くらいの40代半ばから、初心者の状態で英語を学び始めて英語でのコミュニュケーションができるようになったり、70歳を過ぎてからピアノにも挑戦して、最初は鍵盤の上で固まっていた指が、根気よく続けるうちに、なんとなく弾けるようになり、いまではすらすらと曲を奏でるようになっていくようになったりと、チャンレジ精神の塊のような人。そんな父の姿から、「何かを始めるのにもう遅いという言い訳はできないな」と教えられた気がします。

趣味でも仕事でも、もし「やりたい!」と思えることがあって、チャンスが目の前にあるのに、もし年齢が理由で躊躇しているなら、諦める前に一度チャレンジしても損はない、と思うのです。

ただ、すべてがうまくいくわけではないですし、ダメなものは頑張ってもダメ。チャレンジしてダメなら、それがわかっただけでも大きな収穫。そして私もまだまだ、フードコーディネーターとして歩み続けたいでのす。

記事を書くときのモットーは「料理レシピ+α」

私が得意な料理は普段の家庭料理。見た目が華やかな映える料理ではありません。でも、毎日食べても飽きない健康的なレシピ情報を発信したいと常に思っています。

自分自身、歳を重ねるごとに健康に過ごすうえで食事の大切さを痛感するようになりました。最近は夫婦揃って中性脂肪や胃腸の調子を気にするようになりましたが、あまり節制しすぎて楽しみが減るのも辛い。だから、「季節の料理をおいしく適度に」が、我が家の食卓、そしてみなさまにご紹介するレシピのモットーです。

また、ただレシピを伝えるだけでなく、食材の使い方や保存方法などの「余談」も重要と考えます。一般的にレシピ情報は、できるだけ短いフレーズで書くのですが、じつは省略せざるを得ない情報に、よりおいしくする秘訣があることが多いのです。

たとえばしょうがの皮むき。スプーンでこするようにすれば、無駄が少なく薄くむけます。

さらに付け加えると、しょうがは皮部分に香りが強いので、汚れを洗い流し、汚れている部分だけ落とせばOKなのです。

香りは料理のおいしさの要素のひとつ。しょうがの剥き方ひとつで料理の仕上がりに違いがでることもあるんです!というわけで、STYLEライターの記事では、読者のみなさまの役に立つ“余談”を盛り込んだレシピ情報を発信していきたいと思っています。

「唐揚げ レシピ」でGoogle検索の1位に!

最後に少しだけ自慢話をさせてください。フードコーディネーター/オウチゴハン研究家としての活動を続けるなかで、多くのプロ料理家が参加するレシピメディアから「唐揚げ」のレシピコラム執筆依頼をいただきました。そしてその記事が公開後しばらくして、Google検索で1位になったんです!

私の実家は鶏肉料理店なので、唐揚げは妥協できない想い入れのある料理だったから、この結果は本当にうれしかったです。

それを機に、そのほかのレシピを見てくださる方や、料理本に掲載するためのレシピ制作の業務をいただく機会が少しずつ増えました。

しかし先に述べたとおり私は“遅咲き”ですから、今後も積極的に発信を続けます。サンキュ!STYLEライターにチャレンジしたのもその一環。サンキュ!は多くの主婦から支持される媒体ですから、自分自身も主婦として微力ながら、お役にたてるレシピ情報を発信したいと考えています。

そして、ぜひ「唐揚げ レシピ」で検索してみてください!

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