縫わないでつくる簡易マスク!手づくりマスクを失敗した主婦が自分にピッタリのマスクを見つけた
2020/04/08
「自分、不器用ですから……」を地で行くサンキュ!STYLEライター・さださあやです。
マスク不足の今、マスクを手づくりするかたも多いと思います。私も「簡単につくれる♪」と紹介されていたものを見て、いつのまにやら「わたしにもできそう!」とつくってみたものの……そんなに簡単じゃなかった!
初めての自作マスクは大失敗に終わった私が見つけた、よい商品をご紹介します。
わが家の不織布マスクの底が見えてきたのが2月の終わり。それからは、人混みに出かけるとき以外は、実母作の花柄マスクを使っております。ほかにも、自作マスクのために買ったガーゼ生地をたたんで簡易マスクとして使っているのですが、どちらも柄物。
もう少し落ち着いたものも欲しいと思い、夫の分もいっしょに手に入れたのがこちら。今治タオルをつくる、コンテックス株式会社の簡易マスクセットです。
どんな商品なの?
こちらはガーゼハンカチと、靴下を縫製した際に出る端材である、わっかがセットになっています。靴下のわっかがマスクのゴムに使えるとは!でもたしかに伸縮性はあるし、素材も柔らかい。
大きいほうが500円。ガーゼハンカチのサイズは34×37cmです。
小さいほうは400円。サイズは28×28cmです。
ふたつの大きさを比べてみるとこのような感じです。
小さいほうでつくってみた
ハンカチでつくる簡易マスクは、だいたい四つ折りまたは三つ折りにするつくり方が一般的ですが、小さめサイズはこのように折れば問題なくつくれます。
まず、角と角をくっつけて
真ん中で二つ折りにしてわっかを通します。
左右を折って
完成です。
小さめサイズなのできちんとつくれるか心配でしたが装着しても問題なし。これまで自分では50×50cmの布で簡易マスクをつくっていて、大きすぎることが悩みだったので、むしろこちらのサイズのほうがつけていて違和感がありません。
大きいほうはこんな感じ
大きなほうは三つ折りにしてつくってみました。
基本的なつくり方は、小さいほうと同じです。
左右を折るときにサイズが調整できます。夫は重ねないほうが自分の顔のサイズには合っていると言っていました。
着用した感じはこちらです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、小さめサイズと比べるとだいぶ大きさが違います。しかし全体を覆う感じになるので、気持ちの部分だけですが安心感はあります。
アレンジも可能!
商品の説明書に書かれてありましたが、じゃばら状に折るとプリーツマスクのように縦方向の調整ができるようになるとか。そちらもやってみました。
なんとなく、段にして折っていくと……
それっぽいものが完成。
着用するとこのような感じです。これだと、鼻の部分がしっかり隠れますね。
簡易でもリスクを下げるのには有効
一部では布マスクでは効果がないといわれていますが、感染する・させるリスクを軽減するという意味では有効だと思います。手に入るなら不織布マスクのほうがいいのかもしれませんが、今はなかなか買うことすらできません。
自作マスクをつくっても、サイズ感を誤り、さらには縮ませてしまって使えないものにしてしまった筆者。一度失敗すると、次に作る気力がなかなか湧いてきません。そんなときに出合った簡易マスク。キットがあったのでスムーズでしたが、そのキットもネットで調べると売り切れているところが多いようです。でも、家にあるガーゼハンカチや靴下を利用すれば身近な材料でもつくれます。
「簡易」マスクとはいえ、サイズを微調整することができるなどメリットもあります。「そろそろ不織布マスクがなくなるけど、手づくりは苦手だしどうしよう」と思われているかたは、こちらで口や鼻を守ってみてはいかがでしょうか。
◆記事を書いたのは・・・さださあや
コスパ重視のやりくりマニア。お金のことを中心に、小さな工夫で暮らしが快適になるヒントを日々研究中。超がつくほどの不器用で、裁縫は大の苦手。
※記事内の商品価格は、表記がない限り消費税抜きの価格です。