暑い夏は、プールや海など水のレジャーを楽しむ機会が増えますよね。そうしたシーンで、濡らしたくない荷物や、逆に濡れてしまった衣類の持ち運びに困ったことはありませんか。
今回は、そんなお悩みをサクッと解決してくれる、ダイソーの「レジャー用防水バッグ」(容量約15L・550円)をピックアップ。
スーツケースひとつで4カ月の乗船勤務をこなしていた経験から、多用途アイテムには敏感な元クルーズ船乗組員のKota(コタ)が、この商品の魅力を徹底解説します。

ドライバッグ(防水バッグ)って何?
ドライバッグは、大事な荷物を水濡れから守る、防水性が高いバッグのこと。防水素材で作られており、バッグの口をくるくると折り返して両脇をバックルで留める「ロールトップ」が特徴的。各アウトドアメーカーから、さまざまなサイズ・形で展開されています。
キャンプや登山、サーフィンなど、本格的なアウトドア用というイメージが強いかもしれませんが、実は、ふだんの暮らしでもいろいろな場面で役立つアイテム。
高機能なだけに数千円するものが多いなか、ダイソーでは、なんと550円で手に入ります。この値段なら気軽にお試しできますよね。
ただし、防水性能は「完全防水」ではなく、「生活防水」レベル。水を入れたり水没させたりはNGなので、注意が必要です。
防水バッグの活用法3選
1. 濡らしたくない荷物を入れる
スマホやモバイルバッテリーなどの電子機器は、プールや海で置き場所に困るアイテムの代表格。ロッカーには入れず近くに置いておきたいけれど、濡れると壊れる心配が…。水から上がった後に使うタオルなんかも、濡らしたくないですよね。
防水バッグはこれらをまるっと収納できて、水しぶきがかかったり、濡れた水着のまま持ち歩いても、中はしっかりドライのままで安心。付属のストラップを取りつければショルダーバッグとしても使えるので、持ち運びもラクラクです。
2. 水や汗で濡れた衣類を入れる
濡れると困るものはもちろん、逆に濡れたものを持ち運ぶのにも◎。プールや海に入った後の水着や、汗をたっぷり吸った衣類など、夏は何かと「濡れもの」が増えがち。防水バッグに入れれば、ほかの荷物を濡らしたり汚したりせずに持ち運べますよ。
耐久性が高い塩化ビニル樹脂(PVC)製で、「いつの間にか袋が破れて水が漏れていた…」なんていう心配もなさそう。我が家の家族4人分の水着が入る収納力も頼もしい限りです。
3. 傘入れとして車内で使う
夏に頻発するゲリラ豪雨。雨が降ると車の出番が増えますが、車内での濡れた傘の収納は悩みのタネ。そのまま持ち込むとシートが濡れて不快なだけでなく、ニオイの原因にもなってしまいます。
ここでも活躍するのが防水バッグ。付属のストラップを使ってヘッドレストに取りつけたら、濡れた傘を直接入れるだけ。4本程度なら余裕で入ります。筒状で口が大きく開くので、子どもでも簡単に出し入れできるのにくわえて、水を捨てたり乾かしたりといったお手入れが簡単なのもうれしいポイント。
レジャー用防水バッグで、濡れるストレスを手放そう!
水に触れる機会が多い夏は、うっかり濡れるシーンも増えがち。でも、今回ご紹介したダイソーの「レジャー用防水バッグ」があれば、さまざまな場面での“濡れるリスク”をしっかりカバーしてくれるはず。プチプラでマルチに使えて、コスパも優秀です。
暑くて体力もやる気もダウンする夏こそ、頼れるアイテムを取り入れて、この時期ならではのストレスをひとつ手放してみませんか。
■執筆/Kota
元クルーズ船乗組員。狭い船室で、4カ月の乗船勤務をスーツケースひとつでこなした経験から、厳選したモノで心地よく暮らすヒントを発信。10年以上の完全ワンオペ育児で身につけた、ムリなく続けられる家事アイデアの紹介も得意としている。
編集/サンキュ!編集部